本日は4月9日なので統一地方選の投開票日になりますが、全国的には少し温度差があると言いますか…。
【 統一地方選2023 】
温度差が発生する一番の原因がズバリ、コレになる…まぁ何をもって「統一」というのか…確かにねw
全国の都道府県市区町村を数えると1700以上あるわけですが、本日改選を迎える地域は全体の27.43%になります。って27もある?
ざっくりと1/4程度になるわけですから、該当地域については当事者として…これでは全国的に盛り上がるわけないよね?
もともとと言うか1回目が100%だったらしいですが、例えば知事や市長の任期途中での辞職失職、議会の解散であったり補欠選挙なんかがあると日程がどんどんズレていくわけです。
最大の原因がコレですね!
あと20~30年もすれば「令和の大合併」を決行することになるので「統一地方選」なんて言葉は無くなるかもしれませんね。
別の理由としては…
やはり選挙の花形というのかな、国政選挙でも「衆議院選挙」に興味がある人は多いようです。
内閣総理大臣や各大臣は基本的に衆議院議員から選ばれるわけですから、やはり注目されやすいんでしょう。
っていうか!
Twitterなんかを見てても感じるんだけど、「国政」と「地方政治」や「法律」と「条例」の違いを理解してる人が圧倒的に少ない。
だから大阪選挙区の話で書くと、例えばパヨクの「コロナ対策」やネトウヨの「上海電力」とかの言いがかかりって本来は国の話(法律)なのよね?
原則的に法律と条例には上下関係がありますが、このようなアホどもの言いがかりって地方議会ではできないことの方が多いわけ。
だから地方議会が軽視されているというか、とりあえず国政選挙に行っとけばいいと思ってる人が多いんじゃないかな?
どうなんでしょう?
最後に重要なことを書いていますが「特に住民の流動性が高く、地方政治への関心が高まりにくい都市部での低投票率が目立つ。」について意味がわかりますかね?
これは現在の首都である「東京都」で考えるとわかりやすいわけですが、やはり日本で第二の都市である「大阪府」から見ても経済規模は羨ましいですよ。
東京と大阪は東日本と西日本での最大の都市になるので本来は比較対象になりませんが、比較対象というかそれぞれが頑張らないといけないみたいなニュアンスなんですけどね。
要はね、高層ビルやお店が少ない地方部からは煌びやかに華やかに映ると思うんです。まぁTVやネットでもそのような数字が取れる“上辺”しか報道しませんからね。
ここから心理の話ね!
いわゆる「都会」は田舎に比べ仕事が多い、また選べる可能性があり、なにより人が多いので出会いの可能性も高まります。
地方部から都市部へ引っ越してくる人の理由は様々ですが、『自分が住んでる田舎にこんなものは無い、都会サイコーかよw』になりやすいと思うんですよ。
こういう人たちに『選挙に行きましょう!』なんて通用しないんですよ。もう理由がわかりますよね?
そう、既に満足したから!
未来を選択する…?
いやもう引っ越して満足したのよw もう周りにいろんなお店があって毎日楽しくて仕方がない、もう選挙で何かを変える必要なんて無いのよw
コレで投票に行くと思う?
【 セブンパーク天美 】
大阪府松原市に2021年11月開業した大型商業施設になります。建物の裏側から撮影してますがなんか暗いですよね?
左の方にぴょこんと見えるのが「あべのハルカス」になりますが、見ての通り周りは「畑」ばかりで街灯すらありません。
コレがたぶん地方部の人たちが極端に嫌がる画だと思うんだけど、僕から言わせたらそもそも夜は暗いものだから当たり前なんだよねw
だから松原市のこの天美地区にこのような大型商業施設ができた“意味”が大きく当ブログでも幾度となく取り上げてきたわけなんですけどね。
【 2015年 2020年 】
もう注目ポイントは投票率になりますが、2015年が「66.83%」で2020年が「62.35%」になります。
めっちゃ高いよね?
だからさぁ、仮に2030年に現行法で3度目の住民投票を実施すると確実に投票率が60%を下回り組織票に勝てない。なので100%負けるからうかつに「大阪都構想」を口にしないように!
理由は簡単でな、今の若者たちやこれから生まれてくる子供たちは「大阪暗黒時代」なんて知らないし、中核市以下から現在の政令市である大阪市に引っ越してくる人たちは、現在の【大阪市】に魅力を感じてるわけだから「特別区」なんて理解できないどころか必要ないのよね。
だからもう満足してるからw
悲しいかなぁ…大阪維新の会が頑張れば頑張るほど「特別区」が遠ざかっていく…もう「大都市法」を改正しないと絶対に勝てないわ。
「大阪の未来」に関することだから対象を「大阪府民」に広げて次の1回で確実に決めに行こうか?
とりあえず選挙に行こうや!
おわり