では改造に入りますが、傷の形成の前にする事があります。
ロックシード改造のベースは全て【SG】ですが、【DX】と比較するとフロントフェイスの裏側の一部に穴が開いています!
また、センターにフロントフェイスを固定するためのチョボがあります。
こちらが【DX】です。
区別する為に光らせています。
こちらを見ると連結部分が綺麗にアールになっています。
これは構造の違いで
スケルトン仕様の【DXカチドキL.S.】で見ると良く分かりますが、【DX】は中にスプリングが入るので筒の形状になっています。
【DX】と【SG】の相違点の一つになります。
隙間はかなり深いので軽量紙ねんどで8分目程埋めます。
その後にエポキシ樹脂を流し込み固めます。
乾かす時間を利用してベースとなる【裂傷】の下書きをします。
アクセントはフェイスを止めている丸いチョボまでガッツリとエグるぐらいですね!
【裂傷】はギザギザですが、基本は直線なのでまずはグラインダーで削れる所まで削ります。
【反対側】
こちらもサイドまで大胆に削っていきます!
ついでに
カギの部分もオリジナル同様に削っておきます。
ここからはルーターでラインに沿って削っていきますが、まぁ…初めてやる事には想定外がつきもので…
シールが邪魔でなかなか削れません!
正確に言うと、【削れない】ではなく、シールがめくれてくるって感じです。
カチドキ・改ではこの工程が無かったので何も考えていませんでしたが実際やり始めたらこんなもんですよ!
【裂傷】の形成なんてほとんど工程が同じになりますが、物が変われば若干内容も変わってきます。
この辺りがDIYの面白い所ですね!
で、
事前にカッターナイフでマジックのラインのシールを切除すれば問題ありません。
とりあえず、これで粗削りが完了です。
ドリアンについては画像で見る限り全体的に傷が深いのでインナープレートを完全に、両サイドは一部を貫通させています。
ここまで大きく削ると、もれなくカスが中に入ってカラカラと音がするので分解して掃除しておきます。