本日は3連休の最後ですがあいにくの雨…ということで手待ちになりました。
そういうわけで!
だいぶイライラも消えてきたのでブログの更新を再開していこうと思いますが、オミクロン株の今後について非常に気になる所ですよね?
当ブログでは「政府分科会」や「専門家」を散々アホ扱いしてきました。後出しじゃんけんなんて誰でもできるので一度予測を出してみましょうか。
細かな数字等は面倒くさいし、どうせ理解できないと思うので「視覚的」に分かり易いよう、また3回目のワクチン接種についても軽い感じ行きましょうか。
【 2022年2月12日 】
「全国10万」という数字が出て以降は上限値に“張り付いている”が正しい解釈になるかと思います。
『オミクロン株にワクチンは効かない』と言われていますよね?
多少…効いとるで?w
何より最凶の変異株として猛威を振るったインド型変異株(L452R)をここまで抑え込めたことで十分“元は取った”と言えます。
【2022年2月2日・東京】
これは東京都の数字が分かり易いわけですが、右上のワクチン接種状況の「接種なし」と左側の年代「10歳未満・10代」が近い数字になっていますよね?
全国的にも同じ傾向ですね!
当然ながら大人の社会活動と子供たちの日常を同じものさしで測れないので本当にザックリになりますが、ワクチンを接種してない層への広がりがわかります。
時系列で振り返ると国内第4波ではワクチン接種自体が進んでいなかったので特に高齢者が狙い撃ちとなり重症者が増えました。
国内第5波ではワクチン接種が進んでいなかった30~50代が狙い撃ちとなり中等症/軽症が増えましたよね?
では、第6波は???
「5-11歳」のワクチン接種については各家庭でしっかり考えるべき問題だし、下手に内政干渉になってもいけないので話はここまで。高齢者はさっさと打っとけ。
それでは【本題】です!
オミクロン株の感染力の強さは発生当初より懸念されていましたが、日本のワクチン接種率及び公衆衛生力をもってしても防ぎきれなかった。ですね。
ちなみに、前にも書いていますが特に大都市部でそれなりに外に出て遊んでいる人は1日あたり数回はオミクロン株と“接触”してるんですよね。
結局のところ「人がどう動いたか?」なんて数字では表せないので詳細なデータなんてありません。なんとなくです。
すなわちワクチン接種による一定の予防効果はある。と考えることができるので心配な人は3回目のワクチン接種を進めましょう!
【 国内:第1波~第6波 】
大きな「波」が発生するタイミングは「春休み」「夏休み」「冬休み」の大型連休になります。
理由がわかります?
ザックリ書いておくと各ネットワークが“シャッフル”されることにより新しいネットワークにウイルスが入り込み感染拡大(クラスター)となります。
そうなんです、ウイルスを運ぶのはあくまでも人なんです。
オミクロン株以前までの変異株であればワクチン接種による予防効果は80~90%と言われていたので、理論的には1年12ヵ月を全て「6月」にすると大きな波は発生しません。
要はね、サラリーマンにとって最悪な月が「6月」であって祝日が1日も無いんですよねw
だからね、「満員電車」が怖いって人も多かったと思いますが、毎日同じ時刻の同じ車両、同じ位置で通勤通学をするだけでも部分的なネットワークを断ち切ることができるんですよね。
この理屈がわかっていればさほど「人流抑制」をしなくても多少は経済を動かせるわけ。
大都市部は厳しいけど。
ちょっと話を戻しますけど、これからの感染状況を予測する上で先行する「世界」にも目を向ける必要がありますが、実は世界に目を向けすぎると足元をすくわれます。
例えば、アメリカ合衆国では1日あたり140万人ぐらいの新規感染者が出ていましたが、こんなペースで感染していくとおのずと収束が速くなります。
だからね、燃える木が無くなればおのずと“鎮火”に向かうわけです。
が!!!
これまでの日本国内の総感染者数は世界と比較すると「さざ波」ですわ。この「さざ波」が残念なことに足枷になりますね。
【 西日本:陸の孤島 】
鳥取県:人口54.7万人
島根県:人口66.3万人
和歌山:人口91.3万人
この3県が今後どうなるか?
真ん中の「島根県」が分かり易いわけですが、これまでの従来株を含む変異株とオミクロン株の減少スピードに明らかな差が生じています。
単純に感染力の強さとなりますが、現状は「隙あらばオミクロン」ということでなかなか“鎮火”に向かいません。
あのねー、首都圏を構成する「1都3県」って4,000万人ぐらいの人口になるんだよね…。
この着色された地域の延焼を「どう止めるのか?」がオミクロン株と対峙する上で重要になってきます。
国の仕事やわな?
【 都市力ランキング 】
11位にランクインする沖縄県は既にピークアウトを迎えましたが、人口は146.9万人で県庁所在地の那覇市は31.8万人なんですよね。
沖縄県はご存知の通り「島の孤島」になりますが、この2月という時期に全国からバンバン沖縄旅行に行く…まぁ無いわな?
そういう意味では北海道(札幌市)の感染状況も今後は重要になってくるでしょうね。
すなわち…
これからどのような減少曲線を描くことになるのか…コレばっかりはわからないし、本当にオミクロン株の予測は難しい。
っていうか…
この「全国10万人」って47都道府県が発表する「行政検査数」を足しただけの数字だから、実際の総数はもっと上なんですよね。
当然ながら上に上がれば上がるほど減少曲線の角度が緩やかになるでしょうね。
しかもさぁ…
視覚的に分かり易ように横軸を大きくとっていますが、実際はもっと狭いわけです。
最悪のシナリオね!
こうなったら終わる。
間違いなく終わる。
現在の全行政検査数からすると日本全国で「15万」を超えることは無いと思います。
この話に戻すと、青いラインの後半は大阪府の重症者数は常に3~4人で安定してたんですよね。
もしも・・・
コレが“前半”なら?
すなわち【第6波/BA.1】の終焉を待たずして【第7波/BA.2】に突入するとガチの医療崩壊が起きるでしょう。
だから「波」なのよ!
最悪のタイミング。
これから「亜種:BA.2」がどんどん“輸入”されますよ。
大型連休の中でもとりわけ厄介なのが「春休み」になりますが、社会人であれば「入社」「人事異動」があるよね? 学生であれば「入学式」「卒業式」がありウチの息子も4月から中学生になるから今までのネットワークと変わるんですよね。
つまり“シャッフル”ね!
とにかく、これから2週間でどれだけ新規陽性者数を減らせるかがポイントになってきますが、あまり減らないまま3月に突入すると実行再生産数が「1.0」を割った地方部においても再拡大が起こります。
陽性者が「旅行」に行くんだから増えるに決まってるやん。
でもさ、先ほどの「6月」の例えと同じなんだけど、ある程度人が動かないと地方の観光地は死ぬんだよね?
あれ…コレさぁ…?
何か気付いた?
このロジックってマンマ「沖縄県と米軍基地」の関係になるんだよね。要は「背に腹は代えられぬ」ってことですよ。
じゃあどうするの?
もう無理だと思うわ。
なぜ世界に比べ日本の医療体制が脆弱なのか疑問を覚える人が多いと存じますが、日本は2020年のダイヤモンドプリンセス号以降ずっと「全員助けよう!」を続けてるからなんですね。
例えばね、日本人の死因3位「肺炎」であれば毎年9万人以上が亡くなっていますが、「COVID-19」と同じ対応をすれば一発で医療崩壊を引き起こします。
あと諸外国の話を補足しておくと、最初から全員を助ける気などありませんから。PCR検査まではタダだけどそこから先は有料だからね。
だからアメリカでは家畜用の「イベルメクチン」が使われる機会が多かったわけですが、病院に行くことができなかった低所得者層の話なのね?
まぁ特に欧米では「人命よりも経済」なんだけど、日本の場合は「経済よりも人命」なんだよね。
オミクロン株は比較的症状が軽いことから「ただの風邪~」の声が大きくなってきたわけですが、僕としてはこの言葉はけっこう恐ろしいんですよね。
今でも言ってる奴はバカだから気付いてないけど、「ただの~」を使うことによって一部の人達にとっては「死刑宣告」になるんですよ。
僕は医者ではないからそんな大層なことを言えないし、最終的に「寿命」の判断を下すのはお医者さんなんですよね。
昨年の夏だったかな、報道特番で「エクモネット」の活動が生々しく地上波で出ていましたが、エクモを外す場合は「回復した」「回復見込み無し」のどちらかなんです。後者の場合は「死」を意味しますけどね。
だからね、エクモを外す判断は物凄く難しく精神的にも重い負担となったそうです。
まぁ…あくまでも「最悪のシナリオ」として書いていますが、オミクロン株については好転する材料があまりにも乏しいんですよね。
ワンチャン…塩野義製薬の治療薬に掛けるか…?
とにかくね、現在の「感染症対策」ではオミクロン株は防ぎきれないし、ある程度は延焼が進み燃えきらないと終わらない…その後に待ってるのは「焼野原」なんだけど…。
とにかくだ!
今後どうなるのか全くわかりませんが、向こう2~3ヵ月は「交通事故」だけは本当に気を付けて!
青信号になっても左右確認!
おわり