11月28日に大阪・本町(せんば心斎橋筋商店街内)にオープンしたレーザー加工専門店【K-factory】
目を引いたので商品を見ていきたいと思います。
このお店を取り上げているブログ記事を数個確認しましたが、僕は僕なりの物づくりの観点からお伝えしたいと思います。
こちらの看板商品が店舗内の機械でレーザー加工をする【オリジナルスマホケース / iPhone用】になります。
こちらが価格表になります。
レーザー加工賃＋スマホケース代の合算金額になり、現在は「木」か「アクリル」の素材の加工だけですが、スマホケースのベースは「木」のみになります。
レーザーならではの線の細かさが確認できます。
画だけではなく「文字」のみも可能です。
「魑魅魍魎 / ちみもうりょう」
懐かしいね！
2005年のホリエモンの衆院選出馬の時ぐらいに流行った記憶です。
これはサンプルなので素材が違いますが、誰だろうこの女性？
………
左はナニワトモアレのユキちゃん？
店内には多くの展示品があり、そのまま商品として購入も可能です。
iPhone用ケースは3種類の色味から選ぶことができます。
掘りたい物の色味によって完成時の風合いが少し異なるので店員さんに要相談がオススメです。
こちらが実際のレーザー加工の様子になります。
レーザーが左右に動き「焼いて掘っていく」感じなので3Dプリンターの逆版と言えばわかりやすいかな？
スマホの画像フォルダからでもデータを読み込めるので、撮ってきたばかりの写真などもその場でレーザー加工が可能で製作時間は約10分です。
オリジナルを製作する場合はデータの色味が重要になるので
色がはっきりしている物はこれぐらいの濃淡ができます。
あくまでもレーザーの出力でカラーを再現し濃淡を出していくので
これは木のベース色の比較も兼ねていますが、元のデータの色味が薄い物はパッと見のアウトラインがぼけたりしますね！
ただ
光の角度を変えてあげるとしっかりレーザーを照射しているのが確認ができますね！
この商品の一番のウイークポイントだと思いますが、単純に好みが分かれると思います。
左の男性は白系のシャツと思われますが、浅くレーザーを照射しているので擦れによる経年劣化がどうなるのかも少し気になります。
大事に使えば問題ない話ですけどね！
こちらがアクリルになります。
データを反転させ裏側を掘っているので正面は無加工のツルツル状態で、これが加工の基本形になりますが
こちらが反転をしなかった正面掘りのサンプルで、触ると少しザラザラするので磨りガラスの様な感じです。
これも好みが分かれる所ですが、どちらも製作が可能となります。
もう一度価格を確認します。
店舗を構え、オリジナルの現物加工の商品としてはリーズナブルではないでしょうか？
なにより
内税(総額表記)です！
今どき珍しいなぁと思いましたね！
特に訪日外国人観光客を意識しており、端数を嫌がる外国人にはわかりやすいそうです。
これって大事な事だよね？
本来は内税(総額)表記にしないといけないのですが、消費税転嫁対策特別措置法の時限的緩和により消費税が8％に上がってから外税表記が認められており、平成33年3月31まで再々延長となりました。
複数の商品を購入したり、価格が高い物だと精算時に消費税の8％がリアルに響き個人的には『うっとおしい』の一言ですが、自民党の支持母体は経団連です。
もうわかりますよね？
ちなみにこの店舗は
Yahoo!ニュースにも掲載されましたが
代表はとても若くイケメン。
僕の数多くの質問にも丁寧に回答をしてくれて好印象でした。
たぶんね…途中から…
『コイツ客じゃねーな』って感じてたと思います(笑)
※当ブログの記事にする旨は伝えています。
ついでに別件で
hideギター【モンキーポッド】
どのような風合いに仕上がるのか話を聞きましたが、ここまでカラフルで細かいと…やってみないとわからないそうです。
あとね
社名ロゴなどは当然アウト(製作不可)ですが著作権、肖像権に関する物もかなり厳しい印象でした。
どこまでが「個人利用の範囲」になるのか？
これは難しい問題だと思います。
スマホの国内出荷台数は頭打ちから減少に転じ、スマホケースも量販店をはじめ数多くのラインナップがありますが、既製品はすぐに飽きるよね？
そう！
これからはスマホケースも自己主張の時代です！
思い出にもなるし、興味のある方は是非店舗へ足を運んでください！