検索からこの記事に辿り着いた方は「西洋医学」に疑問を感じている人だと思います。もしくは…熱烈な僕のファンですかね?w
今回は僕自身の「骨折」を元に「痛み止め(処方箋)との付き合い方」を考えたいと思います。
その他の事例も比較に出すと収拾が付かなくなるので【骨折】及び打撲やねん挫、打ち身等の【外傷】に絞ります。
先に別件になりますが
・痛み止めを使う場合
少し分類をすると
2.内臓疾患
このケースは素直に医師の指示に従い服用した方が良いですね。
4.生理痛
就業や学業に影響が出るレベルであれば服用するべきです。
ただし!
「痛みを止める」のではなく「痛みを改善する」ように体質を変えていくことがベターになります。
これが悩む問題ですね!
気軽に痛み止めを服用するべきか?
・痛み止めを服用する目安は?
ズバリ「夜間にぐっすり寝れるかどうか?」が一つの目安になると思います。
骨折や外傷の痛みは「日にち薬」で徐々に痛みが緩和していくので回復までに時間を要しますが、夜間にしっかり寝れないと回復が遅れます。
・そもそも痛いものである
特に骨折は痛みを伴います。
今回の僕の骨折は左ひじ側の橈骨(とうこつ)が縦に10㎝以上割れました。
こんな骨折なら痛くて当たり前です!
骨折当日の晩は疼いて疼いて一睡もできませんでしたが
初回の診察時に痛み止め(ロキソニン)と胃薬が1週間分処方されました。
貰ったのはいいんだけど
結局その日の「晩」と翌日の「朝と晩」さらに翌日の「晩」の計4回しか飲みませんでした。
夜間にしっかり寝れるようになったのでこれで十分です。もちろん多少の痛みはあるけどね!
・痛みは体からのシグナル
僕が「痛み止め」の嫌いな理由はコレです。
「痛み」とは『それ以上動かすなよ?』と体が教えてくれているシグナルになります。
つまり?
・安易に痛み止めを服用するべきではない!
これに尽きますね!
「痛み止め」を安易に服用すると「シグナル」を受け取れなくなります。
結果として「可動域」が増し、単純にオーバーワークになる可能性があります。
要は回復が遅れる場合が出てきます。
・例えば筋トレ
筋トレをすれば若い人では翌日に「筋肉痛」が出ますがこれも「シグナル」なんですね!
筋トレとは簡単に言えば筋細胞の破壊になります。
・もしも筋肉痛が無ければ?
遅かれ早かれどこかの段階で体が壊れます。
細胞は「破壊」の後には必ず「再生(回復)」が必要になります。
もしも筋肉痛が無ければ「破壊→破壊→破壊」の無限ループになる事も考えられ、最悪の場合は靭帯や軟骨に血管、臓器にも負担がかかります。
・まずは正しい食生活
損傷した体をいち早く回復させるためには規則正しい生活に加え、栄養価が高い旬の野菜を入れた食事を積極的に摂ることを心がけましょう!
カップラーメンとか論外ね!
これが出来てる前提で言えば
用途に合わせたサプリも併用して良いと思います。
このような栄養補助食品には「効果の有無」を巡って常に一定数のアンチがいますが無視で構いません。
良いと思えば導入して下さい。
本気で選ぶと毎月のコストが2万円を超えてきますが、「0か1か」の極論で考えると経済的に余裕があり0.1%でも多くの機能回復を願う場合は全然アリだと思います。
・結局「痛み止め」は邪魔
コレを書きたかっただけというね(笑)
僕の様な「関節の骨折」をすればその後に【リハビリ】がもれなく必要になります!
では、このリハビリ
いつから始めるのか?
今まで大きな怪我をしたことがない人は絶対に知らないと思いますが、ギプスや副木(添え木)が外れてからでは遅いので「痛みと相談しながら早急に」始める必要があります。
だから邪魔なんですよ!
僕の場合は
グーで痛みが出てくるまで筋肉に「負荷」を掛けます。
続いて
パーにして筋肉を緩める運動を骨折3日後から始めています。
まだ副木があり骨折から日数が経ってないのでこれぐらいしかできませんが、最低限でこれぐらいはやっておかないと1ヵ月後に左腕が使い物になりません。
重要な事は「始めは患部が炎症を起こさない程度」に抑え、アイシングもしながら「負荷の限界点」を探していきます。
焦らずにゆっくりと絶対に「負担」にならないようにします。
だからね!
「痛み止め」は邪魔!
常用せんでいいよ。こんなもん。
骨折初心者は医師に相談してね(笑)
ちなみに!
せっかくなので僕のケースをもう少し詳しく書きますが、今回の骨折では手術を見送りました。
骨折を治す場合は大きく分けて「保存治療」か「手術」になります。
もしも小さなお子さんが骨折をした場合は心配になられるかと思いますが、折れた骨が臓器に刺さったりしない限りは緊急性が無いので計画手術になり考える時間もとれます。
特に関節の骨折において成長期の子供は手術ができない場合もありますが、セカンドオピニオンを活用する手もあります。
・保存による治療
これはギプスや副木(添え木)で骨折箇所を固め動かなくする方法で、比較的簡単な骨折に用いられる方法になります。
これが副木になりますが、包帯だけで固定してるので簡単に外すことができ症状にもよりますが毎日お風呂に入ることもできます。
夏場でも衛生的です。
・手術による治療
主に大きな骨折や複雑な骨折は「手術」になる場合が多く、プレートやビス等でガッツリ骨を固定するので皮膚の切開も大きくなり術後は相応の反動を覚悟する必要がありますが、「保存」に比べしっかり機能回復も望めます。
それでは僕のケースで大まかな「保存」と「手術」の違いをグラフ化しますね!
グラフの一番「底」が骨折による痛みと症状の下限と考えて下さい。
「保存」では自然治癒によって骨が修復しますが、それなりに時間を要します。(※およそ)
こちらが「手術」になります。
体にメスを入れ切開をするので骨折後もさらに大きく一時的に体調が落ち込みますが、回復後は「保存」よりも機能回復が見込めます。(※およそ)
もしも「選べる」のであれば担当医としっかり相談をして下さい。
僕は「保存治療」になりました。
これから先どうなるのか?
寸法の都合で横に伸びる時間軸は適当になりますが、この曲線のどれかを辿る事になります。
ただし!
一番顕著に出るのが加齢による骨密度でしょうね!
一方の「手術」では基本的にこのようなラインを描きます。
『どちらを望むか?』って話です。
もちろん「選べる」環境であればね!
見ての通り、特に関節の骨折等は100%元の体に戻ることはありません。
これが「骨折」の代償になります。
つまり?
『体は資本』とは良く言ったもので、怪我をして良いことなど一切ありません!
『注意一秒怪我一生』なんて言葉もありますが、怪我をすれば無駄に痛いですからね!
気を付けましょうね!
終わり。