大まかな概要が決まりましたが、レイアウト等々は作りながら現物確認からの微調整をするので現段階では特に決めていません。
高さについては息子(当時4歳)よりも高い、仕上がりで110センチほどにします。
使用する木材はパイン集成材(余り物)で戦極ドライバー、ゲネシスドライバーのベース分を先にカットし落としておきます。
要は【木】を作りたいわけですが、完全な物なんか作れないし木材の量が増えると重くなるので、先ほどのパイン材を5分割にし木の側面を作ります。
のこぎりなんかで切ってられないので丸ノコでサクッと割ります。
ラインに沿って綺麗に切っていますが、切断面にバリが残っていると怪我の元なので紙ヤスリ(♯40~120)である程度磨いておきます。
切っただけでは不細工なので雰囲気を出す為に【木の表皮】を再現していきます。
用意したのはグラインダーで刃を鉄鋼用にしています。
これを縦にチョンチョンしていくと、いい感じで削れるのでひたすらチョンチョンの作業を繰り返します。
今回使用した木材は集成材なので表面の表裏につなぎ目があります。
左(未加工)と比べると良く分かりますが、刃を押し付ける力加減で傷の深さが変わるので丁寧にする事で視覚的につなぎ目を消すことができます。
それを…5本!
けっこう時間がかかる作業ですが丁寧にする事により確実に雰囲気がでるのでここは妥協しません。
ちなみに!
グラインダーで長時間加工するともれなく手がバカになります。
8時間も使えば次の日に手が開かなくなります。慣れてない方は1日2時間程度までの使用をオススメします。
続いて天板、底板を作ります。
画像は底板ですが一番下に回転板を付けるので同寸法の直径32センチにしています。
のこぎりで24角形ほどにしてから余分な所をグラインダーで削って整えます。
左が天板で右が底板になります。
天板は底板と同じ円にするとちょっと重苦しいので適当なサイズで小さめにしています。
先ほど作った側面部分とはビスで止めるので、取り付け位置の下書きと割れ防止の為に下穴をあけておきます。
木工ボンドも併用してサクッと組み立てます。
間隔が開いているように見えますが、開いています!
綺麗に詰めた所で綺麗な円にはならないし、半身に重量が偏ってしまうのでこれぐらいが適当だと思います。
続いてベルトホルダーを作ります。
戦極、ゲネシスの2本分で細い隙間に掛けるようにします。
雑い図面が見えますが…こんなもんですよ!
位置はこの辺りでビスと補強の為に下から小さい木材で固定しています。
高さはこの辺り!
特に意味は無く、上下・左右のクリアランスをしっかり確保し息子の使い勝手を何度も考えて決めています。
こういう配置は、現物合わせである程度直感で製作する方がいいと思います。
戦極ドライバーのベースです。先ほどの雑い図面から出来上がりました!
正確な図面を書いても、これぐらい大きい物だと出来上がりの雰囲気がイメージと違う事が多々あります。
現物合わせ上等です!
ベルト止めと同じ要領で本体に固定します。
この上にゲネシスドライバーが来るので間隔を確認しておきます。
一言で言うと、位置は適当です。
取り出しやすさ等、測ったみたいに綺麗に収まりました。
これなら使いやすいと思います!