リフレクターの削り加工にあたり、何度も調整が必要になるので擦れて傷が入りそうな部分をマスキングテープで保護をします。
ベゼル側もよく見える部分はマスキングをしておきます。
この様にマスキングをする場合は一度裏側でテープの粘着によるメッキの剥がれ確認をしておいた方が良いです。
今までいろいろと加工をしてきましたが、物によっては粘着の弱いマスキングテープでも剥がす際にメッキが剥離する場合があります。
マスキングはあくまでも保護なので、加工内容によっては何度も張替えを行います。
綺麗に仕上げる為には、一度皮膚に貼り付けて粘着をさらに弱める事をオススメします!
化粧ベゼルの形状は千差万別でリフレクターとのすり合わせが必要になりますが、絶対に要らないであろう底側をぎりぎりまで削ります。
続いて上側もぎりぎりまで削ります。
ここで一度仮合わせをします。
上下ともに不要な部分を落としていますが、それでもコレ!
高さが1㎝ほどオーバーしてるので、まだまだ入る気配がありません。
工程としては、リフレクターとベゼルの位置を決めてからプロジェクター本体の取り付け加工になるので、ここでしっかり基準となる位置を決めなければいけません。
よく見える上側はあまり削りたくないので下側を限界まで削ります。
リフレクターの底面が若干ラウンドしているので、まずはラインを合わせて最終の仕上げ削りを行います。
コレで入らなければ上部分を入るまで削ります。
底面を削るにつれ、どんどん奥側へセットバックをしていくのでリフレクター形状に合わせてベゼルの左右も削っていきます。
もうちょっとセットバックさせる必要がありますが、ある程度削れたのでここで一旦ストップします。
リフレクターのバルブを固定する台座を落とします。
手ノコで切っているのでたぶん夜ですね!
このあたりは全然覚えていないので画像を見ながら判断してますが、手っ取り早くグラインダーで一気に落とせます。
リフレクター全般に言える事ですが、耐熱性のあるよくわからん素材でできているので切っても削っても凄い量の白い粉がでます。
これが纏わりついて物凄く鬱陶しいですが、ウエス等でふき取ると線傷の原因になるのでコンプレッサーのエアーで吹き飛ばす事をオススメします。
粉塵の量を考えると、この部分は手ノコで落とすことを推奨します。
プロジェクター本体を合わせながら少しずつ広げていき、ここでベゼルを付けたプロジェクターを仮合わせし確認をします。
全然削れていません。
一気に削り過ぎるとガバガバになるので丁寧にコレを繰り返します。