基本的に木材は呼吸をします。
その利点を活かしたのが「桐たんす」であり、湿度を“コントロール”できると書いた方が分かり易いですね。
だからね、日本刀の「白鞘/休め鞘」も理屈は同じですよね!
【 2液性ウレタンニス 】
木材用のトップコートで最強はコレですね!
見ての通り価格が価格なので躊躇しますが、この価格であれば木刀がもう1本買えるんですよね。こんなに量もいらないし…。
テーブルとかで使われる一枚板の無垢材などであれば本領発揮というか…やっぱり艶もかなり出るから価値はあるんですよね。
木材を塗装する…。
意外と大変なんですよね。
「塗装=油性」と考えるのであれば下地に「プライマー」が必要になります。
これを吹いたら確かに塗料の乗りは良くなります。良くなりますが「木目」は消せません。
めっちゃ大変なの!
過去に難儀した経験がありますが、どんな木であろうが表面には木目がありますよね?
ザックリと「年輪」になりますが、周りの地と固さが異なるから丁寧に研磨をしてもなかなか面が出ないんですよね。
結局のところ塗膜を厚く盛っていき面を出すことになります。
もう手っ取り早いから!
古来から伝わる手法を取り入れるなら「漆/うるし」ということになります。
今でも工芸品関連は漆が使われていますが、最大で10回以上重ね塗りする場合もあるそうです。
わかんねぇなぁ…。
一度も漆を使ったことがないから全然知りませんが、本物の漆は取り扱いが難しいし湿度調整なんかも繊細らしいです。
【 ミッチャクロン 】
最近はどのジャンルでも見かけますが、密着力は相当良いみたいで下地の状態も選ばないとか。使ったことがないから知らんけど。
結局は水性かな?
確かに油性塗料は多種多様いろいろな色味が選べるメリットがありますが、油性だけにデメリットもしっかり存在しますからね!
油性塗料を使用しても屋内の展示等であれば別に問題はありません。
木刀の場合であれば打痕による傷や割れが起こる可能性がありますが、その部分から水分を吸ってしまうと厄介なワケです。
要はね、行き場を無くした水分が膨張して塗膜を破るというか、何度も繰り返すと将来的に沸いてくるリスクがあります!
「ニス」であれば油性でも問題ないかな?
コレとは別に「ステイン」ってありますよね。使ったことがないから知りませんが、ちょっと微妙っぽいんですよね。
アリなのか…ナシなのか?
悩ましい…。
「木材」を「金属」に見せる手法もありますが、ある程度「凹凸」がないと活きてこないというか、平面ベタ塗りって微妙だと思います。はい。
でも安かったの!
ちょっと悩んだw
誰も欲しくないんやろな…w
この店舗には置いてませんでしたが、このような「ラバー」もありますよね。
ペンチとかニッパーとかの持ち手部分の再コーティングが主な用途になりますが、スプレー式もあるんですよね。
耐久性はそこそこあると思いますが、どうしても被膜が厚くなるから細かな造形は目が潰れます。
コスパで考えても「水性ニス」が一番ベターなような気がします。水性だけにそこまで臭くないしね!
ちょっと悩むか…。
おわり