終わりなき日々。

まろパパのHow about this?

◇ザリガニの疑問アレコレ◇

【水深7mだと?】アメリカザリガニの生存可能な限界水深とは? #池の水ぜんぶ抜く

更新日:

これはかなり興味深い内容だったので軽く紹介したいと。

ただねぇ…

おもいっきりTV番組なのね(笑)

 

まぁええか!

と言うか、現在アメリカザリガニを飼育してる人には見て貰いたい内容ですね!

2018年12月9日にテレビ東京系列で放送された「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」。

泣く子も黙る「外来種駆除ブームの火付け役であり、毎回高視聴率と一部の識者の間で物議を醸す番組になります。

あくまでもブームだから来年2019年には一般市民の関心も薄れオワコンになると僕は予想していますが、テレビ東京って素敵な番組が多いんですよね!

(先に褒めとくわ!)

テレビ東京。バンザーイ!

池の水。バンザーイ!

あつし。バンザーイ!

デデ~ン

田中ー。アウトー。

田中ー。タイキックー。

 

特に水生生物を飼育してる人は毎回しっかり正座をして観られていると存じますが、今回は番組中盤にアメリカザリガニが登場します。

舞台は兵庫県神戸市の穂高湖

すぐ横に「六甲山」がありますね!

場所はこのあたり。

穂高湖には行ったことはないけど、この辺だったらほぼわかるので大阪方面から向かう場合は阪神高速3号神戸線摩耶出口で良いんなじゃないかな?

以前、タンカイザリガニを見るために滋賀県高島市の「淡海湖」まで行きましたが、穂高湖の方が圧倒的に近いので…

いやーゴメン。

こんな所に行くぐらいなら有馬温泉に行くわw

でね

この穂高湖も人工のため池になります。

先に別件を補足させてもらうと、アメリカザリガニの生息環境の説明で

漠然と自然環境下と言っても、大きく分けてその他の2つに分類できます。

とどこかで説明をしました。

これは底の状態を基準に考えており、もう少しわかりやすく説明をすると

ちょっとザックリになるんだけど、本州の分水嶺はおよそこの辺りを通っています。要は降った雨が「日本海側」「太平洋側」のどちらに流れていくかの境界線になります。

日本列島って標高が高い場所が多いですよね。青い線がこれまたザックリになるんだけどになります。

意外と知らない人が多いんだけど、日本の多くの川は世界的にみても勾配がある割には全長が短いので「流れが速い」ことで有名です。故に川底に「ヘドロ」の堆積がほぼありません。(およそ)

これが「」と「その他」の決定的な環境の違いという意味でしたが、実はあの記事ではを省いています(笑)。気付いてました?

20年もすればヘドロが堆積するから限りなく「その他」寄りになりますが「天然の湖」については判断が難しくなります。故に説明がメンドクサイので省きました。

こちらが【穂高湖

水中ドローンを使って撮影をしています。

透明度が低いから若干見にくいですが、この場所が水深7mになるそうです。

そして!

こちらが問題のシーン

動いてるアメリカザリガニが写ったんですよ!

これはビックリした!

先に別角度で補足をしますが、この水中ドローンは4発のLEDライトを搭載しています。

LEDはマルチダイになり凸レンズの屈折率から判断すると、たぶんCree社の「MK-R」と思われます。

メーカースペックを確認すると1発あたり1,500㏐の4発搭載で計6,000㏐の出力らしいですが、定格11.7Vで1,250㎃流すと1,769㏐の出力になるらしいのでまず間違っていないであろうと。

つまり明るいということ!

実際に湖に沈め始めた時は太陽光による水中の明るさが確認できます。

で、これでしょ?

編集の都合でこの場所が本当に水深7mもあるのかは判断できませんが、6,000㏐の出力でもこの明るさにしかならないという事はそれなりの水深であることに間違いありません

とにかく!

水深7mですよ?

 

以前にアメリカザリガニの飼育における「溶存酸素量」を軽く調べましたが、僕の飼育環境においては基本的にはそこまで意識することなく別に無くても簡単に飼育ぐらいできるであろうと結論付けました。

ただし!

これはあくまでも下限の話であり、常時ギリギリを攻めてしまうと思わぬ事故の元になりかねないので、用意できるのであればしっかりブクブクをしましょう!という事です。

僕の環境を引き合いに出しておきますが

少し前に【アダルト専用冬眠水槽】を作りました。

まだ冬眠してないけどねw

でね、この場所に「塩ビパイプの隠れ家」の片割れを1個設置しました。

かなり水面ギリギリですよね?

単独飼育しかしてない人には理解できないと思いますが、中にはこんな上に上がってくるわけねーじゃんwなんて思われる人もいると思います。

落ち葉の追加ぐらいで環境は弄ってません。

ハサミが見えますね?

ハサミの大きさからしてメス。

これは場所が違うけど、こっちはハサミが大きいからオス。

別にアメリカザリガニは「常に底を徘徊する生き物」ではないから水面近くまでよく上がって来るし、安心と感じれる場所へ自由に移動できる環境にしてやれば本来は無駄に水を飛び散らすブクブクなんて不要になります。

 

アメリカザリガニは冬眠ができる生き物でエネルギーの使い方が上手いことは安易に想像でき、水深7mぐらいであれば「鎧」をまとってるから水圧も問題ないと思います。

でも…呼吸…?

水深7mの溶存酸素量ってどんなもんだろうね?

 

SNS上ではよく『ザリガニが酸欠にならないようにブクブクを~』と注意喚起をしてますよね。

まあね、間違いではないし有った方が良いのは良いけど…水槽の水深なんて2400のオーバーフロー水槽でもせいぜい60~80㎝ってところですよ。

何が言いたいかと言うと…

僕の飼育環境ではまだ見たことが無いんだけど、ザリガニが足をバタつかせる行動を酸素不足みたいに言われていますよね?ザリガニの突然死においてエアレーション不足を起因とした事例もそれなりにあると思いますが、死んだ生体を剥いて死因を探る人なんてそうそういないよね?

飼育環境における「総水量」の考え方も忘れてはいけませんが、この「水深7m」を見てしまうと【エアレーション不足】で簡単に切り捨ててはいけない問題が潜んでいそうな感じがせんでもないですね!

別に不安を煽る目的ではありませんが、過去に一度でも「エアレーション不足」と思われる事故が発生した環境は一度見直した方が良いのかもしれませんね!

終わり。

-◇ザリガニの疑問アレコレ◇

Copyright© まろパパのHow about this? , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。