では、改造を始めます。
改造のベースは【SGメロンロックシード】
まずはフロントフェイスの改造をします。
画像を見る限りではこちら側に傷はありませんが、開いた状態での完成度を求めるには本体側のジョイント部分の穴を埋める必要があります。
分量が少し多いので8割ほど軽量紙粘土で埋めます。
その後エポキシ樹脂で固めます。
とりあえず、乾燥するまで放置します。
改造のメインである【裂傷】をマジックでラインを入れます。
参考画像を見る限りでは直線のシンプルな傷になりますが、ある程度は忠実にラインを入れておきます。
【傷の形成について】
本体は左下から右上にかけてソニックアローの斬撃を受けているので、正面以外も傷を形成する必要があります。
※注
この改造では基盤を残し音声機能を殺しません。
同様に右上部分も巻き込むように傷を形成します。
開錠ボタンやフックのロック部分があるので、機能を殺さないように調整しながら形成する必要があります。
ほぼ直線で傷の幅もあるのでグラインダーで8割ほど削ります。
グラインダーを使うと摩擦熱で多少溶けながら削れます。
画像では少し穴が開いているように見えますが、溶けた樹脂を全て取るとガッポリ穴があきます。
樹脂の下はほぼ空洞になるので、この溶けた樹脂を残し傷を形成します。
裂傷の形成にあたり、邪魔になる正面のスッテカーをマジックのラインで切除しておきます。
ここからはルーターで調整しながら削っていきます。
メロンロックシードは【ガチャのSG】なのでカギの部分が分割構造になっています。
今回は不要になるので外しておきます。
連結部分のジョイントはグラインダーでスパっと落としています。
これで粗削りが完了です。
本編を確認するとメロンロックシードが2番目に壊れたロックシードになり、傷についても簡素で深さもさほど無いのでインナープレートは貫通させていません!
フロントフェイスを止めるチョボもほぼ無加工になるので