はい、それでは!
8月15日の金曜ロードショーで7年ぶり14回目の「火垂るの墓」が放送されましたがご覧になられましたかね?
僕はですね、この日は息子と和歌山県高野町まで行ってきましたが、2時起きだったこともあり晩飯を食ってから寝ました。
そもそも録画をしてるのでリアルタイムで観る必要はないし、それこそ本作は5回ほどは観てるので別に観なくても…が本音でもありますけど。
本編を書く前に少し紹介したいことがありますが、この日はNHKだったかなひめゆり学徒隊のことを描いた「COCOON / コクーン」というアニメも放送を予定してました。
今年3月にBSで先行放送されたみたいですが、8月15日の放送が8月25日に変更されていました。どうりで探しても無かったハズだw
ここだけを見ると放送日が決定~みたいに書かれていますが確か6月頃には情報が出ていたような…とにかく8月25日…月曜日なんだな。
というか1週間後ですな!
↑ これが朝ごはんw
朝からこんな食う奴おりゅ?w
【 火垂るの墓 / 1988年 】
どうですかね、14歳と4歳の幼い兄妹が死んでいく物語なので観てて気持ちの良いものではありませんが反戦アニメではないので間違えないように!
でね、高畑監督が『観た人それぞれが戦争に対して考えて欲しい』みたいなことをコメントしてたと思いますが、この作品を観て何を感じ何を想うかは人による。ってことで特に正解はありません。
だから難しいんだよね。
本作が88分なのに対しこの解説動画が約100分と少し長いですが、8月22日まで限定公開されているので一度観てくださいね!
でね、岡田斗司夫の解説はとてもわかりやすく理解しやすいというか、作品を深掘りすためにも観た方がいいですが、この人の話を全て信じるというか完全に受け入れるとそれも良くない。
つまり「確証バイアス」の話になりますが、ネット世界では『この人の言ってることは間違いないだろう』という感じで自らの頭で考えることなく拡声器になってるアホが多いですよね? 中にはbotもあるだろうけど。
要は「認識/にんしき」の話も絡んできますが、80年も前の事象を正確に調べることはできません。
だって生まれてないもんね?
だからね、80年前に限らず昔のことを正確に調べようと思ったらタイムマシンに乗って過去に戻らないといけませんが物理的に不可能。
つまり、現在言われてる戦争に関することは実際に聞いたという伝聞であったり、多くの文献や証言(証拠)から『およそそうであろう。』が非常に多いわけですね。
この辺りを書き出すとスッゲー長くなるので今回は割愛しますが、その「靖国問題」を書く前に補足としてどこかで書きたいと思います。
盛り上がってたよねw
楽しそうで何よりですw
この靖国神社に関することでは「天皇陛下」「A級戦犯」「合祀/分祀」「首相の参拝」「政教分離」というワードがセットで付いてくるので一般人には難しいというか、あえて触れない人も多いのではないでしょうか?
そうですよね、下手なことを書くと自称保守と名乗ってるアホからウザ絡みされるので僕的にもオススメはしませんが、僕が調べたわかる範囲で『この部分は間違いないであろう』をわかりやすく解説したいと思います。
8月10日にフラグを立てておきましたが、実は公益財団法人全日本仏教会(全仏)は現職首相の公式参拝を明確に否定しています。
だからね、この辺りも含まないといけないからまとめるのに時間を要しますが、とにかく「靖国の桜の下でまた会おう」は現代語訳で少し意味が変わってる気がするんですよね。
すでに脱線しはじめてきたので話を戻したいと思いますが、火垂るの墓の世界において幼い兄妹の運命を変えたのが神戸大空襲になります。
被害面積は神戸周辺都市部の21%に及び戦災家屋数14万1,983戸、総戦災者数は罹災者53万858人、死者7,491人、負傷者1万7,002人とされるがこれは確定的なものではなく実際はさらに膨大な被害であったと推測されている。
神戸市の人口1,000人当たりの戦争被害率は47.4人であり人口および面積から換算した被害率としては当時の「五大都市」の中でも最悪の数字であった。
Wikiで調べるとこのような数字が出てきましたが、戦災家屋数は当時の地図から割り出せ誤差があっても数十個程度なのでほぼ間違い数字だとしても死傷者数については『少なくとも~』であり実数を把握することは困難というか不可能になります。
でね、日本の戦争史というか先の大戦を語る上で広島と長崎への原爆投下がよく語られますが、日本全土に行われた民間人を対象とした無差別爆撃(大量虐殺)による死傷者の方が甚大だし完全な戦争犯罪でもあります。
せっかくなんでね!
【 国宝:姫路城(白鷺城) 】
現存12天守の1つであり日本100名城(59)であり世界文化遺産。
なぜ、この姫路城が2度にわたる姫路空襲で焼失から逃れ現代に残ったのかご存じですかね?
ザックリと黒い網を掛けたことでB-29爆撃機のレーダーが沼地と誤認識し機長アーサー・トームズの判断で爆撃しなかった。とされています。
この辺りも調べたら出てきますが事実がどうだったのか?なんて個人で調べることはできませんけどね。
だからね、火垂るの墓を作品として観るだけではなく、関連する内容として“視野”を広げることでまた“違ったモノ”に気付くともあるんじゃない?
というお話でした。
とても美味しかったです。
おわり