現在の大阪市は自然が少なく、なかなか「生き物観察」がしにくい状況ではありますが探せばいます。それなりに。
今回は僕が実際に直近1ヵ月の間に大阪市内で撮影できた「野鳥」にスポットを当てますが、一応「専門家」の話も伺いました。
が、けっこうイライラしたので話半分程度で僕の「主観」で進めていきたいと思います!
一応ね今までに「生き物の専門家」に属する識者はザっと思い出しても20名以上と話したことがありますが、全般的に高飛車ですっげー偉そう、人を小馬鹿にしてくることが多いので僕は嫌いです。
今回の話も「大阪市内の自然」という前提での話でしたが、『あ~大阪には自然が無いと思ってるわけですか、そう考えてるわけですかー』と開口一番コレだったから話になりませんでした。
テレビ東京系「池の水ぜんぶ抜く大作戦」でお馴染みの静岡大学准教の加藤 英明氏がなぜこれだけテレビの露出が多いのか?
ここまでハキハキと小学生にもわかり易く説明できる識者はほぼいない。と思ってた方が良いでしょうね。
別に識者に喧嘩を売ってるわけではありませんが、生き物関連は専門性が高すぎて「行政」としても意見を丸のみすることが多いと思います。
昨日5月11日にこのような報道がありましたが、ぶっちゃけ環境省には同情の余地が…いや無いかなw
とにかくね、このような一部の世間知らずが非常に罰則の重たい「外来生物法」に口を出していると思うとゾッとしますが、この辺りはまた時間がある時にでも追々書いていきたいと思います。
それでは【本題】を書いていきたいと思いますが、僕の主観というよりも「一般的には」という軽い感じになると思います。
とりあえず11種類の「野鳥」が登場しますが、特に「大阪市民」の方は生で観たことがないであろう鳥がたぶん出てくると思います。
・スズメ
学名:Passer montanus
スズメ目スズメ科スズメ属に分類され、もはや「スズメ」としか説明できない鳥。
全国的には数を減らしているという情報が多いですが、大阪市内ではデータがないので不明。でも体感的には減ってるような気がします。
・ハト
学名:Columbidae
厳密にはいろいろな種類がいるそうですが、「野鳩」と呼ばれるごくごく一般的なハトです。
・カラス
学名:Corvus
全国的にも厄介者という認識になることが多い黒い鳥。
大阪市内には24の行政区がありますが、かなり地域差があるので生息状況等について詳細は不明。
我が家の周りではあまり見かけないし、家庭ごみが荒されている事もほぼ無いので詳しくはわかりません。
ちなみに、これは「ミミズ」を食べています。
・ムクドリ
学名:Sturnus cineraceus
大阪市内では増えてるらしいですが、僕の地域ではあまり見かけることがありません。フン害が凄いらしい。
・ハクセキレイ
学名:Motacilla alba lugens
似たような「セグロセキレイ」は大阪市内にはほぼいないそうです。
・カルガモ
学名:Anas poecilorhyncha
この鳥も種類が多いのでちびっ子にはザックリと「カモ」で良いと思いますが、興味があれば深堀して調べてみましょう!
・オオバン
学名:Fulica atra
大阪市内では少し増えているそうですが、詳細については不明。
・ツバメ
学名:Hirundo rustica
2022年5月撮影。大阪城公園内のせせらぎの小川です。
平均時速40~50kmほどで飛ぶことができ、飛んでる姿の撮影が非常に難しいですね。
魔球の様な動き方の「トンボ」をいとも簡単に捕食できるほど運動性能が優れています。
ちなみに、シオカラトンボの捕食をしてるようでした。
・アオサギ
学名:Ardea cinerea
とにかくデカい。
飛んでる姿も雄大です。
これは水浴び中ですが、警戒心があるようで無いようで、普段はボケーっと立ってることが多いです。
ペンギンと同じように若い頃は少しグレーっぽい色味ですね。
ちょうど生え替わりの頃だと思いますが、特に若い個体は警戒心がそこそこ強いので近づくとすぐに対岸へ飛んで逃げます。
ここでふと思った…。
前から薄々感じていましたが、動植物を問わず「外来生物」ってお下品な種が多くないですかね?
爬虫類なんかでもド派手なカラーリングが多いし、とにかく「狂暴」ということもあるし自己主張が激しいよね?
・コサギ
学名:Egretta garzetta
大阪市内では数が減っているそうですが、「シラサギ」と呼ばれるだけあって純白です。
ちなみに、「チュウサギ」はおらず「ダイサギ」はたまにいるらしいです。
たぶん2歳ぐらいだと思われますが、太陽の日差しで輝くように白さが強調されています。
ペリカン目サギ科コサギ属ですが、素人的にはどこか「ツル」を思い出させるシルエットです。
僕は鳥類の中でも「コサギ」が上品で好きですが、この上品さが「日本」って感じがしないかな? そうでもない?
【 2021年2月 撮影 】
今となっては貴重な一枚になりましたが、大阪城公園でも観ることができます。(できました。)
この一枚だけだと本当に「大阪市内」かどうか怪しいですよね。
個人的にはこの景色をしっかり後世に残さないといけないと思ってます。
関連記事はまた順番に書いていきたいと思います。
次が最後です。
・カワウ
学名:Phalacrocorax carbo
大阪市内でもいてる所にはいてる。というザックリとした事しかわかりません。
でね、「カワウは害鳥なのか?」も調べましたが、もちろん漁業(養殖業含む)に携わる方にとっては捕食リスクがあるので「害鳥」になりますが、一般人からすれば「ただの野鳥」です。
この辺りも立場や時代によって見識がコロコロ変わるので、どのような情報であれ冷静にあまり鵜呑みにはしない方が良いと思います。
カワ“鵜”だけに!
かなり警戒心が強く近づくとすぐに逃げますが、脅かせることなくソーっと近づくことができれば…
寝てますね(笑)
ちびっ子が騒ぐとよろしくありませんが、原則的に野鳥観察は静かでないとできません。
また、生態を確認しようと思ったら鳥類に限らず根競べにもなります。
コレがフンになります。
べっちゃべちゃの水溶性なのですぐに消えますが、フンの色味は「白色」なんですよね!
基本的に鳥類は「白いフン」が多いのかな? ちなみに、僕は一度ハトのフンが頭部に直撃したことがありますw
これが哺乳類になると草食であろうが肉食であろうが雑食であろうが「茶色のフン」になりますよね?
なんでだろうか?
鳥類の白いフンは人間でいう「おしっこ」に相当するようですが、基本的には「尿酸」の働き…要は「うんこ」はまた別になるわけですね!
こういう感じで自分の目で見た物を持ち帰りインターネットで調べていくと、どんどん「知識」が増えていきます。
興味があれば是非!
おわり