はい、それでは!
当初は軽い気持ちで応募しましたが、このような美術展に出展する以上は持てる力というか、本気を出さないことには「失礼」を通り越して「侮辱」になりますからね!
まして非協会員だし…
会場の「堺市立文化館」へはJR阪和線【堺市駅】を下車、徒歩5分ほどです。
この2つのタワマンが目印です。
堺市駅に直結している商業施設「ベルマージュ堺」ですが、なんとなんと3FにコーナンとダイソーがWで入っている…正にパラダイス!
このような小さめの商業施設だったのでコーナンは売り場面積が狭く少し物足りませんが、ダイソーは2店舗?というかめちゃくちゃ広かったような…。
今回は60回目の美術展ということで…冷静に考えると歴史がありますよね。
基本的には協会員及びご家族、交友関係を誘っての来場になると思われます。会場の広さは搬入時に確認しましたが、曜日や時間帯によってはそれなりに混雑するだろうし、それこそ「密」とか言われても鬱陶しいし。
なので雨の日です!
【 堺美術協会展2021 】
2階に2フロア+3階に2フロア&各廊下にも展示物が並び、今回は「前半」ですがかなり展示物が多い印象です。
【 会場の雰囲気 】
まぁよくある感じですが、展示物の撮影は原則的にOKです!
撮影不可の作品は撮影NGのプレートが付いており数としては数点でしたかね。
ちょっと気になったのが廊下はやはり薄暗く、そこにも作品が並んでいるわけですが、やっぱり一般公募の作品になるのか…?
今回は「第60回記念」だったので応募作品については全て展示する方針だったみたいです。
ではここで!
ちょっと確認。
数は数えていませんが、前半だけでコレだけの数の作品が並びます。
今回新設された「新ジャンル」はある意味“無国籍”だから、著作権や肖像権を侵害していなければ何でもアリです!
搬入時に3点を確認していましたが、やはり全てが「3Dの立体物」でした。
この場違い感よねw
まぁ「まろパパ」として作品を作ってるから嘘ではないし、搬入時に協会の年配スタッフから『これは新ジャンルやなぁ』とお褒め?の言葉も頂いたので既に納得しています。(※出来には納得してない!)
で だ !
受付用紙を持って行った際にスタッフと少しお話をしましたが、今回の美術展に限らず圧倒的に「絵画」が多いそうです。全体の9割以上かな?
そうですねぇ…
別にディスるわけではありませんが、「絵画」とはキャンバスと筆と絵具があれば取り掛かることができ、「絵を描く」という内容としては小学校で習いますよね?
もちろん最終的には技術やセンスを問われるので素人が簡単にできるわけではありませんが、非常に入りやすい分野なので作品数が多くなるそうです。
一方の3Dの立体物は…
圧倒的に少ないそうです。
有名な物では「陶芸」や「彫刻」になりますが、まずは制作に必要不可欠な「ろくろ」等の機材や道具を持ってないし、何より「師」がいなければ基本的なことが学べません。
よっぽどセンスがあれば可能なのかもしれませんが、「独学」による「我流」は原則的に通用しないと思った方がよろしいかと。流派とかもあるしね。
要はね、このような美術展に出展する場合は「3Dの立体物」を作った方がライバルが少ないので目立つ場所に展示してくれる可能性が高いと言えます!(※2021年現在)
はい、それでは!
このような「芸術/アート」の世界観では最終的に各々の「好み」になると思います。
僕が気になった作品を少し紹介したいと思います。
【 おっぱい神 】
作者:重松 恵美子さん
【 -祈り- 千陀地蔵 】
作者:黒田 重信さん
【 ピエロ S.I. 】
作者:板谷 久さん
【あなたの一番になりたい】
作者:近藤 正一さん
どうでしょうか?
同じ「絵を描く」といってもこれだけ雰囲気が異なるんですよね!
続いてー。
僕と同じ「新ジャンル」で応募されたレジン作品ですが、搬入時に時間があったので特に角度をじっくり確認してました。
【 水面 】
作者:田原 茉奈さん
「レジン」といえば「常温鋳造法/型流し」の代表格であり、現在ではフィギュアの複製等や小物制作のホビーとしても一般的になってきました。
まずはこの量ですよね(笑)
※ 2021年9月12日訂正
作者様よりご連絡を頂きましたが、コチラの作品は「レジン」ではなく「ガラス」になるそうです。また部門につきましても「新ジャンル」ではなく「フュージング」ということで、未確認で作品の説明をしてしまい誠に申し訳ございませんでした。
「レジン」であれば以下の説明で問題ありませんが「ガラス」ということなので僕には作り方がわからないし、綺麗に角を落としてる辺りにも相当時間がかかっていると思います。あとは総重量が気になりますね。25㎏ぐらいかな?
今までのレジンアートであれば樹脂を充填する手法が多く用いられていましたよね。
有名な物では「水」をイメージした「ジララマ」なんかは見たことがある人も多いと存じます。
この作品は樹脂を段階的に流し、角度をつけて固め着色する技法を採用しています。
国内でどの程度広がっているのかは知りませんが、海外では巨大な作品もすでに多いですからね!
要は「レジン+絵画」のコンビなので「絵画」でありながら奥行を感じさせる立体的な作品を制作でき、発想力次第では作品が大きく化けます!
言えることは1つ…
失敗は許されない…
僕の「アルミホイル作品」であれば材料の原価は微々たるものなので何度失敗しようが経済的な損失は限定的です。(※指や腕はボロボロになる)
僕のも見とく?
特等席やな(笑)
アホっぽいなwww
既に次の作品の構想には入っており、六面体を超える「十面体」を予定していますw
バッカだなぁwww
おわり