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ザリガニ飼育 【奮闘記】

【屋外水槽】冬場の水温対策(管理)について

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室内に水槽を置いている場合はヒーターを使用しなくても特に問題ありませんが、屋外に水槽を置いている場合は水温が低下し最悪は水面が凍結したり、ポンプが止まったりと困る事が出てきます。(地域差アリ)

今回は我が家(大阪市)で飼育しているタイゴーストザリガニにスポットを当てて対策をしたいと思います。

本来はヒーターを使わずに冬眠による越冬を考えていましたが、11月の抱卵の大失敗があり元の飼い主である個人ブリーダーさんに相談しヒーターを使う事にしました。

・屋外水槽でヒーター?

順を追って説明しますが、そのままヒーターを使っても放熱ロスが大きすぎて効率が悪すぎます。

つまり電気代が上がりますね!

その為の対策となりますが、本来は室内が推奨になります。

ただ、我が家を含め室内に水槽を置くことに抵抗がある方も実際に多いと思います。

『なら辞めろ!』って言われそうだけど、やっぱり地震があった時が困りそうでしょ?

後は臭いかな?

やっぱり多少は臭くなるでしょうね!

 

これに加え、僕の場合は面倒くさがりなのでバケツリレーでの水交換が無理です。

現在は3mのホースを延長してベランダ排水落ち口にダイレクトインです。

コレが本当に便利で楽!

この手抜きを一度でも味わうと室内水槽なんて今更無理です。

給水も原則は水道水をダイレクトインです!

まぁ後でカルキ抜きでも…

そもそも大阪市内の上水は高度浄化水なのでカルキ抜きなんてしなくてもいいんじゃないかな?

たぶん大阪市の上水が不味いと感じたら味覚がおかしいか軟水に慣れてないかのどちらかだと思います。

 

話を戻し

そういわけで、これから屋外で何かしら水生生物の飼育を考えている方向けに僕の実践記を軽く紹介したいと思います。

 

気温と水温の関係は後述するので、一番大事な「保温」

保温と言えば発泡スチロールです。

現在コスパ最強の素材で、厚みを最低1㎝の2㎝あれば十分水温の維持に貢献します。

こういうデコパネは密度が高く一見すると良さそうですがコスパ…

発泡スチロールが無難ですね!

発泡スチロールを適当にカットして前面以外の3方を上部まで囲ってテープで止めて完成。

とても簡単です。

昼間はこれで十分です。

問題は夜です。

思い切って前面もカバーします!

すっげー雑な仕事ですが…

これで十分です。

少し隙間を作ってあげると

生体の確認ができます。

これで十分です。

前面をクリアにしたい場合は

コレが使えます!

コーナンによく行く人なら絶対に聞いたことがあると思いますが、『テーブルクロス切り売りコーナーへお回りください~っ』ってアナウンスがありますよね?あそこです。

どこの店舗でも水槽に使える幅が短いタイプを常設しており「厚み2㎜がオススメです。

ただ、物凄く固いので小さいハサミでは切りにくいの注意です!

コレを前面に取り付けると外気とワンクッションおけるので

外気が3度ほどでも水温が23℃を下回る事がありませんでした。

ちなみに、この通常の60㎝水槽で使用してるヒーターは

こちらになります。

通常使用する物よりもワンランク小さい26℃固定の100w(40ℓ以下)です。

アマゾンでは1,250円+送料で、家の近所の最安値が1,580円+税でした。

ヒーターは消耗品なので高い物でも壊れる時は壊れます。

水槽関連は趣味よりも道楽寄りなので理想を追求しだすと費用が青天井になりますが、イニシャルコストとランニングコストを下げる事は重要だと思います。

ワンランク下のヒーターになりますが

日中はしっかり26℃まで上昇します。

 

今回は僕の飼育環境の話になるので絶対にこうなるとは言い切れない部分があるのでもう少し補足をすると

水槽を置いているベランダは建物南側にあり、カーポートのような屋根があり、日中は太陽の日が射し、3方に壁があるので風の吹き込みが非常に少ないですね!

冬場でも水温を上げやすい環境となります。

 

・気温と水温の関係

これが非常に大事になります。

原則的に水温は気温に依存しますが、一概には言えない関係でもあります。

少し前の画像になりますが気温が7度

水温は9℃…あれっ…?

っと思ったら

気温が11度でした…

iPhone…しっかりせいや…

風がない条件では気温より水温が1~2℃低くなる傾向です。

風があると気温が氷点下にならなくても池の水面が凍ったりと、冬場の「北風」が水温を下げる曲者になります。

 

・冬場の水温管理のまとめ

1.北風対策

水槽用のビニールハウスみたいな商品もありますが、外気をシャットアウトできるので非常にオススメです。

規格サイズ(小さい)のみになるので、大きな水槽や水槽台ごととなるとワンオフで製作する必要があるので初心者には少しハードルが高くなります。

2.ガラス面の保護

冬場になると窓ガラスが結露したりと一見すると熱伝導率が高そうですが、実はコンクリート以下の低い物質になります。

ただし!

世間一般で使われる板ガラスの厚みは5㎜程になり、この厚みでは外気の影響をモロに受けます。

ヒーターで上げた水温を維持(保温)するためにはガラス面を発泡スチロールで覆う事が理想と言えます。

見た目が悪くなるけどね!

冬場だけなら我慢できますよね?

 

まー

そんな事をしたくないという方は…ワンランク上の200wヒーターを使えばクリアしますが…

 

 

・余談

発泡スチロールは非常に効果的な反面、2㎝厚を使用すると太陽光がほぼ通りません。

我が家のザリガニ水槽はほてい草とアナカリスも入れてるので

自動車用HID・改の投光器(35w-3200㏐-4100k)を使っています。

日照時間によって3~6時間点灯と変化させていますが…

 

電気代は知らん!

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