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【白磁病 / ホワイトテール】ザリガニが発症する恐ろしい病気とは? #死に至る病

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種を問わず自然下飼育下共にザリガニが発症する病気。そもそもアメリカザリガニにおいては非常にタフなので病気とは無縁だと思われている人もいるかもしれませんが、生き物である以上「体調を崩す」「免疫が下がる」等のコンディションが悪い時期も当然ながらあり、それが引き金となり…

ザリガニの病気としては

1.ザリガニペスト(かび菌)
2.バーンスポット

まずはこの2種類になります。

その他には

3.足をバタバタさせる
4.体に白い粉?をまとう

【4.】は急激な水質の変化等の環境依存だと思います。これこそ水カビが付着したように外骨格一帯に白いモヤモヤが付着した感じの症状になりますが、換水頻度を多めにし生体の体調が戻ると綺麗に無くなる(消える)傾向です。

5.白磁病 / ホワイトテール

これはヤバい

発症すればほぼ例外なく生体が死にます。

症状は…

尻尾の裏側の「身」が真っ白に変色します。

画像はTL2.5㎝のウォチタです。




 

実はね…書こうか悩んだんだけど、意図して劣悪な環境」を作り出し検証してました。

この下側の箱ですね。

色味がちょっとヤバいよね?これはグリーンウォーターではなく都市型用水路をイメージして作った環境になります。

朝一番で底に横たわった状態で発見し、観察の為に引き上げた状態です。

まだ生きてます!

これが特徴的かな?

ハサミを大きく開いていますね?通常時はここまでハサミを広げることはありません。あくまでも推測の域を出ませんが…

たぶん…

  • 「脳」損傷しているのか?
  • 「神経伝達物質」のバランスが崩れているのか?

とにかく足の動かし方もおかしく、全く制御が効かないのか起き上がる事すらできません。

そもそもザリガニに痛覚があるのか無いのか知りませんが、一見するともがいてるように見えなくもないので、これ以上見たくないのであれば熱湯を使って安楽死させる事も1つの手段だと思います。

このような特殊な内容になると偽善者ほど否定的な意見を出すと思いますが、生き物をしっかり育てるためにはウィークポイントを知ることも大事な作業になります。




 

つまり?

殺すところから始まる

この部分だけを抜き取られるとサイコパスのすっげーアブナイ奴に思われそうだねw

たださぁ

今まで未判定ザリガニ」を飼育した事がある人で『けっこう簡単に死んだなぁ…』と、まぁそのような体験をしたことがある人…実は相当多いハズなんですよね!

ついこの間までSNSに画像をバンバン投稿してたのに…パタリと止まったな…。そのようなフォローフォワーも周りに多くいてるんじゃない?

まぁ察してあげて下さい。

2年近くザリガニを飼育していますが今回が初めてです。

ちょっと漠然としてて上手く説明できませんが、薄っすら『そうじゃないかな?』と思う節はあるんですよ。(意味深)

ちなみに!

この環境は決して褒めれた物というか、真似をする物ではありませんが、たぶん…たぶんだけど…アメリカザリガニなら発症してない死んでない!

もう我が家にはアメザリがいないから試していませんが、僕が今まで調べてきた経験を元にかなり下限寄りに作っています。

それは良いとして

問題なのが生体の状態

良く見て貰うと

外骨格が浮いているので脱皮を試みた形跡が確認できます。

あっ…これはどうでも…w

生体の腐敗速度です!

わかるかな?

外骨格を一度めくってみようと思いましたが、物凄く柔らかくなっておりプシュッと中から「うすい黒い汁」が出たんですよ。

やっぱり臭い

普通に死んだ生体はそこまで直ぐには臭くならないと思いますが、この生体は死んで時間ですがすでに目に来るような刺激臭が確認できました。

あーなるほど…

【2018年10月下旬 撮影】

これもめちゃくちゃ臭かったんですよね。もちろん死んだ生体については時間経過と共に白っぽくなると思いますが、この生体は割と綺麗…というか一切食べられていませんよね?

外骨格に穴が開いてますね?

原因まではわかりませんが、とにかく内臓はドロドロに溶けてる感じだし、一番重要な事は他のザリガニが見向きもしない

って事は?

もしも多頭飼育中のザリガニで尻尾の裏側が白い物を見つけたら速攻で取り出した方が良いですね!ザリガニが食べないってそういう事だから!

正しい飼育環境であれば基本的には発症しないあろう病気だと考えられますが、一度発症したらたぶん助からないと思います。

発症までの日数は?

僕は正直驚きましたが、実は先ほどの汚い環境に放り込んで3~4日で発症しています。もちろん生体の話になるので個体によってマチマチだと思います。

が!

これは多くの生き物に当てはまる事ですが、成長期の若い個体ほど細胞分裂のスピードが速いので、病気になってしまうと進行もおのずと早くなります。

オマケにこの水温ですよね?

白磁病が細菌性だとすれば水中の菌の増殖も爆発的なスピードになります。

とにかくね!

未判定種ザリガニ」こそ本当”のザリガニと言える側面があるので、アメリカザリガニよりも確実に死にやすいことは覚えておきましょう!

これでお金を出して購入した生体を犠牲にせずに済んだでしょ?

 

終わり!




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