ここ最近ザリガニを探す記事を上げています。
『時間をかけて探すぐらいなら買えば?』
っと思われる方もいるかもしれませんが、大阪市内の淡水魚を取り扱うショップに問い合わせもしましたが、一切取り扱いがありません。
要は卸である問屋ですら取り扱っていません。
インターネットでは1匹100円以下(送料別)が相場で比較的入手しやすいですが、できれば息子に取らせようと考えていました。
お金の力を借りるのは最終手段で、本来小さい子供に見せるべき姿ではないと思うんですよね!
自分で見つけ捕まえる苦労を小さいうちに教え込もうと思ってたわけです。
先日たまたま偶然ですが、桃ヶ池公園でザリガニのオスとメスのペアを貰うことができました。
これは本当にラッキーでしたね!
で
結論から先に言いますが
ザリガニが消えました…
今日現在でも原因の特定に至ってないので「消えた」という表現を使っています。
『脱走したんでしょ?』っと思われそうですね。
ザリガニ飼育の記事を1本上げていますが、すでに脱走経路を把握していたので対策を講じていました。
ただ、物事に絶対はないので仮に脱走したとします。
水槽は約3坪のベランダに置いてるので、脱走していれば1時間以内に
排水の落ち口から下水に一直線です。
落ちてればここでサヨナラです。
実際に脱走して逃げられたなら僕の管理ミスです。
でもね
どうしても納得できなくてね…
ザリガニが消えたのは日中の数時間の間なんですよ
しかも2匹とも
脱走癖があったのは大きいメスの方で、小さいオスの方は脱走の素振りすらなかったんですね!
メスだけが脱走してたならまだ納得できたんですよね…
今年はこのザリガニをしっかり育てて産卵まで持って行こうと予定してました。
こういう隠れ家をワンオフで製作したり、稚魚用の水槽を段階的にザリガニ飼育に特化させたバージョンアップを予定していました。
とにかく全部オジャンですわ…
淀川で拾ってきた乾燥ミミズ…
あんなに美味しそうに食べてたのに…
捨てるか…
アメリカザリガニを産卵させてどうする?
そう思われるかもしれませんが、僕の周りでは単純に需要があるんですよね!
保育園に持って行っても喜ばれるし、何よりふ化したての小さい生体なんて都会ではそうそう見れませんからね!
家の近くの桃ヶ池公園
今はザリガニが絶滅しました。(たぶん)
僕が小さかった頃だから30年以上前になりますが、この池にはアメリカザリガニが腐るほどいました。
この池に限らず、大阪市内の池や川ではアメリカザリガニが絶滅しかけています。
これは生態系がさらに変わってしまったのが原因です。
可能性としては
ザリガニを捕食する大型生物の登場です。
この大型生物とはライギョ(雷魚)とブラックバスですね!
悲しいかな…共に外来種ですね!
(※水質の変化も考えられますが検証できないのでスルー)
現状の桃ヶ池公園の話になりますが
昨年バッタを捕りに行った記事で紹介してますが、この池にはライギョがゴロゴロいます。この60㎝は小さい方で1mクラスも多いです。
当然ブラックバスもいますね!
アメリカザリガニが絶滅しかけているのは自然の摂理、食物連鎖でいうピラミッドの頂の王者が変わったのが原因と考えるのが妥当だと思います。
滋賀県琵琶湖のブラックバスの被害ぐらいがあれば行政が駆除に乗り出す事がありますが、所詮ザリガニですからね…
財政が厳しい大阪市が駆除費用を税金で…絶対にないと思います。
話を戻し
僕の古い記憶、過去を基準にすると桃ヶ池公園はザリガニが棲む池。
息子にもここでザリガニ釣りをさせたいなぁ…
今回貰ったザリガニを育て赤ちゃんザリガニを放流すれば以前のように…
っと考えたことも過去にはありました。
が!
アメリカザリガニは外来種
日本の生態系からすれば絶対に認めてはいけない存在です。
まぁ理解はしてますけどね!
それに
桃ヶ池公園の航空写真になりますが、この池は相当デカいです。
100匹ぐらい放流させたところで1年後に何匹残ってるかな?ってレベルですね!
少し桃ヶ池公園の昔話をすると、聖徳太子(の使い)がこの池に棲んでいた大蛇を退治し亡骸を南の浮島に埋葬した伝説があります。
ちなみに、この島を地元民は「蛇島」と呼んでいます。
話を戻し
1年を通してアメリカザリガニを飼育して、交尾から産卵、ふ化から赤ちゃんザリガニを育て生態を観察しようと思っていました。
っと言うのも、僕が本来飼いたいのは「ニホンザリガニ」です。
この後にニホンザリガニの事を書いていきましたが、長くなるし脱線しまくったので削除しました。そのうち別記事で取り上げます。
簡単に言えばアメリカザリガニの飼育はニホンザリガニ飼育の前哨戦です。
家のベランダの現状ですが(散らかってる?)とりあえず邪魔にならない程度でも120㎝水槽まで置けます。
最終的にはザリガニと金魚が共存できる水槽を置こうと思っていました。
スペース的には90㎝が理想ですが、そのまま既製品を置いても面白くないのでFRPとアルミの角材を使ってワンオフ製作なんか面白いんじゃないかと考えていました。
もうザリガニはいないんだけど…
っというわけで
せっかく手に入れた(まして貰い物)ザリガニが消えてけっこうショックでした。
今後の予定が狂った理由もありますが…
30分ほどベランダで金魚を見ながら意気消沈してると…
バサっと目に入る黒い飛翔体…
もしや…犯人は…
ちょっと調べると…
犯人はカラス…
確証はないけど、たぶん間違いないですね…
ちょうど前日に
砂利を引いたばかりで、日中はよく動いてるから赤いボディが目立つんですね…
説明しにくいけど、水槽とカラスまでの距離は直線で約7m…マジか…
もしカラスが持ち去ってたら…これからザリガニを追加しても間接的に餌付けをしてるようなもので…今のままでは…
っというわけで
現場を見たわけではないので確定ではないですが、たぶん犯人はカラスです。
でね
どこかで書いたけど、家の近くでカラスを屋外で飼っている迷惑な奴がいます。
もともと家の周りではカラスがいませんでしたが、朝夕に『カァカァカァカァ』と鳴いて数羽のカラスが飛来するようになったんですよね。
まさか…こんな事になるとは…民事不介入!
『都会のカラスがザリガニを捕食するのか?』
勘が鋭い人はそう思うかな?
生ごみの味を覚えたカラスはたぶん食べないと思います。(シランケド)
全国的に『大阪ってアホばっかやん』っと思っている人が多いと思いますが…(完全否定できない所が悲しい…)ゴミ出しについてはルールを守ってる方が大半で当日の朝に出すのでカラスがほじくり返す事がほぼありません。
実際に長居公園でも面積で割ると数えるほどしかいないと思います。
そのあたりも加味すると十分ザリガニを狙うと思います。
とはいうものの…
結局確証が無いんですよね…
今後の事ですが
ザリガニ釣りについては大阪城公園でリベンジを考えています。
2年前にも行きましたが、南側に川があります。
ここは川上から高度浄化水を垂れ流してるので、水は無色透明で水遊びもできる綺麗な人工の川になります。
天敵がいないのでザリガニが越冬しながら生息していますが、ザリガニ目当てが多いので釣れるかはやはり運になります。
っというわけで
今後をどうしようか悩んでいます。
ニホンザリガニについては…