そうですか…
そうなりましたか…
【 2020年12月2日 】
これは昨日の数字になりますが、やはり遅行指標である「死亡者数」が増えてきたなぁ…という印象です。
「COVID-19」の特性が変わったわけではないので、特に「後期高齢者」と「基礎疾患者」が感染すると重症化は避けられません。
先に直近4日間の数字を確認します。
【 12月 2日-1日 】
【 11月 30日-29日 】
注目は「検査数」と「陽性者数」、それから割り出された「陽性率」になります。
現在も検査を受けたくても「受けられない」や「断られた」等の発言があるみたいですが、症状が出てから10日もすれば他人様に感染させることはほぼ無いとはいえ、現状はホットスポットや濃厚接触者の検査を優先しているので検査体制が不十分ではあります。
確かに現在の検査体制は不十分ですが、大阪府の検査数は3,000件弱~6,000件弱と安定しているので市中感染を測る意味ではコレでも十分です。
要はこのままいけば【第三波】のピークアウトを迎えたと予想できますが
感染拡大期の上がり方に比べ減少期の下げ幅が緩やかになります。これは「COVID-19」の特性でもありますが、潜伏期間の長さや回復に至るまでに一定期間を要するので治療薬がある「インフルエンザ」とは異なります。
この感染拡大期の上がり方は世界的にもほぼ差異がありません。
【 最悪のシナリオ 】
現在のいわゆる【第三波】がピークアウトを迎えようが、順当に考えれば来年2021年2~3月には【第四波】の襲来が予想できます。
「風邪」や「インフルエンザ」しかり、冬季はどうしてもこの手の類が流行しますからね。
これなぁ…
現時点で確定している事を書いておきますが、「若者にはただの風邪」と言ってるアホもようけいましたよね?
このペースで行くと来年は就職できない若者がかなり出てきますね。いわゆる「就職氷河期」ってやつね!
別に脅しではなく、ここまで社会経済が停滞してしまうと企業の体力が無くなります。
たぶん来年には「需給ギャップ」という言葉がニュース等で取り上げられる機会が増していくと思いますが、もう2008年のリーマンショック時を超える乖離幅になっています。
例えば24時間営業ができなくなるコンビニも全国的に出てくるだろうし、戦力であるフリーター枠を確保しようと思ったら日中の主婦枠や学生枠を削らないと経営できなくなるんですよ。
あくまでも「例えば」の話ですが、こんな調子だと年度末までに笑えないレベルの自殺者が出てくるんだろうと思います。
もちろんその多くが「経営者」の可能性が高いわけですが、企業数が減っていけば勤め先も減少していくわけで…
あとはわかるね?
少なくとも「指定感染症Ⅱ類相当」を外さないと取り返しのつかないレベルになると思うんだけどね?
なんか…しんどっ…
おわり。