前回更新からしばらく時間が経っていますが元気にいってみましょう!
稚魚の水槽を作ったきっかけは飼っていた金魚の産卵からでしたが、これが5月初め頃の話。
で、前回の産卵では
レモンコメット(イエローコメット)のメス(形はほぼ和金)とコメットのメスに
朱文金のオスを掛けましたが、1ヶ月遅れる事
朱文金のメスも産卵したので卵を取ってみました!
数にして100個ほど…
これは純粋な朱文金が生まれるハズ(?)なので選別して10匹以内に絞ろうと思います。
ようは…さすがにここまでの数を飼育できない!
で、この話が6月頭の事で(かなり前だね…)
稚魚がそこそこ成長したので一度【稚魚の水槽】をリセットします。
リセットのメインは水質を安定させる為に下にひく玉砂利の変更です。
小さい間は餌を食べないので自然発生する藻を食べさせますが、ある程度大きくなると餌付けができ色づきよ良くする為に市販の【カロチノイド強化】した餌をあげます。
っとその前に!
一旦親魚を入れてみます。
この形状にしたのはズバリ親魚の隔離です。
結論は後述するとして、産卵を控えさせようとね!
ただ…思っていた以上に小さかった…
初めから小さい水槽で飼育し大きくなるぶんには問題ありませんが、大きい水槽から小さい水槽に移すとストレスから暴れます…結果断念…
ヘッジする意味でこの形状で製作しましたが…ものの見事に失敗…
っというわけで、稚魚の飼育に再度使います。
ここで前回生まれた稚魚の紹介!!!
生まれてから2ヶ月程が経ち大きさは1.5~3センチ弱と個体差があります。
色味もバラバラで一番のお気に入りがコレ!
黄色の朱文金!!!
朱文金は字のごとく朱(赤~橙)、白、黒の3色の色味で3色出目金とコメットのハイブリッドですが、今回はイエローコメットと掛けたので朱では無く黄が綺麗に出てきました。
名付けて 【黄文金】!!…(まんま?)
画像では黒が飛んでいますが、ポツポツ黒色もゴマ風に出てきているのでこのまま色が安定してくれれば完全形になる予想
続いてコイツ
背びれに黒いすじがでた通称:1本角(そうなの?)
これはさっきの黄と同様に3色だったけど、最近一部にオレンジが出てきて4色になってきています。
同じ親から生まれた稚魚でも個体の大きさ(成長スピード)や出てくる色味、模様は様々です。
錦鯉なんかもそうだけど、この模様の出方が楽しみの1つだと思います。
これなんかはまだ小さいから(?)ほぼ白です。
何かしら模様は出てくると思うので期待。
ちょっと気になるのが…
全く色が出ていないごくごく普通の川魚みたいなこいつら!
色が出てきてる稚魚の共通点は目で、試合後のボクサーみたいに目の周りが真っ黒になっていますが、こいつらは普通の目…
白いスプーンですくって色を映すと変化の兆しはあるものの…
これなんかはちょっと黄色っぽくなってきたような…
金魚の世界でも隔世遺伝ってあるだろうし、優勢遺伝、劣勢遺伝なんかもあると思います。
それがどういう形になるかはネットで探しても出てこないのでわかりません。
養殖業者なんかは長い年月をかけて試行錯誤してるわけですから、そうそう遺伝に関する記述は出てこないわね(笑)
っと言ってる間にリセット完了。
現状はエアレーションもフィルターも不要なので暫くはこれで成長させます。
川魚系と色が出てきた系はほぼ半々の計28匹で上と下で分けています。
この大きさになった事でやっとボウフラを食べてくれる!
ほんと今まで悲惨できたからね(笑)
こっちもリセット完了。
直射日光対策をしてないからそろそろせねば…
息子の為に軽い気持ちで金魚を飼いだしたけどこういう楽しみがあったなんて思いもつかず、せっかくなので【黄文金×黄文金】の産卵もさせてみようと思います。
ただ、やたらめったら命で遊ぶ事ということはしないので、まだだいぶ先になりますね!