これから製作する【アクアリウム水槽】【ザリガニ水槽】において、水槽内部のレイアウトに自然にある物を使っていきます。
漠然と「自然」って書くとわかりにくいですが、要は公園で拾ったり河原で拾ったりです。
で
この【拾って持ち帰る】という行為
実際にどうなのか?
多くの人が内心疑問に思っているのではないでしょうか?
そこで、今回は記事にするにあたり少し調べたのでケースバイケースで一例を紹介したいと思います。
内容が複数あり長くなるので先に結論を書きますが、個人利用の範囲であれば持ち帰っても特に問題ありません!
終わり!。
そりゃそうだよね
わざわざ記事にするまでもなく至極当然、常識の範囲内であれば違法行為になるわけがありません。
こんなオモシロクナイ記事をわざわざ書くのがアホらしいので遅れましたが、すでに僕はブログ内で複数の素材を持ち帰って使っています。
ただ、やっぱりこういうご時世じゃないですか?
何かあればSNSで拡散され、自称正義を語る多くの人から集中砲火を浴びる事になりかねません。
これって単純に怖いよね?
叩いている本人たちは正義気取りなわけで当然悪意がありませんが、これの行きつく先は国民総監視社会です。
最近話題になってるお隣の国みたいなもんですよ!
記事にするにあたり上記理由もありましたが、一番の理由は別にあります。
小さなお子さんがいる家庭では金魚やメダカにザリガニ、あとは縁日のミドリガメですね。これら生き物を急遽飼うことになる場合があると思います。
本来こういう水生生物は過剰なシステムが不要で簡単に飼えますが、せっかくなので拾ってきた素材でオリジナル水槽を作ってみる!
子供と一緒に作れば楽しいし、なにより思い出になりますよね!
その際に後ろめたい気持ちを一切持たず、堂々と拾って頂きたいと思います。
冒頭で『特に問題がない』と書きましたが、中には問題になるケースもあるので法律と条令に基づき紹介しますが、「本音と建前」でいう本音を前面に僕の個人主観を書くので若干偏っているかもしれないから話半分で!
まずは公園で拾える物です。
大阪市の場合は、大阪市建設局公園課が管轄になります。
担当者不在の為折り返しになったので、下3ケタを隠していますが直接電話で確認をしました。
・ザリガニのエサになる【木の枝】【落ち葉】
これらはゴミ扱いなので好きなだけ持って帰れます。
・昆虫や魚
セミや蝶で例えるとよくわかりますが、捕まえた生体がその公園で生れたかどうかなんて誰にもわかりませんよね?
これらの生体は「自然に増える物」という考え方で大阪市内の公園では常識の範囲内で採取を認めています。
ただし!
大阪市内の公園では「虫捕り」「魚釣り」の行為が全面禁止になっています。
『あれ?』
って感じがしますね!
これは不本意ながら第三者に怪我をさせる可能性があるからです。
勢いよく小さいお子さんに虫取り網がぶつかると危ないし、特に釣り針が引っ掛かると血がでますよね!
顔なんかに怪我をされると確実にもめるだろうし、場合によっては自治体にまで監督責任が及びますが、この文言を入れるだけで責任転嫁というか…要は『当事者同士で解決してくれ』の意思表示です。
虫や魚を捕る事は子供の遊びなので完全に禁止をしていませんが、それに伴うリスクがあるので考え方としては完全にダブルスタンダードになります。
つまり、自己責任ですね!
大阪市内の公園は球技も全面禁止ですが同じ理由になります。
確か…東淀川区の一部の公園が解禁になったはず…
ちょっと勉強不足でその後を知りませんが、しっかりルールを作ればこのような注意喚起の看板が無くなるかもね?
続いて
・花や野草等 その他植物
これが解釈として少し難しいです。
野生でも綺麗な花を咲かせる植物がありますが、原則的に公園内の採取は不可です。
ちょっと意外だったと個人的に思いましたが、植物はセミなどの昆虫に比べ圧倒的に数が少ないです。
成長具合というのかな?それを楽しみに散歩をされている方も多く、いくら自然に生えたとはいえ『独り占めはやめて下さい。』というニュアンスでした。
昔の話になりますが、息子が保育園時代に遠足で行った公園から大事に大事にたんぽぽの綿毛を持って帰ってきました。
『パパとママに見せたかった』という理由でしたが、それすら認めないのか?
「多年草」「一年草」によって若干解釈が異なりますが、たんぽぽのようにクソ程生える植物は原則OKになります。
ドライフラワーを趣味にされている方は素直に店舗で購入して下さい。ってところですね!
・一番需要がある石ころ。
余談もあるので最後に持ってきましたが、硬貨サイズからこぶしサイズまで水槽の大きさによって欲しいサイズがいろいろとありますね!
ネットで検索すると意見が分かれますが
・『趣味範囲ならOK』
・『石ころ1個でも窃盗罪』
こんな感じですね!
いきなり「窃盗罪」と言われると怖いですよね?
結論から先に言うと、公園の石ころを持ち帰っても窃盗罪にはなりません!
窃盗罪の構成要件は「人の財物を窃取することによって成立する犯罪」になり、簡単に言えば他人の所有物か?財産的価値があるか?です。
公園の石ころに財産的価値があるのか?
無いですね!
ただ、窃盗罪は親告罪ではありません。
嫌がらせ的に第三者による告発の可能性はあります。
まぁ…石ころでもね…
ただ
する人は『どうぞご自由に』で、まず警察は受理しませんね!
そこまで暇ではありません
むしろ『君…頭…大丈夫か…?』まであると思います。
それに公園を管理する自治体が石ころ数個の所有権を主張するとも考えられません。
続いて
持ち帰ってはいけない石の紹介
こういう埋めてある石です。
これは落ちているのではなく、自治体によって整備されたものです。
画像の石は大きいので現実的ではありませんが、「お金を出して造られた物」なのでほじくり返して持って帰ると「窃盗罪」もしくは「器物損壊罪」になります。
絶対にやめて下さい。
続いて
ちょっと綺麗な石ころ
この石は「お金を出して撒かれた物」なので持ち帰ると「窃盗罪」になります。
が!
見つかっても口頭注意で終わると思います。
特にこのような丸くて綺麗な石は子供が好きですよね!
「気づけば手に持っていた」
こういう事も十分考えられます。
ここで大事なことは「大人か子供か?」「故意か過失か?」です。
子供が気に入って持ってきたならバカ正直に返しに行かず、優しく『次はダメだよ。』これで良いと思います。
行政もそうだけど、誰もそんな息苦しい社会を目指していないでしょ?
で
石ころは大阪市内でも比較的大きい大阪城公園と長居公園で探しましたが、やはり公園という事で水槽に使えそうな石はありません。
そこで
場所を河原に変え探索をしますが、公園や池、小さな川の管轄は自治体になり、一級河川の大和川(水域)の管轄は国土交通省(国)です。
国土交通省近畿地方整備局大和川河川事務所…名前長っが…
またまた直接電話で確認しました。
氏名は伏せますが、担当された方が非常に気さくで丁寧に答えて頂きました。
ズバリ!
『大和川で石ころを採取したいのですが、特別な許可もしくは制限がありますか?』と聞きましたが『個人利用の範囲内であれば特に問題ありません。』と回答を頂きました。
意外とアッサリ……
補足になりますが、前提は個人利用の範囲内で営利目的の採取は全面禁止になります。
つまり
石の大きさや数に制限を設けていませんが、需要がある川砂利は転売ができるので絶対に持ち帰らないで下さい。
あとは…一般の方には全く関係ありませんが、重機を用いての採掘が禁止です。
これは川の外観を変えてしまう事に加え、治水の観点から下手に弄るなという事です。
大和川は比較的釣り人が多く大きな鯉やフナもいますが、これらも特に制限がなく持ち帰って良いそうです。
寛大やなぁ…
ここまでは主に河川敷の話でしたが、川を漂流する物はまた解釈が異なります。
大雨が降った後などは可能性が高いですが、誰もそんな危ない時に川に下りないか…
川に流れついた物を拾い安易にナイナイすると罰せられる可能性があります。
遺失物横領という言葉を聞いた事があると思いますが、正確には占有離脱物横領罪ですね!
拾ったサイフをナイナイ、ゴミ置き場にあった自転車を勝手に乗ったりと一般人が無意識に犯罪行為をしてしまう時に多いと思いますが、漂流物もこれに当たります。
ここで重要なことも他人の所有物か?財産的価値があるか?なので、拾った場合は手間ですが警察に届けて下さい。
ざーっと書いてきましたが、常識の範囲内であればそこまで多くの規制があるといえません。
今回は大阪市を例えにしたのでお住いの自治体もしくは担当者によって解釈が少し異なる可能性もありますが、個人利用の趣味程度の採取であれば特に問題が無いと思います。
--ここから余談--
石の内容を最後に持ってきたのには別件があります。
石について少し調べましたが、気になる記事を複数見つけました。
簡単に説明すると、河原は水辺なので霊が集まりやすく怨念の類や地縛霊がとりついた悪い石があるから安易に持ち帰ってはいけない。っという内容です。
『ふ~~んっ で?』
スイマセン こう思っちゃいました…
確かに水辺は不慮の事故が多く、石に霊力みたいな物が宿る…そこは別に否定しません。
怨念の類や地縛霊…これも信じる人は信じたらいい世界観でその後の『だからどうだ』っていう一言がいっつも余計だと思うのね!
説明がつかない不可思議な現象が世界中にありますが、この霊に関することも同様だと思います。
でもさ、思うわけ
天寿を全うできない人は皆怨念を持つわけ?
心霊現象というのか、本当にこの手の話はご都合主義だと思いますが、それって何年前までが有効なわけ?
一説には日本が建国されて2600年を超えるそうです。
天皇統治下になってからの話で、若干数字を盛っている可能性があるものの日本は世界的に見て間違いなく長寿の国です。
今までどれだけ動乱の時代があったのよ?
別にお城の周りだけではなく、農村地域でも焼討ちによる村の消失なんかも数えきれない程あったよね?
人が殺された場所に赤いマーカーで印を付けていけば、すでに日本地図が真っ赤になるで?
『300年も500年も前の大昔の事はカウントしません!』って言われそうだけど、だからご都合主義なんだよね!
近代史においても第二次世界大戦中に東京、広島、長崎、沖縄以外でもアメリカ軍の標的になった都市は壊滅的な攻撃を受けたわけです。
これも大昔ってか?
じゃあシリアを始め、アフリカ諸国の内戦が終わらない地域はどうなるのよ?
メキシコなんてマフィア同士に警察を加えた三つ巴の麻薬抗争中ですが、見せしめで10代の若者が生きながら惨い殺され方をするけど、怨念という意味ではこっちの方がはるかにエグイと思うけどね?
『地縛霊が~』とか言ってる人はこの歴史と事実をどう説明するんだろうね?
これは「世間一般的な悪いと言われる方の霊」の話になりましたが、ついでに書くと他にも霊というか魂というか、そういうものがありますね!
『靖国の桜の下でまた会おう』
中には靖国神社に英霊の御霊はいないという意見もあるでしょう。
考え方の問題であって、ソレはソレなんですよね。
僕なんて月に一回は親父の墓参りに行きますがコレもコレ。
大事な事は
死者は敬うもので冒涜するものではありません。
もしも地縛霊の類が成仏できないとするならば、それは面白おかしく騒ぐ人がいるからじゃないの?
ちょっと話が逸れてきたか…
そもそも石や鉱石が持つ本来のエネルギーは波動です。
これは今年の大阪伊藤忠フェアの時の画像ですが、一番下の「テラヘルツ」
これは置くだけで氷を溶かします。
どこぞの原住民に見せたら『アクマノイシー』って発狂するでしょうね(笑)
余談ついでの余談になりますが
パワーストーンという言葉を聞いた事があると思いますが、まぁどうなんだろうね?ピップエレキバンみたいな物でしょ?
信じる人には効果があるのかな?
中には『薬(サプリ)だったら薬事法に抵触してるで?』みたいな誇大広告もありますが、本当に石のビジネス全般が胡散臭いよね(笑)
「信じる者は救われる?」
これを言い出したらもはや宗教だよね(笑)
度を越して入れ込んだら高っい石を買わされそうだし(笑)
って言いながら…
『この石を水槽に入れればザリガニの寿命が2倍になります!』とか言われたら流石に買いますね(笑)
『1年でペイできるじゃん!』
(↑一番ダメなパターンw)
っというわけで
ダラダラ書くと終わらない気がするのでここで切りますが、こういう石にまつわる話を信じる人は向いていないので河原の石は持ち帰らない方が良いでしょうね!
『じゃあ買えば良いのか?』って事になりますが、これも採掘現場で死人が出て無ければいいんだけどね?って事になります。
こういう分野は「知らぬが勝ち」で、気にしだすと何もできなくなります。
なので
こういう事を考えるぐらいなら「どうすれば水槽がカッコ良くなるか?」こちらに時間を割いた方が建設的ですね!
ちょっと余談が長くなり過ぎた気がしますが…
完璧を求める場合はお住いの地域の管轄に確認を取って下さい。
拾う=タダ
どんどん拾いましょう!