3月19日にタイゴーストザリガニが産卵しました。
これ自体は別記事で書いたので割愛しますが本日24日で抱卵6日目。
すでに失敗がほぼ確定しました。
昨年の失敗の時もかなり関連記事を調べましたが、なかなか途中経過と言うか「どのように死んでいくのか?」の記述が見つかりません。
多くの方がザリガニ飼育の過程をブログやSNSで情報発信されていますが、問題は事細かく書けるブログの方です。
無料ブログサービスを利用されている方が大半だと思いますが、残念な事にサブドメイン形式は1年ほどで記事が埋もれていきます。
これが原因でなかなか調べたい情報に辿り着けないと考えられます。
とにかく多いのが「卵の色」「有精卵と無精卵の違い」とかそんな感じです。
実際にザリガニの抱卵を失敗されている方が多いと思うので、今回の失敗例を見て飼育されている生体の状態を再確認して頂けると幸いです。
まず、3月19日【抱卵初日】
深夜に産卵したと思いますが、朝(数時間後)確認した時点ですでに色が変わった【無精卵】が10個ほど確認できました。
ここでの疑問
・無精卵が点在した時点で全ての卵が無精卵確定となるのか?
これが良くわからない!
有精卵を産んでも一定確率で無精卵が混ざるのか?
3月21日【抱卵3日目-夜】
点在していた【無精卵】はほぼお腹から落ちました。
残った卵はツルツルテカテカで元気そう…?
改めて確認すると、すでに卵が真円から崩れだしてるね!
そして、よく確認すると
黒い斑点が2個!
調べるとこれがベビーの目らしいとの事でしたが、この黒がどんどん増殖し1つになり拡大していきます。
それがこちら 3月23日【抱卵5日目-夜】
例えるなら、もののけ姫のアシタカの右腕!
3月23日【抱卵5日目-朝】
確認した時点で4日目よりも色の変わった卵が増えました。
3月23日【抱卵5日目-夜】
これが最新画像
黒い斑点が一気に増殖しています。
ウグイスボールみたいな感じです。
水から引き上げるとこんな色味。
そして、一気に数が減りました。
原因はこのメスが自ら千切って食べています。
【食卵】というのか、ストレスがあると食べるとか?食べないとか?
ちなみに
赤虫みたいな糞をします。
ここでの疑問
・抱卵中はおとなしくなる。
これは良く書かれていますよね!
そして、食欲がなくなるとか?
このメスは比較的食欲があり、よく動きエサを与えないと卵を食べます。
なんでやろ?
前回の抱卵失敗は昨年11月で今回と同じメスでした。
これがその時の画像ですが、日に日に卵がオレンジになって全滅しました。
卵の減り方をグラフにするとこんな感じ。
(縦軸が卵の数 横軸が経過日数)
1週間ほどで全滅でしたね!
今回の卵の減り方を重ねると
前回とは若干異なるものの
今後はどうなるのか?
まぁ…たぶん一番下のラインでしょうね…
って言うか
無精卵だったら無精卵で1日以内で変色くれたら判断しやすいですが、中途半端に変色していくと
・有精卵が死んでいってるのでは?
こう考えるのが普通だと思います。
今回のメスの産卵は現在の我が家の飼育環境や時間軸で考えると、オスと交尾をしていない可能性が濃厚です。
ここで疑問
・交尾をしなくても卵を産むのか?
これもなかなか記述が出てきませんが、ニワトリと同様に「卵を産む」という行為は人間で例えれば「妊娠ではなく排卵」になります。
つまりは自然に起こりうる生理現象なので、セメント線が出たメスが無精卵を産んでもおかしくありません。
今回のメスの産卵はやっぱりソレかな?っと。
であれば?
前回の大失敗も実は全て無精卵だったとも考えられますね!
ってことは?
失敗でも何でもないという事になります。
ただ
無精卵を産まれるとそれはそれで後の掃除が大変です。
それに期待しちゃいますよね?
今回の産卵も息子が喜んでね…
とにかく、色んな意味で残念です。
とは言うものの
実はこのタイミングで産卵してくれたので、久しぶりの抱卵観察から現在製作しているザリガニ専用オーバーフロー水槽をさらに合理的にすることができました。
今回は【その1】として記事を書きましたが、今後1週間以内に卵が全滅すると思うので【その2】で6日目以降の記録を紹介します。
また???タイゴーストザリガニの抱卵の大失敗【その2(完結)】 へ