第5回目を迎えた本気の本企画。
前回の【第4回】では『これからどうするんだ?』の葛藤を取り上げました。
誰でも丁寧にアルミ玉を作れば限りなく「真球」になり、心が折れなければある程度の鏡面加工も可能ですが、やはり巻く長さだけを追求しても「DIYとしての面白さ」が増すわけではなく、ただただ「面倒くさい」寄りになってしまいます。
大きく変えるか!
とりあえずアルミホイル(国産)を追加していきます。
すでに100m分を巻いていますが、これからは2本(12+12)計24mをワンセットで追加していき、理想の形が出来上がればそこで終了とします。
まずは1本目の12m 計112m
ふんわり巻きます。
続いて2本目(12m) 計124m
これを指圧で形成しますが…
四角です!
サイコロです!!!
食パンみたいねw
もうね「丸/球」の時代は終わった!
僕が300m分のアルミ玉を作ったところで、誰かがそのうち400mを作るでしょう!
人間の性とはそんなもんです。
ツマランよね?
であれば形そのものを変える!
ただし、金づち1本で形成するので物理的な限界があります。
理論的にはダイヤモンドの通常ブリリアントカット(58面体)とかも可能なんですよ?まぁ物理的には絶対に無理だろうけどw。
立方体の一番小さな数は6個!
正方形でつくる正六面体!
サイコロです!
これね【第2回】の記事で
ダイソーの中国製アルミホイルに手を焼いた内容を書きましたが
内部の空気を抜くのに一度四角にしました。
この時から『もう四角が落とし所だなぁ…』と感じていたので四角にします!
先ほど巻き付けた24m分の紹介になりますが
これです!
サイコロなので番号を振っていますが、『どの面をどれぐらい叩いたか?』を把握するためです。
先に言いますが、この形成はアルミ玉の比ではないほどめちゃくちゃ面倒くさいです!(※詳しくは後述)
こちらが残り3面
サイコロは表と裏の数字を足すと必ず「7」になりますが、正しい配列があり「1」を天にした場合に「2」「3」が時計周りになるのが「天一地六東五西二南三北四」(雄サイコロ)です。
ちなみに、「2」と「3」が逆の半時計周りの配列の「天一地六表三艫四面舵二取舵五」(雌サイコロ)もあるそうです。
まぁ…好きな方を選べと。
では、ここからは一度丸で形成したアルミ玉を「四角」にしていく手順を書いていきます。
っていうか!
もう「手順」とか言うよりもただただ叩いていくだけです。
っていうか!
この記事は【2018年8月20日】にほぼ書いていましたが、夏場にグラインダー(安物)を使い過ぎると熱ダレを起こすし、何より暑すぎてコッチがダレるので放置してました。
もう一つ大きな問題があり半ば凍結状態で放置していましたが、この年の11月に左肘の橈骨を大きく骨折し完全に封印した…
時代は2021年!
さぁ再開するやでー。
それに大阪府は「緊急事態宣言」が発令されているのでこのようなDIYはむしろ好都合とも言えます。
この次の記事で新しい道具の紹介をしたいと思います。
つづく。