はい、それでは!
今回は久々にザリガニに関する内容でも“技術的”なお話になります。
昨日8日の記事では我が家で飼っている生き物をザックリ紹介しましたが、もう少しツッコミたいと思うので…
・疑問に思った人
・嘘だと信じない人
この1枚の画を観て絶対に分かれると思います。
後者の「噓」と直感で感じた人は割とセンスが良いと思います。
だって…
既に死んでるからw
なワケねーじゃんw
だから直感で「噓」と感じた人は残念ながらその程度の飼育レベルってことですね。
僕が【ザリガニ飼育-奮闘記】を書き始めたのが2017年になりますが、その当時はネットでググっても「単独飼育」しか見つからなかったし、何より「根性論」というか「精神論」というか、とにかく飼育に関する内容は根拠不明の「オカルト」ばっかりでしたね。
RB3連続後のBB終了後にレバーオン放置で自動停止後に「ペカッ」みたいな?まぁ確かに裏モノのセット打法であれば当時はあったかな。
まぁとにかく、「ザリガニ飼育」に関する情報は噓ばっかり。
そりゃそうでしょw
ザリガニ業界のインフルエンサーが誰だか知りませんが、右を向いても左を向いてもザリガニを飼ってる人の知識が無いんだから向上するわけないんだよね。
僕は「ザリガニ釣り」こそ「原点にして頂点」だと思っていますが、ザリガニの事を知ろうと思うと自然下の野生のザリガニを観察することが一番手っ取り早いわけです。
いわゆる「遠回りは一番の近道」という名言もありますが、僕ぐらいの現場第一主義になると崖のさらに下まで興味本位の探索で行っちゃうからね(笑)
だからそれらしい事を言ってる人も一定数いてると思いますが、僕みたいに野生のザリガニを撮影し、画像を用いて説明してる人なんて他にそういないんじゃない?
そりゃそうでしょw
僕が書く【ザリガニ飼育-奮闘記】は一言で「ジャーナリズム」そのものだからその辺に転がってるコピペサイトやパクリブログでは到底真似できないハズ。
てかソースは?
まぁ真面目に春夏秋冬の1年間を費やすだけで撮影枚数は2,000枚を超えてくると思うけどね?
この辺りについてはまた違う記事で補足したいと思います。一回ぐらいは「環境屋」と「保全屋」をボロクソに書きたいやん?
では【本題】です!
この画像は日付けが入っていなかったのでコレだけでは「1月8日」を証明できませんが、8日に記事を書いて公開しているので誤魔化しようがないかと思います。
【 2021年1月9日 撮影 】
分かり易いように〇の色を変えていますが、既に昨日8日といてる場所が違いますよね?
もちろん水面の氷は健在なので何かしらの超能力が無い限り内部のザリガニを移動させることはできません。
つまり生きてます!
はい、証拠です。
っとその前に!
昨日のこの画を観て『あれっブクブクは?』と感じた人は割とセンスが良いですが、確かにブクブクをしていれば水面の凍結を阻止できた可能性が非常に高いですね。
んっ違うかな?
「ザリガニ飼育」の定番といえば「ブクブク」になりますが、「メーカーの回し者」というか「ステマ」のごとく広まっていますよね。意味無いのにw
結局のところ「誰かがやってました」「誰かに言われました」程度で自らの頭で考えることも無く猿真似をしてるだけだよね?
そもそも「生き物飼育」は「ゲームの攻略」とは違うんだから、人に聞いて…最終的に何回聞けばまともな飼育になるんだろうね?
まして「特定外来生物」に指定された種は横に置いといて、現在も飼育が可能なアメザリなんて環境省の「緊急対策外来種」に選定されている外来生物なんだから、人に聞かないと飼えないのであれば絶対に向いてないから潔く諦めて下さい。真面目に飼ってる人の迷惑だし邪魔です。
とまぁ
現状の外部要因では水面の氷を放置していても酸欠で死ぬことはありませんが、この後の絡みで一応取ってみました。
ところで…
溶存酸素量って何?
生き物飼育の本質を見極めていればこのような言葉遊びは不要ですが、ザリガニ種の生命活動では基本的にさほど酸素を必要としません。(※条件によってマチマチ)
厚みは3㎜ほど。
昨日調べた時は容器の淵までしっかり凍っていたので厚みがあると勘違いしましたが、大阪市内の南向きのベランダであればこれが限界みたいですね。
レジンアートと合体。
これが13時半ごろ。
更に移動してますね。
水面の氷を取ったのは水温を測るためですが、やっぱり特に朝方に比べ若干水温が上がっています。
水温は4度ですね。
原則的に水温は気温の後追いで変動します。
この容器の1日の水温レンジを調べていないので何とも言えませんが、とりあえず水面が凍ったところで水温が0度になることは絶対にありません。
位置は変わらず。
普段は静かなのに騒がしくてガッツリ警戒してますね。
お目目も真っ黒で元気です!
すっげー寒そうだけどw
ではネタばらしでも。
本質的に「Procambarus」はここまで水温を下げない方がベターですが、我が家で飼っているザリガニが耐えれる最大の理由は生まれてから一度も移動させていないからです。
昨年2020年8月の大阪市内は観測史上最悪の猛暑になりましたが、これも急に暑くなったわけではなく徐々に暑くなったわけです。
だから耐えれる!
季節は逆になったとはいえ、今回も徐々に寒くなり結果として水面が凍っただけであって健康な個体であれば数日は耐えれます。条件が揃えばもう少し長期間もイケるかも。
つまり「水生生物」全般に当てはまりますが、急激な水温変化に弱いから家の中で温く温く「箱入りザリガニ」みたいな飼い方をしてる生体を急に屋外に放り出すとたぶん死にます。死ななくても体調は崩すんじゃないですかね?
あとはねー
センスの良い人は気付いてたと思いますが、容器側面のこのラインで色味が変わっていますよね?
わかりますかね?
コッチが分かり易いかな?
昨年末の大寒波が来る前に水量を約1.8倍に増やしています。
これがポイントね!
要は元の水量だと今回の大寒波で生体が死んでいた可能性があったわけですね。オススメはしないけど。
極論で言うと…
生体が浸かる程度の水深であれば生体ごと完全に凍ってしまうので100%死にます。
だからね、「ネタばらし」というよりも「生き物とは?」「自然とは?」を理解していれば特に頭を悩ませる内容ではありません。
こうようなネタって「飼育歴」とか全然関係がないから予備知識として知ってるかどうかって話ですね。つまり“引き出し”の数が多いかどうかだけ。
ちょっとオマケで
「〇〇〇と〇〇〇〇」
漢字と平仮名の複合になりどこかで「答え」を書きますが、これが真理の扉を開くための「キーワード」になります。
おわり。