では、改造に入りたいと思います。
内容は前回載せた4個同時製作のロックシードと大差がありませんが、派生を除く【壊れシリーズ】の最後の改造になると思うので楽しんでいこうと思います。
時間効率を考えて、ロックシード本体とフロントフェイスを同時に作業します。
先に本体裏側の下2本のビスを抜いて分解します。
割愛してましたが、穴を埋める部分には小さなチョボがあります。
これは【SGロックシード】特有のものになり、フェイスを戻した際に開かないようにする為のロック機能になります。
これが無くなる事でフロントフェイスがプラプラの状態になります。
本来は残すべき部位になりますが、【開いた状態】が完成形になるし手間を考えると…切除します!
ピンボケ…
最終はパテ処理をするので大きく削っても大丈夫です。
さらにピンボケ…
削れたので軽量紙ねんどを詰めていきます。
その後エポキシ樹脂で固めます。
続いて本体に取り掛かります。
傷は【裂傷】なので下書きをします。
今回は横一の傷ですね!
これがポイント!
左側面
ここは大きく削るので、内部パーツとの干渉チェックが必要になります。
右側面
こちらも大きく削りますが…開錠ボタンが絡んできますね!
機能を殺さないように仕上げるので、どこまで削れるかはボタンを触りながら都度確認が必要になります。
まずはグラインダーで刃が入る限界まで削ります。
反対側
ここまで削れたらルーターに変更します。
っとその前に!
削る部分のシールが邪魔になるので、先にカッターナイフでラインを入れ切除しておきます。
【マツボックリ・改】は傷の深さもポイントになるので、インナープレートは全て貫通させます。
左側面
内部にスプリングがありますが、内壁があり干渉しないのでガッツリ削っても問題ありません。
最終はここまで削りました。
本当はもう少し大きく削った方が良いのですが、本体の角にあたるインナープレートの底部分(内壁)がこれ以上削れず、物理的にこれ以上深さを稼げないのでバランスを見てここで止めました。
左側面
問題はこっちです。
場所的に開錠ボタンの下側に絡んできます。
内部に内壁もないので削り過ぎると開錠できない恐れがあります。
最終はここまで削りました。
これが限界ですね!
本体樹脂の厚みは均一なので当然ここまで穴があきます。
軽量紙ねんどを詰めるにしろ、ボタンに干渉するので機能を残すのであればこれが限界ラインです。