ごくごく普通の一般家庭では「木刀」なんて持ってないと思いますが…?
いや…どうだろうか…?
中学、高校の修学旅行で木刀を買って帰る…僕は見たことがありませんが「都市伝説」かもしれないよねw
これは2年前の奈良公園の横ですが、やはりお土産屋さんには売ってるんですよね。温泉地もそうかな?
税込みかどうかわかりませんが、値札には「1,320円」と…って安いなぁ…。
ウチにあるのが2,400円ぐらいだったから…原価が気になるし輸入品になるのかな?シランケド
【 木刀(2,400円) 】
どこにでもあるような一般的な木刀ですね。色味は薄いので一発で木だとわかり特に問題もないかな?
これは「柄(持ち手)」部分になりますが、特に滑り止め加工がされているわけでもなくツルツルの状態です。
特に夏場であったり汗をかきやすい季節は滑りやすく、大人が握っても若干太さを感じ、握力が無くなったら簡単にすっぽ抜けるのでけっこう危険です。
こちらが刃(切先)となりますが、とにかく変な形状ですよね?
耐久性を考慮してるというよりも単価的にこの程度で終わらしている…が本音ではないでしょうか?
これは「峰」側から撮っていますが、左右に反りは見当たらないかな?
材質が気になるところですが、基本的には「赤樫」が多いそうです。剣道のように打ち合いをする場合は更に強度がある「本赤樫」が良いとされています。
結局は用途によっての話になりますが、いうて「木」だから耐久性があるし、折れるまで打ち込む奴なんでそうおらんでしょw
もう半年以上前に購入して多少は練習で使ったので打痕キズがありますが、このまま眠らしておいても買った意味がないので改造というか修正をしたいと思います。
最終的な仕上がり形状はまだ決めかねていますが、このような不細工な形状がとにかく許せないんですよね(笑)
わかるかな?w
現状の重さが500gです。
ザックリと「真剣」の1/2程度の重量なので大人の練習用としては申し分なくコレで十分ですね。
ただね、息子の練習用としてはもう少し軽くしたいし、何より持ち手が太すぎるのでしっかり握れないんですよね。
どうせ軽量化を兼ねて形状を整えるのであれば、この部分も一段落として「はばき」を再現しても良いかもね。
一度ザックリ落とす。
材質が木なので耐久性を考慮して切先はあまり尖らせないようにします。
とりあえず、絶対に不要だと思われる部分を先に削っているので面は出ていません。
すっげーテキトーwww
通常のはばきと同サイズにしてしまうと存在感が無くなるし、高さも少しあった方が全体的なバランスが良くなるかな?
柄(持ち手)部分ですが、とりあえず真っ直ぐだったので形状の修正から入ります。
これは峯側なのでセンターを少し凹ませる感じでアールを付けています。
こちらが「刃」側ですね。
コレをやるだけで角が立ち細くなったので多少は握りやすくなりましたが、やはり滑り止め用として凹凸を付けたいと思います。
この画像ではわかりにくいですが、若干アールが付いたので見た目が綺麗になりました。
最終的には息子の手の大きさに合わせて調整し…どのような形状の「溝」を掘るか悩ましいなぁ…。
無駄に目貫でも埋め込んでみようか?w
いや…カッコいいかな?
かなり個性は出るよね?
でね、この木刀の世界でも「高級」や「安物」があると思うので実勢価格を調べてみましたが…
えっ…たっか…w
この価格だと「展示用」だよねw
鞘付きでこの価格なの?
めっちゃ良くね?
ココまで各寸法を出してるってことは、商品に自信があるんでしょうね!
送料無料だし本当にこの状態で届くのであれば間違いなく「買い」と言えます。僕は買わないけどw
ほぅ…なるほど…。
であれば…刃の厚みを「18~20㎜」で仕上げたら問題なさそうだね。
この木刀は基本的に使ってないから時間が空いた時にしか加工ができないので…次回はけっこう先になると思います。
つづく