軽自動車(660㏄以下)のナンバープレートは黄色(もしくは黒色)です。
車をよくカスタムする人は、この黄色が嫌なもんです。
僕はあまり気にしませんが、せっかくカッコよくカラーリングを揃えてもナンバープレートの黄色が浮いてしまう…
まぁこれは仕方がない事ですが…
この度!
軽自動車の黄色いナンバープレートを合法にお手軽に普通自動車同様の「白色」に格上げ出来る事になりました。
それがこちらです。
完全に白色で、これで普通自動車みたいに…
んっ?
ちょっと違う?
実はこの4枚のナンバープレートは全て記念モデルになります。
僕も存在を知らなかったので詳しく見ていきたいと思います。
場所は…
大阪南港の軽自協 大阪主管事務所です。
大阪府内には「なにわ」「堺」「大阪」「和泉(泉)」4つ(5つ)のナンバープレートがあり、大阪市内登録の「なにわナンバー」を扱う事務所になります。
まずは上の二つ
このナンバープレートはサンプルなので「なにわ」になっていますが、軽自動車用の白いナンバープレートは日本全国どこでも変更ができます。
解りやすい別紙で確認をしますが
ラグビーワールドカップ2019 日本開催の記念モデルになります。
これがわかりやすいね!
今のナンバープレートの番号をそのまま引き継げます。
続いて
一番派手なコレ!
2020年 東京オリンピック記念モデルになります。
ちなみに
先ほどのラグビーワールドカップもそうですが
軽貨物以外の普通自動車まで変更交換ができます。
・なぜこのような特別モデルを発売したのか?
単純に「寄付」という形で大会運営の資金に充てるそうです。
まぁ…理に適っている…のか…
余裕がある人から金を巻き上…搾取す…協賛を頂く…
消費税のように浅く広くから巻き上げるわけではなく、余裕のある人から搾取するのでお金の集め方としては理想的だと思います。
で
全国的にこのナンバープレートがどれぐらい普及しているのかは知りませんが、大阪主管事務所では圧倒的に無地が多いそうです。
『へ~ そうなんだ!』
………
……
…
ま~っ 見栄っ張りの多いこと多いこと(笑)
個人的に軽は黄色でもいいと思いますけどね!
・なぜ軽自動車は黄色のナンバープレートなのか?
これには一応理由があって、普通自動車と一発で区別をする為です。
まずは高速道路
今は廃止されましたが、普通自動車の制限速度100㎞/hに対し軽自動車は80㎞/hでした。
実はこの制限速度20㎞/hの差は大きく、軽自動車でも引っ張れば140㎞/hぐらいはでますね!
ここで問題になるのがスピード違反です。
仮に124㎞/hの速度で捕まったとします。
普通自動車では24㎞/h超過
2点の加点と反則金が15,000円です。
一方の軽自動車
同じ速度でも44㎞/h超過
6点の加点になるので、前歴が無くても一発免停になります。
おまけに赤切符(告知書)になるので罰金になります。
この違いはかなりデカいですね!
赤切符を貰うという事は、簡易裁判所での略式裁判になり前科まで頂くことになります。
道交法を簡単に考えている人が世の中には多いですが、無免許無車検飲酒ひき逃げ等々悪質なものは全て赤切符になります。
例えば飲酒運転
・酒酔い
加点35点 免許取消 欠格期間3年
5年以下の懲役又は100万円以下の罰金
・酒気帯び(0.25以上)
加点25点 免許取消 欠格期間2年
3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
・酒気帯び(0.25以下)
加点13点 免許停止 免停期間90日
3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
話を戻し
現在は軽自動車も高速道路の上限速度が100㎞/hまで引き上げられたので、よっぽどのバカでない限り赤切符を貰う事は無くなったと思います。
因みに首都高速道路及び阪神高速道路は「高速道路ではない」ので気を付けて下さい。
(出典:阪神高速道路)
酷い所は上限速度が40㎞/hですからね!
で
9月終わりに新東名高速道路の一部区間の上限速度が110㎞/hになりましたね!
上限の引き下げではなく引き上げだったので個人的にけっこうビックリしました。
たった10㎞/hと思われるかもしれませんが、年間で何人が赤切符を免れるのか?
ただ
時速が10㎞上がるという事は、1秒間で約2.8m多く進む計算になります。
単純に制動距離が増すので、これによる事故の影響というのか…実際にどうなんだろうね?
高速道路でのトラブルによる死傷事故のニュースをここ最近連日やっていましたが、あれも直接の死因はあくまでも後続トラックの衝突なんですよね。
上限を110㎞/hに引き上げてもトラックは80㎞/hのままなので、この差が今後どうなるのかも気になる所です。
上限の引き上げについては専門家を集めた有識者会議の結果だと思うので…たぶんこれで事故が減るんだよね?
スピード超過はこの辺りで置いといて…
同じ高速道路の話で言うと、軽自動車は普通自動車よりも料金が安いですね!
これも理由の一つです。
今までも軽自動車を白ナンバーにする方法はありましたが、「排気量を上げる」もしくは「ワイドボディにする」という構造変更が必要でした。
これはメリットが無いんですね!
税金が安いから軽自動車であって、白ナンバーになると税金が上がります。
乗車人数は変わらずの4人で、黄色ナンバーに戻すこともできません。
比べ
今回の白ナンバーは合法かつお手軽なので一定需要が間違いなくあると思います。
そこで!
どちらが良いのか?
同じ無地を比較しますが、僕の主観では左のラグビーワールドカップがオススメです!
右の東京オリンピックはコントラスト的には良いのですが、明らかにマークがプリントだとわかります。
一方、ラグビーワールドカップ
薄ピンクで一見すると男性は嫌がりそうだけど、二輪車の車検や自賠責保険のシールはナンバープレートに貼るでしょ
車を運転する人なら今まで一度は見ているハズで、潜在的な意識で言うとそこまで違和感が無いと思います。
なのでオススメ!
現行の軽自動車って高いよね!
フルオプションの乗り出しだと200万っていう数字になるのかな?
高いのは高いけど、その分内装が良くなったし高級感もあるよね
たぶん現行車は150系クラウンよりも静かです。むしろ上かも?ってレベルです。
これから新車を買う人は、この際に白ナンバーにしてみる!
全然アリじゃないですかね?
気分は普通自動車ですよね!
プレート代は約8,000円で納期が約2週間です。
で
なんで軽自協に行ったのか?
ですが…
コレですわ…
お恥ずかしい話ですが…車検証を失くしたので再発行です…
なんで再発行したのか?
コレですわ…
ユーザー車検ね!
ここからはユーザー車検の話ね!
これね、本当にオススメ!
何がオススメなのか?
その前に!
ユーザー車検を受ける際は事前に予約が必要になります。
専用サイトで登録する必要がありますが、メールアドレスのみで非常に簡単にできます。
話を戻し…
オススメする理由ですが、ネットでもよく書かれている
金額が安い!
『これに尽きます!』って言いたいところだけど、これは2番目ですね!
最大の理由は後述します。
今回のユーザー車検の費用の内訳ですが
・検査手数料 1,400円
・重量税 8,200円
・自賠責保険 25,070円
・なんかの紙 30円
〆て34,700円!
車検は費用がかかるイメージがありますが、車検自体の手数料は1,400円なんですね!
これだけでは受けれないので重量税と自賠責保険(24カ月)が必要になりますが、費用の大半がこの2つになります。
ディーラーで車検を頼むと10万円ぐらいが相場かな?
オートバックスやスタンドでも7万円ぐらいかな?
これらは「本来は車検に不要である」バッテリー交換やブレーキ交換等々の部品代に作業工賃が入るので高くなります。
車やバイクは消耗部品の塊なので、悪くなれば交換するが原則で整備不良と車検は全くの別物になります。
つまり
車検を頼むと高い
ですね!
日本車はそうそう壊れません!
もし何かしら不具合が出る車体の場合は…残念ながらハズレと言えます。
ごく普通の乗り方をしていれば通常は車検に合格します。
この前提で話を進めます。
まずユーザー車検は圧倒的に費用を抑えれます。
有給を使えなくても十分日当がでるレベルなので超高給取り以外の人は必ず恩恵があると言えます。
ここまでは普通です。
ここからです。
まずはディーラーで見積もりを取り、およその高い金額を提示します。
次に少し安いであろう量販店でリアルな金額を見せます。
上手く数字の調整をして下さい。
それしか言えません。
後は仕事を休んでユーザー車検をするだけです。
もうわかりましたね?
被害者無き完全犯罪が成立します…
最後に…欲しかった物を買うだけです…
バレたら…しらん!
終わり。