前回というよりも昨日の記事で『しばらく先になります。』とか書いておきながら翌日には更新していくスタイル?
いやね、まだ肩~腕が本調子ではないので、できる作業が限定的なんですよね。
まぁコレぐらいであれば簡単なのでやってみようかな?みたいな。
まだ「刃」側の最終調整が残っていますが、およそのアウトラインが出来上がりました。
いうて「木」なので『どこまで日本刀に近づけるのか?』が悩ましいわけですが、特に打ち込む予定は無いのでそれなりに耐久性があれば十分ではないかと。
パッと見でフラットになっていると思いますが、95%は面出しが終わっています。
しっかり「左右対称」にする為には「センターライン」を先に決めなければいけません。
日本刀の峰の形状は山型になっていますが、コレはスムーズに「抜刀・納刀」をする為であり、鞘がない木刀には原則的に不要となります。
だ・が・し・か・し・!
あった方がカッコいいよね?
ってわかんねーなw
よくわからんなぁ…
背景色の問題なのか…iPhoneのカメラ性能の問題なのか…肉眼が良いだけなのか…?
ピントかな?www
いや…木目の影響かなw
どう?どう?どう?
綺麗に撮れたんじゃない?
ライトの加減かな?
まだ粗削りなので面が汚いですが、こういう感じでバッチーンと通しています。
削ってみるまではあまり意識していませんでしたが、木刀って日本刀に比べさほど「反り」が無いんですよね!
理由は簡単で「削りだし」だから反りを大きくすると使う部材が大きくなるので単価が上がります。オマケに削る時間(手間)も増えますからね!
「現代刀」でももう少し反りがありますが、コレはコレで新鮮と言うか別に悪くないかな?
スマホ画面だったらわからないかもしれませんが、赤〇の中に削った時についた薄い傷が残っています。
こちらは「柄」側になるのでまださほど削っておらず面が出ていませんが、そこの傷が消える程度に落としていくとだいたい面が出てきます。
例えばね?
既に面が出てる状態と仮定して何かの理由で深い傷が入ったとします。
この傷を落とすためには削るしか手が無いわけですが、部分的な研磨はできません。
もちろんこの部分だけを削れば作業が早いわけですが、そういう横着をかますと「じゃがいも」になるんですよねw
つ・ま・り・?
赤色の部分を1㎜落とそうと思ったら紫色の部分も均等に1㎜落とさなくてはいけません…w
面倒くさいやろ?w
ここで多少「物作り」をしてる人であれば直ぐに気付くと思いますが…この片面を全体的に1㎜落とすという事は…?
反対面も1㎜落としますw
例え…傷が一切無く…面が完璧に出ていようが…涙を流しながら…削るのですwww
面倒くさいやろ?w
一言で「造形」と言っても、フィギュア製作であれば例え削り過ぎても「盛る」ことができいくらでも修正が可能です。
が!!!
このような「造形」はある意味「一発勝負」の側面があるので注意ですね!
どうしようかなー。
どうするもクソも「どこまで再現するか?」だけなんですけど。
それなりに時間がかかりそうですが、ヤスリで丁寧に仕上げないと出来栄えに影響してきますからね。
この「はばき」をある程度仕上げて形にしないと「鎬」の高さが決まらないし「刃」も削っていけないんですよね。
っていうか…
本命はココなんですよね。
今回の修正のメインは「すっぽ抜け防止」だから「刃」とか「はばき」とかぶっちゃけどうでもいいんだよねw
どのような「溝」を採用(掘る)するかでアウトラインも変わってくるんですよね。
悩ましい…
非常に悩ましい…
とりあえず…一番やりたい所が一番最後になってしまうのか…。
つづく