【ザリガニの色揚げ】
実は大して理解していません。僕はカラーザリガニにそもそも興味がないので今までのザリガニ関連の記事でも特に扱うことは無かったハズです。
何故か?????
いや…興味が無いから…
今回は改めて調べてみました!と言うよりは2018年からひそかに温めてきたネタですね!
あくまでも【暫定版】の位置づけなので全てを決めつけては書いていませんが、まぁまぁ決めつけてる箇所もあるので話半分で!
1.色のあせた布や衣服などを染めなおして美しくすること。
2.染め物や入れ墨の色の仕上げ。
うん。……で?
アメリカザリガニにおいては「黒」「青」「赤」が人気なのかな?色の発色を良くすために「色揚げエサ」や「アナカリス」を与える事が望ましいとされています。
まぁ知ってるよね?
『その他には何があるのか?』
紫外線、保護色、砂利の色、pH、そんなもんかな?
今回は【第1弾】なのでアメリカザリガニに絞ろうと思いますが、ザリガニは「外骨格」に色素を貯め?視覚的に色の変化を楽しめる?生き物になります。
脱皮前や脱皮後には外骨格の状態が変化(※ざっくりでスマン)するので、色味が大きく変わる場合もありますよね!
では、この色揚げ!
どのように“使いこなす”べきなのか?
これねぇ…実は2017年からの僕の中にあった疑問で、時を経て今年2019年にもう一度検証しました!
思い起こせば…
2017年秋に初めて我が家に来たタイゴーストのメスです。
初めての脱皮でこんな色になりました。
あのー…息子が喜べば色なんて何でもよかったわけですが、やっぱり“この色味の変化”に違和感を覚えました。
『何でだろう…』
その後も環境を作りながら多少は調べましたね。
そういうわけでね、僕の中では1つの結論が出たのでその報告と、【第2弾】はウォチタ編、ついでに【番外編】も用意しています。
昨秋はたくさんの稚ザリが生まれました。
青いのもそれなりにいましたね。
これが今春生まれの青い個体。
モニターの環境によっては黒っぽく映りますが、肉眼で見ると既にベタッベタの青発色です。
以前にもどこかで書きましたが、僕は特に青色に興味がありません。
何故か?
維持できないから!
我が家の【ザリガニ飼育】つまり「環境作り」は当初から一貫して【奮闘記】であり「いかにザリガニを健康に育てれるか?」を優先順位の一位に据えて取り組んできました。
先に別件ですが
バーンスポット三部作に登場したザリガニです。ここまで大きくなりましたがちょっと「おかしいかも?」と感じる点があります。(割愛)
でね!
理由は知りませんが昔から「青いザリガニ」って何故か人気ですよね?
なんで?????
純粋なアメリカザリガニが青くなる原因に落とし込めば「青い」ってどうなんだろう?あまり語られる事は無いですよね?市場価値が落ちるから?
基本中の基本である飼育環境の話ですらここまで「ミスリード」が多いんだから、「色に関する事」も相応に間違った認識が広まっているであろう…
当然ながら構えるよね?
本気でザリガニの発色メカニズムを調べるのであれば、どのような経緯で現在の発色になっているのか不明な個体を起源にするんじゃなくて
スタートはここからだよね?
よく「血統」なんて言葉が使われるみたいですが、アメリカザリガニが日本へ移入され100年弱。現在日本にいるアメリカザリガニのルーツを辿ればわずか20匹の子孫たち。ヨーロッパやタイを経由しようが本元は北米大陸のミシシッピ川に生息してた生体たちである事実。
個人的には特に日本犬の血統書は「ゆるぎないもの」という認識を持っていますがザリガニ…ザリガニごとき…
要は大した歴史がないから「血統」とか言われても薄っぺらく感じるし、そもそもザリガニは外部要因で色が変わりやすい生き物。それなら「系統」で表記してくれた方が「およそその傾向」としてまだ初心者向けには丁寧だと思いますけどね?
まぁね、「血統」や「証明書」なんて言葉が出てくる時点で言葉返せばそれだけ「あやふやなもの」と言えるわけで、例えば「青いニホンザリガニ-北の瑠璃」なんて証明書なんて無くてもニホンザリガニをしっかり飼育して累代繁殖させてる人なんて極々わずかだから、ソレが「北の瑠璃」ってすぐにわかるでしょ?(ガチのカードを作ってたらどうしようw)
そろそろ【本題】入ります。
アメリカザリガニの発色を良くするためには「色揚げ」が有効であることは周知の事実だと思います。
では、この「色揚げ」
何を以て「色揚げ」とするのか?
明確な基準なんて無いよね?
アメリカザリガニの本来の色味は「赤~茶褐色」になります。
正にコレのことです。
TL7㎝以上の個体になりますが、同じ環境で育ったにも関わらずこの色味の違い…
ここからだよね?
有色のアメザリをボイルすると全ての個体が赤くなります。唯一の例外は「白化個体」のみでボイルしても赤くなりません。(※赤くなるのおるかも⁉)
ちなみに、ウォチタもボイルすると模様がそのままで赤くなるからね!もしも真っ赤なウォチタがいればかなりイカツイでしょうねw
ウォチタは【第2弾】だから待っといて下さいね。
この記事内で出てきた「青いザリガニ」。その後どうなったのか気になりますよね?
そうでもない?
まぁいいや。
フラグですw
で!
こうなりましたw
5月25日に捕獲してるから約4週間ですね!
先に訂正なんだけど、記事内では「メス」と表記してましたが「オス」でしたwww
いかに見てないかだなw
確認したら棘の様なものが確認できます。後は1回脱皮もしてますね!
口の周りはまだ青色が若干残っていますが、あと1週間もすれば識別不可能になる所でしたねw
ひょっとしたら「生体の入れ替え」を疑う人が出てきそうなのでしっかり同じ生体である証拠も提示しておきますが
右側に3色で落書きをしています。
ちょっと角度が変わるんだけど
このツブツブは脱皮をしても位置が変わらないハズだから人間の「指紋」とたぶん同じ。
「冬の大三角」みたいw
疑いようがないでしょ?
まぁいいや。
コレを見た時に僕は『あぁ色が揚がってきたなぁ』って思ったわけ!
『んっ?』と思いました?
だからね!
アメリカザリガニって本来はこの色だよね?で終わる話です。
ニュアンス的には「色が揚がった」よりは「本来の色を取り戻しつつ」になるかな?
僕が作る「環境」とは、自然を模した→大阪城公園の人工の小川→を模した物になります。
まだ「大阪城公園」のスペックの詳細を記事にしていないので、中には『自然自然言うとるけど、オドレが知っとるのはソコの一か所だけちゃうんけ?おっ?』なんて言われそうなんだけど、この場所は水槽飼育にフィードバック“できる”要素がほぼほぼ揃ってるから、むしろここだけで十分で本当の大自然なんて見に行ってもさほど参考にならんと思います。
どうやって小さな水槽に落とし込む?
つまり、我が家の飼育環境は限りなく自然環境に近づけて健康に育ててるから「青色を維持する」ことなどまず不可能です。
その代わり、一時的とはいえ「無ろ過無エアレ無水流」環境にしてもザリガニが元気だからまず死なない。『死ね!』とお願いしてもとにかく死なない。
脱走?ナニソレ?
アメザリの青色を維持したい方はインターネットで調べれば何かしら出てくると思います。
とにかくね!
「青色を維持する」ことがどういうことなのか?に繋がってこないかな?
「青色=不健康」とまでは言わないけど、色で遊び又販売もするならばこの辺りはしっかり押さえておく必要があるんじゃないかな?
ちなみに!
色味による寿命の変化が気になる人もいると思いますが、アメリカザリガニの寿命は「持って生まれた強さ+環境依存」だから特に色味は関係ありません。色々な要因を一括りにした「突然死」なんて我が家では一切起こらないから知らん。
『まぁ…観賞用外来種だし何でもいいか…』と思う今日この頃…
我が家にはフォーミスがおるからカラーザリガニを見たところで何も思わないし何も感じないってのが僕の本音なんですけどねw
【第2弾】はズバリ!
「青いウォチタ」について。
続く。