第3部となる今回はアルミ玉を光らせ完成させるために大事な「研磨編」で、第1部の【簡易版】、第2部の【ガチ版】どちらも共通になります。
その前に!
赤丸で囲った部分に大きな「えくぼ」がありますね!
実はまぁまぁの勢いでアスファルトに落としましたw
ここまでの深さになると修正が面倒くさいので細心の注意を払ってください!
【ガチ版】は【簡易版】よりも大きくするし、一通りの研磨の検証も終わったのでアルミホイルを追加して大きくします!
用意したは8mが2本。これで8mが計4本の32m分になります。先に少し削ったので厳密には32m分もありませんが、そこまで大差は無いと思います。
「核」となるアルミ玉がかなり大きので8mを一気に巻き付けます。
指で押して成形します。
本当はここでも圧縮をした方が良いのですが
2本目も一気に巻き付けます。
大事な事なので何度も書きますが「ふわっと」です!
これを指で押し込んでいくと巻き付けたアルミホイルが複雑に入り組み圧縮するので最終部分のめくれが起きません!
これを2次圧縮まで終わらせましたが…
まだ少し小さい…
最終となる12mを追加します。
【子供向け簡易版】
ビー玉+10+10 計20m
【大人向けガチ版】
8+8+8+8+12 計44m
これが仕上がりです!
同じように「ふわっと」巻きつけます。
圧縮工程を割愛しますが
これが金づちで叩き続けた圧縮の完成形です。
この時点で「えくぼ」が極力出ないように形成することが研磨後の出来栄えに直接影響するので、しっかり丁寧に満足するまで叩き続けます!
独特の光沢が出てますね!
この時点で限りなく「真円」になっていなければ今からの修正は不可能です!
こちらが耐水ペーパーによる研磨後ですが、全ての工程を割愛しています。
耐水ペーパーの番手違いでどのように仕上がるのかはこちらの記事(↑)で紹介しています。
とりあえず、拡大するとわかりますが「えくぼ」を完全に消すことは不可能です。
ここからは「液体コンパウンド」による最終研磨を行います。
僕は時間短縮で「グラインダー」と
仕上げ用の「青棒」も使ってみましたが、持ってない人でも特に問題はありません!
「青棒」を試しに使ってみましたが、光沢がでま…これだったら…
「ピカール」で十分代用できます!
一番右の「ピカールケアー」
成分(粒子の大きさ)は液状のピカールと同等ですが
「チューブ+ペースト状」で液だれが無く、非常に使い勝手が良いのでオススメです!
が!
割と揮発性の臭いがあるので屋内で作業をする場合は換気をして下さいね!
基本的には「乾いたぞうきん」で磨き続けますが
最終はこのような「傷が入りにくい」自動車用のワックススポンジに少し水を含み力を入れずに軽く磨くとさらに光ります!
基本的には電動工具が無くても一連の工程でピカッと綺麗なアルミ玉を作る事ができます。
本当はこれで終わりです。
このままだと…
オリジナリティが無いし…
面白くないよね???
・なぜアルミホイルを追加し大きさの調整したのか?
このサイズと言えば?
そう…
ドラゴンボール!
息子に『星の数を何個にするか?』を聞いたら、孫悟飯(初代)の形見とされる
四星球(スーシンチュウ)
が良いらしい。
第1巻の冒頭に出てくるので一度確認します。
うわっ…
配列…だっさwww
ネットでもう一度調べると
綺麗な四角(正方形)か歪んだ四角(ひし形)に分かれるようで
どちらが正しいのか…?
……
わからん!
ひし形の方がカッコイイかな?
まっ とにかくステッカーを発注します。
はいっステッカーと言えば…
セイコー産業さん!
昔からお世話になっているので今回もお願いしました。
現在はメーカー廃盤となった「黒ラメ」を使い1㎝角の大きさで星形ステッカーを作って貰いました。
お代は無料でした!
毎度毎度感謝です!
後はアルミ玉に貼り付けるだけです。
こちらが完成形です!
頑張ったけど、どうしても細かい「えくぼ」は取れませんでした。
この理屈は別記事で詳しく書くので割愛しますが、ピカール仕上げでもここまで鏡面加工が可能です。
そこそこ時間がかかりましたが、まぁ満足かな?と。(※2018年当時の話)
息子?
そりゃ大喜びでしたよ!
ここまで時間を掛けなくてもそれなりの物ができるので、ちょうど夏休みだし興味がある方はお子さんと一緒にチャレンジして下さいね!
おわり