この「アルミ玉」改「サイコロ」は2018年の8月には叩き始めていたわけですが、アルミホイルを多用している為に大きくなっています。
コレが厄介だなぁ…
細かな寸法や重量、仕上がり予測等は次の記事で書きますが、先に作ったアルミ玉に比べ圧倒的に大きく、サイコロ故に「面」の仕上がりが重要になってきます。
金槌の叩く「面」とサイコロの「面」の大きさ比較になります。
アルミ玉であればこの大きさでもこの金槌の「面」で仕上げることが可能ですが、サイコロは完全な「面」故にこの大きさの金槌では追い付きません。
これは中学一年の理科の問題で習う「画鋲の原理」と同じ理屈になりますが、叩き続けることで多少は締まっていくとはいえ、どこかの段階で圧力が金槌の面の周辺に逃げます。
結果として割れます。
つまり金槌とサイコロの大きさが合ってないということになりますが、単純に金槌のサイズを大きく…コレが悩ましい…。
要は金槌の「面」が大きくなればトルクが分散するので今まで以上の力で打つことになります。
が!
当然ながら金槌のサイズが大きくなれば重量が増すので手首への衝撃も増すことに…
腱鞘炎だよね(笑)
という理由で封印したわけですが、このまま置いといても仕方がないしすでにアルミホイル代だけで1,000円ぐらい…
これはいけない(真顔)
じゃ、見に行きましょうか!
一般的な金槌のサイズは決まっているので「柄の素材」や「柄の長さ」の違いぐらいですかね。
一番上にある「木槌」の面の大きさは魅力的ですが、重量が無いし柄が短いので相当スナップを効かせ打ち込まないといけない…。ツカレル…
本当はコレが理想。
見た目以上に重いので却下です。
50~100回の打ち込みで終わるならコレでも良いわけですが、最終的な打ち込み回数は1000とか2000とかソッチのケタになるので却下です。流石に手首が壊れます。
【 白黒のゴムハンマー 】
コレが一番しっくりきました。
白い方は比較的柔らかいので木材の仮組用として使えますが、黒い方が硬質素材でそれなりに固く重量も良い感じでした。
コレに決めた!
いくら硬質ゴムと言っても、叩く相手は金属の中では柔らかい方とはいえ「アルミニウム」という名のあくまでも金属です。
これでは負けるか…
良い感じの金属の平板があれば…
コーナンプロであれば…
こういう感じで「面」を金属で覆いたいんですね。できれば素材は「ステンレス」が理想的…
って本体より高いやんw
ってことは100均で…
そうそうそう!
こういうのでいいんだよね!
この辺りが100均の限界でもありますが、原価が決まってるから割とペラいんだよね。
どうだろう…?
サイズ的にはスッポリ納まり淵を残すようにカットすれば耐久性が…やっぱり厚みがなくペラいんだよね。
もう少し厚みが欲しい…
良いと思ったけど…
衝撃を逃がすためか割と反るというか…あまり厚みが変わらないんだよね…。
コーナンに戻るか…
あっ…適性があったw
カッチカチですわ(笑)
グラインダーでサクッと切り落とし終了ですね。
柄の部分はコーキング用のヘラにでもしますわ。
金属の接着面はサンドペーパー#120で足付けをしています。
ハンマー側は無加工です。
【 ウルトラ多用途 SU 】
ポリプロピレン素材以外であれば全ての組み合わせで接着が可能な最強のボンドです。
全体的に塗布します。
軽く張り合わせ10分後に思いっきり押さえ内部のボンドが出てくる程度に圧着します。
金属プレートの方が少し大きいですよね?
24時間後に盛ります。
このクリアータイプは24時間で完全乾燥しますが、シリコンのような弾力が残り打ち込んだ際の衝撃を少し低減させ…
もう外せないから!
これで良い感じに打ち込めると思いますが、なかなか時間の都合でまだ一度も叩いてないので何とも言えません。
やっぱり叩くとある程度の音がするから夜間はできないし、光を当てながら面の仕上がりやコーナーのアールの調整が必要だから…
期待2割不安8割…
つづく。