「本気で作るシリーズ」の(←そんな企画あった?)100m超アルミ玉の【第2回】になります。
前回はダイソー製のアルミホイル1本(18m)を巻き叩くところまででした。
詳しくはコチラ(↑)になりますが、どうも初めに作った物と何かが…違う…。
もの凄く違和感がありましたが、ゴングは鳴らされたばかりなのでとりあえず進めます!
こちらが1本目の2次圧縮までを終わらせた18m分のアルミ玉です。
かなり割れていますね!
まだこの大きさですが最大で3㎜の深さを確認しました。
う~~~~~ん…
とりあえず…
叩いて表面の形成を試みます。
これが完成形です。
これ以上は叩いても亀裂を埋めることは不可能ですね…
亀裂が完全に閉じることはありませんでした。
前回と若干作り方を変えたのでこの1回では比較ができません。
2本目(計36m)を追加します。
これも「ふわっと」巻きます。
1次圧縮です。
同じ症状ですね…
原因は「内部の空気が押し出されて亀裂が生じる」と判明しましたが、この丸を維持しながら打ち込んでも内部の空気が全く外に逃げる気配がなく叩いた側面側へ逃げます。(※側面側が膨らむ)
こういう感じですね!
叩く向きをコロコロ変えても結局は側面部分に逃げる(膨らむ)ので…
困った…埒が明かねぇ…
こういう場合は割り切って!
6面体(サイコロ)になるように思いっきりシバきます!
かなり凹んでるでしょ?
両腕で金づちを掴んで力一杯振り下ろしているので、もし指に当たれば複雑骨折(粉砕骨折)するレベルです。
6面全体を均等の圧力でシバいています!
コレをする事で内部の空気を角に追いやれるので、必然的に大きな亀裂が発生します。
まだ36m(2本目)で、これは「核」なので今は問題ありません。
内部の空気がほぼ抜けたと思いますがすでに金属疲労を起こしています!
実際に細かいアルミの粉がパラパラと出始めているのでこれ以上叩いても形成は厳しい感じがします。
もう一本…新品があるんだなぁ…
流石にコレはもう使いません!
めちゃくちゃ時間がかかるので効率が悪すぎます!
このダイソー製のアルミホイルについては「安物買いの銭失い」でした。
まぁ…ダイソーもこんな使われ方をするとは思っても…
引き分けにしておこう(?)
で!
このダイソーのアルミホイルを再確認しますが、これを使いアルミ玉を作ると100%失敗します。
僕はスーパーで売ってる国産アルミホイルで最初のアルミ玉を作りましたが、いつものごとくダイソーで調達していれば途中で挫折していたと思います。(ラッキー!)
ようはね、ダイソーの商品は最低価格が100円なので『さすがにスーパーの方が安いだろ?』という理由でした。結果オーライね!
これがモノです。
出して触った瞬間から違和感を感じていましたが、非常にサラサラした質感で『んっ?本当にアルミホイルか?』って感じでしたね!
一度くしゃくしゃにしても綺麗に伸びて例えるなら「アメを包む銀紙」って感じです。
国産アルミホイルであればここまで綺麗に伸びず破れる確率が高いですね!
これが叩いた仕上がりの差に直結しているので若干割高にはなりますが、アルミ玉を作る場合は国産アルミホイルを使って下さい!
続く