
2017年9月某日 午前0時の大阪城公園
流石に人がいませんね…
画面中央 ぴょこんと飛び出しているのが大阪城天守閣です。
明かりがついてる?
誰かおるのかね?お化け?

場所はいつもの公園南部の人工の小川
調子に乗ってチャリで来ました。
ここで深夜の生体観察をしようと思います。
この画像では明るく映っていますが、前回来た時に街灯の位置を確認しており…

向かって右側が小川になりますが予想通りの暗さです。
そこで!

・観察用にSMDタイプ
・撮影用にズーム機能付きXM-L U2
2種類のハンディライトを用意しました。
先に明るさの違いを確認しますが

まずはSMDタイプ
観察が目的ならこれで十分です。
iPhone6(フラッシュ無し)での撮影になります。

続いてXM-L U2
少し絞っていますが対象まで約3m
撮影に適した明るさになります。
では、生体の確認をしていきます。

昼間と変わらんなぁ…
あっ!

ドジョウを発見!!!
しかも相当デカい!
推定で体長15㎝です。何歳だ?

寝ているオス
前回ベビーを捕まえに来た時は「ザリガニすくい」と表現しましたが、深夜になると「ザリガニつかみ」が可能ですね!

この中にザリガニが10匹以上います。
深夜に来た一番の目的は「寝ているザリガニ同士の距離感」の確認です。
すでにベビーザリガニ水槽を稼働させていますが、生まれ育った環境を出来るだけ再現するための確認です。

画像ではわかりにくいですが、これはデカい!
ちなみに寝てました。
ザリガニは陸上に上がってもすぐには死にませんがエラ呼吸になります。

これは比較的小さいですが、すでに赤いですね!

コッチは生まれた時の色のままというか、どす黒いままです。
同じ環境で同じ月齢でこの色の違いは何だろうね?
単純に個体差かな?

そうそう、この画も確認したかったんですよね!
ザリガニと魚が仲良く寝ています。
自然界においては一見するとシュールな感じもするけど、意外とこんなもんか!
我が家の水槽も夜はこんな感じになっています。

本当はこの奥に行きたいのですが

看板『入ったらアカンで~っ』

昼間でもここに入るのは躊躇しますが、夜間はなおさらです。
ただ…
生体の確認をしたかった…
ここはまた別世界のような気がします…

綺麗なオスです。
これぞアメリカザリガニですね!

こちらはオスとメスのペア
仲が良いのか…お邪魔してしまったのか…
これは相性の問題か…
我が家の大きなオスとメスは相当仲が悪いです。
この距離だと確実にバトルが始まりますね…

夜間だとよく確認できますが、このような大きな岩の下の隙間に3歳以上の生体が多いですね!
動画はこちら ↓
一番最後に卵を抱えたメスのザリガニを見つけました。
昼間はまず見れませんね!

ちょっとわかりにくいかな?

ちょっとアップ
どれぐらいの数があるんだろうね?
昼間とまた雰囲気が違うと思い深夜に来ましたが

意外とドジョウが多く、ヤゴや手長エビは確認できませんでした。
で
大都会のど真ん中じゃないですか?
夏休みがすでに終わりましたが、この場所なら小さい子供を一緒に連れて夜間の観察が簡単にできますね!
20~30分の観察でも小さな自然を満喫できると思います。
来年にでも是非どうぞ!!!