はい、それでは!
張り切って【後編】をスタートしますが、「なぜ“絶倫刀”に辿り着いたのか?」の本質を説明するために一部の「社会問題」に斬り込みたいと思います。
日本から遠く離れたアフリカ大陸の話は耳に届きにくいですが、なんとなく日本人が持ってる“イメージ”とはかけ離れている事が多々あります。
日本国内でも絶賛爆増中のオミクロン株の発生もココだと言われてるらしいですが、「COVID-19」よりもヤバい伝染病が未だに流行してる地域だし、「アラブの春」以降も内戦が終わらない地域もまぁまぁあります。
ソレどころじゃないわな?
アフリカを取り巻く諸問題の根は深く多岐に渡り、たぶん日本人では理解できないことが大半を占めます。
内戦が終わらない最大の理由として、銃器を大量に送り付けている国がありますよね? どことは書かないけど国連の常任理事国ですわ。
【 2021年8月8日 】
に公開した記事内でこのように書いています。正に「大量生産大量消費」であり、典型的な「大資本主義社会」の一面と言えます。
だからね?
少々高くても体形が変わらなければ10年以上楽に着れるんですよね。ちなみに、日本人は本来の日本人の食生活をしていれば太ることはない。
僕はアパレルが好きだったわけですが、「トレンド/流行」の作られ方を知ってアホらしくなりました。
だから過去記事で「オシャンティー」という言葉で馬鹿にしてたんだけどねw
回想シーンで禰豆子が自分の着物を縫っているシーンがありましたよね。
日本の伝統的な民族衣装である「和服」はこのように手直しが簡単にできます。
ココまでいけば…流石に買い直した方がいいと思うけどね(笑)
大阪府松原市にできた大型商業施設「セブンパーク天美」の紹介でこの画を出しましたが、僕が伝えたかったこと…まぁ考え方は昔から一切ブレてないから全てが繋がっているんですけどね!
ただね、現実的な補足をしておくと、特に「着物」の場合は「和式トイレ」に軍配が上がります。ここがちょっとネックだよね。
まぁ「物を大切に扱う」ことは当たり前の話なんだけど、大資本主義社会においては「買い替え」ということになります。
たとえばね
このブレスレットは僕が成人祝いで買ってもらった物ですが、すでに21年ほど経ったとはいえ非常に状態が良いですよね?
当時は「クロムハーツ」や「ガボール」なんかが席巻していましたが、これらはブランドネームだけで所詮は型流しの鋳物だから類似品が出回ったわけね!
コレは完全にハンドメイドで日本には数本しか入っていなくて、大阪の分は僕が押さえたわけ。正規代理店の話だから間違いないし、ネットで探してもまず出てこない。
とりあえず息子の成人祝いで譲ろうと思ってますけどね。
「良い物」は価格が高くて当たり前だと言える側面がありますが、では価格が高ければ「良い物なのか?」はまた別の話です。
たとえばね
ロールスロイスのたぶん「ファントム」だと思いますが、このポリカ製のマスコットはオプションで約120万円もします。
もちろん電動格納式でRGB-LEDで任意の色に発光させることも可能です。
罰ゲームやんけwとかね。
日本人は割とこういうことが多いと思いますが、とにかく「ブランド」大好きでどんなジャンルでも“愛車自慢”の多いこと多いこと…。非常に残念ですわ。
それでは【本題】です!
この話は息子がメインになるので少し補足から入りたいと思います。
小さな頃から物作りと言う名の「おもちゃの改造」を間近で見せてきてるので物凄く大切に物を扱ってくれるように育ちました。
たとえばね
【 ヘルヘイムの木 】
女の子に比べ男の子は「お片付け」が下手だと言われています。これは仕方がないそうです。そういうもんらしいです。
僕も「仮面ライダー鎧武」の世界観が好きだった理由がありますが、ここまでロックシードを買っておいて片付けができない息子を怒る…もう「親」を失格ですよね。
苦手だったら苦手で「楽しくお片付け」ができる物を用意してやればいいんですよ。
ロックシードの正面は全て「塗装」されているので、一つの箱にガチャガチャ入れると小傷が付きますよね? ソレで悲しい思いをするのは僕ではなく息子自身だよね?
だから教えるわけ!
昔から物を大切に扱ってくれるから息子のランドセルはめっちゃ綺麗なんですよね。あと数ヶ月で小学校生活が終わるんだけど。
この流れなんです!
【 1,000円の模造刀 】
子供に持たせるには十分ですよね。
子供だましとはいえ「刀」といえば…「刀」のような気がする…。
どのみち続くかわからない分野に初期投資は不要です。
でね、たぶんなんだけど…
どのジャンルでもそうだと思いますが、ちょっと知識がある…なんか先輩風を吹かせるというか…そういう輩ってこの「模造刀」を貶すと思います。
やっぱりチャチイよ!
「柄」もボロボロですよ。
こうなりました。
新しい「命」を吹き込んだのね!
これは「模造刀」だから柄も樹脂製の安物なんです。
樹脂製の安物なのであればわざわざ「柄糸」をほどき新しい物に交換しなくても染め上げることができるんですよね!
「特性を知る」とはこの事です。
逆説的には…
「日本刀 / 居合刀」で使われる柄は本鮫革だし、染料ドブ浸けなどできません。
コチラであればもれなく柄糸の交換となりますが、専門店に出すと1万円ぐらい請求されるんじゃない?(※材料費込み)
樹脂製であればその特性を逆手にとれば安上がりなんですよね!
素材によって染料が異なりますが、興味があればご自身で調べて下さい。
ここで「鬼滅の刃」です!
また別記事を用意していますが、このビッグネームを知らない人を探す方が難しいと思います。
なにより僕は「色変わりの刀」も市民権を得たと考えています。
結局はココなんですよね!
「鬼滅の刃」という作品が生まれる前までであれば、このような安物に需要はなく即スクラップでもおかしくなかったわけです。
ここがモロに「物を作る人」と「物を買うだけの人」の違いになってきますが、何とかもう一度スポットライトを当ててあげたいと考えちゃうわけ!
もう1本紹介しますね!
これも安価な中華製です。
見ての通り精度の悪いダイカスト製法によってエアーが入り込み、その場所から内部腐食を起こしメッキ面がモロモロになっています。
この状態を放置するとどんどん浸食が進むので…もうゴミと言ってもおかしくないレベルです。
どうですか?
欲しいですかね?
もちろん中華製という理由が大きいわけですが、湿度の高い場所に置くと良くないですよね。
こんな状態であれば商品価値どころか利用価値すらありませんよね?
人前に出せます?
メッキもかなりヤバいな。
【捨てる神あれば拾う神あり】
もしも…色を塗れたら…?
既に我が家にあるというか、これから2本目の“絶倫刀”として生まれ変わります。(※予定)
これは息子用の「居合刀」を探すために「樋無し」と「樋入り」の違いを見せる目的もありましたが、どうせこのままスクラップになるなら最後に『もう一度光り輝いてみろよ!』という僕の想いを込めます。
考え方としては完全に「線香花火」なんですよね!
当然ながら万人にはウケないけど「カッコいい仕様」にします。作れない人が見れば羨ましく感じるぐらいね!
こういう練習をしようと思ったら「居合刀」ではできません。155㎝の息子であれば間違いなく地面を擦るから!
それに普段の練習は地味で退屈だから親心として少しぐらいは“遊び心”が欲しい本音もあります。
とにかく…
ジャンルを問わずこういう一点物を手に入れたら人は自慢したくなるよね?
ソレが“愛車自慢”に没頭してる連中の限界であって無用な波風が起きるわけ。そろそろ学習せぇやw
この歳になるとあえて他人様に自慢することなんて無いし、強いて言うのであれば一点物を作れる僕がカッコいいわけで、その一点物を手にし練習に励む息子がカッコいいわけ。
それにね、本当に“愛車自慢”を続けようと思ったら常に新しい物を取り入れていかなければなりません。
もちろん資本力勝負になるよね? 何よりまだ使える物を買い替えるって勿体ないよね? アホくさいし。
そうは言っても「道」を究めれば良い物を欲しくなるのが人間の性。
「足るを知る」って話やね。
そんな所に掛ける時間があるのなら先にもっと覚えることがあります。
「鍔迫り合い」と「切羽詰まる」は先に出しましたが、日本刀の各部名称からことわざとして使われるようになった言葉も覚えておきましょうね!
・反り(そり)が合わない
・相槌(あいづち)を打つ
助太刀・伝家の宝刀・土壇場・諸刃の剣・鎬を削る・目抜き通り・太刀打ちできない・火花を散らす・横槍を入れる・付け焼刃・焼きを入れる…。
紹介しきれないほど現代でも使われている言葉が残ってますよね?
それだけ古来より日本人の生活に「日本刀(刃物)」が密接に関係してきた歴史なんです。
もちろん技術的な鍛錬は必要だとは言え、このような事もしっかり勉強していくと更に奥が深く情緒あふれるものになるのではないでしょうか?
そういうこっちゃ!
とりあえず2本目の完成はまだ先になりますが、やっぱり少しは“ネタ”にしたいと…悲しいかな「大阪人の性」ですわ…w
おわり