加工らしい加工が少なかったので上下のケースを合体させニコイチにします。
接着材は【シリコンシーラント】を使います。
1液性で接着、充填、防水といろいろ使える便利な物です。
使用する際は上のキャップをカッターナイフで切り、専用のガンで押し出すように使います。
用途にもよりますが、ヘラを使う場合がありますが【割りばし】などでも代用できます。
水中ポンプの固定用のパーツの淵を3面塗布します。
ここは水に漬かるので完全乾燥までに3日以上は放置します。
【シリコンシーラント ※補足説明】
通常この1液性は水槽などにも使用されておりワンオフ製作でも必要になりますが、大気中の水蒸気と化学変化を起こし硬化をします。
表面から硬化が始まりどんどん内部まで硬化していきますが、厚みによって完全硬化するまでの日数が異なります。
硬化中はツンっとした刺激臭があり溶剤が気化しているわけですが、水にも溶け出すので水槽などに使用する場合は完全硬化するまで待つ必要があります。
大きな生体などであればそこまで気にしなくても良いですが、今回は稚魚用水槽ということで少しの成分でも弱るもしくは死ぬ場合も考えられます。
命は大切に!!!
上のケースの補強をします。
通常水を入れるだけなら問題はないですが、今回はケースの上に置くので強度が少し心配です。
裏面は少し格子が入り補強されていますが心もとないです。
淵にシリコンを充填します。
もっと強度を出す場合は5㍉角のアルミ材を埋めると強くなりますが、そこまでお金を掛けたくない…これでいきます。
それを3面施します。
ガンで流し込むだけでは接着が弱いのヘラで押し込み成型します。
ここで少し表面を硬化させたいので放置します。
加工したポンプの接合部の確認をします。
少しぐらいの水漏れがあっても特に問題ありませんが…ないな!(完璧)
ポンプに使った塩ビパイプを別に3本切断しておきましたが、これは竹?バンブー?用になります。
3本あるので上と下のケースの角にシリコンで接着します。
これは上のケース
べた~っと圧着します。
シリコンの乾燥待ちの間に水草の最終調整を終わらしておきます。
下のケース部分ですが、上のケースが乗る部分を圧着する為にシリコンを厚めで塗布します。
完成。
砂利は名前がわからない麦?石?(余り物)を入れます。
ポンプをよく見ると前?後ろ?があるみたいですが特に気にすることなく
とりあえず設置。
ちょっと不細工ですがこれは仕方ないね!