有った方が何かと良いと思います。
終わり。
これでは全く参考にならないのでもう少しツッコミたいと思います!
ザリガニの飼育方法をインターネットで調べると【エアレーション関連】が良く出てきます。
まぁその通りに実行すれば特に問題はないと思います。
ただ
絶対に必要なのか?
どうでしょうか?
どちらかと言えば僕は懐疑的なんですね!
まぁ好気性バクテリアの事を視野に入れるとあった方が良いと言えますが「ザリガニ単体」として考えると?
これからザリガニ飼育を予定されている方は適切な飼育方法がよくわからないと思います。飼育を始めて1年の僕も未だにわからない事だらけです。
日々インターネットで検索して調べますが…知りたい内容がなかなか出てこない!
っというのも
『エアレーションは必要』
こればっかりです。
『ザリガニはエラ呼吸なので~』こういう感じですよね。
先に余談になりますが
ザリガニは脱皮をする生き物で、生まれた季節にもよりますがふ化から1年以内で5~7回も脱皮をします。
そして、この脱皮の際にも大量の酸素が必要と言われています。
はたしてそうなのか?
(※脱皮不全は違う理由があると思います。)
脱皮2分後の生体になります。
もちろんエアレーションは無しです。
これはバケツに避難させた生体になりますが気になる水深は…
25㎝以上ですね!
オマケに台風21号の後で(超絶忙しく)忘れ去られていたので、この状態で5日以上放置になりましたがピンピンしており超元気です!
もちろんエサもやっていません!
とにかく「エアレーションは絶対に必要」と考えている方々には『へぇ~意外とイケるんだね!』と思われそうですが、生体の数と総水量に加え【溶存酸素量/ようぞんさんそりょう】の観点からも考えると必ずしもエアレーションが必要とは言えません!
・溶存酸素量とは?
簡単に説明すると水中に溶け込んでいる酸素の量のことです。
水は溶け込む酸素の絶対量の上限が決まっており、水温によっても変化し異なります。
夏場(高水温)では低く、冬場(低水温)では高い傾向にあるので、同じ容器同じ水量でも厳密には夏場と冬場で飼育できる生体の上限数も変化すると覚えればOKです!
ただし、ザリガニをガッチガチに詰め込んで多頭飼育をしている人の方がレアなので単独飼育ではそこまで難しく考える必要はありません!
・エアレーションとは?
生き物が呼吸をする事で水中の酸素量が減少していきますが、水槽サイズに対して生体数が多い場合は酸欠を起こし生体が死んでしまうので人工的に酸素を供給してあげる必要があります。
これが空気を送り出せる機械になります。
水槽の大きさによって適正サイズが異なるのでそれなりの金額になります。
これに
泡を細かくする【ストーン】を取り付けるのが一般的ですね!
とりあえず最低限の小さな物であれば
このような小さなフィルターが付いたセット物も販売されているので用途が合えば使用でします。
ザリガニの飼育においてはこのような【投げ込み式】が一般的(人気?)で、先ほどのエアレーション用の機械とセットで使用すると底に溜まるフンなどもフィルターで取り除く事ができるのでエアーストーン単体でブクブクをするよりも効果的になります!
水生生物の入門者は勘違いをしやすいですが、このブクブクと空気が水面に上がっていく事で水槽内に水流が起こり結果として酸素を多く含む水面近くの水が下に循環させることができます。
そういう意味では
このような物でも十分効果が期待できます。
このようなモーターを内蔵した商品もあります。
大事な事は水槽の上部と下部がグルグルと回るような水流を作ることです。
これはちょっと価格が高いですが、小さな水槽をスタイリッシュにする場合はこのようなフィルターでも良さそうですね!
ザリガニ飼育のエアレーションの基本形はおよそ上記になります。
決して【エアレーションは絶対に不要】という意味ではないので、できれば有った方が良いですね!
飼育用品が全く無い状態から始める方は単品で購入すると割高になるので
1,480円(+税)でここまでのセット物が販売されているのでオススメになります。
これはコーナンのPBになりますが、GEXの外掛け式フィルターまで付いて先ほどの商品と同額になります。(※期間限定)
この30㎝水槽でザリガニが1匹~2匹は飼育できます。(※多頭飼育のコツはまた別記事にて)
はいっ。ここまでは至って普通の調べればすぐに出てくる内容なので面白く無かったと思います。
ではアクセルを踏み込んでいきましょう!
見ての通り、これでもザリガニは死なないんですね!
少し補足するとこの環境では長期飼育に向いていないし、棒で突きまくってザリジャンプと言うか後ろにビュンビュン逃げる動作をさせまくると流石に酸欠で死ぬと思います。
た だ し !
この生体はバーンスポット病の治療中ですが、見ての通り水にどっぷり浸かっていますがエアレーションは無し。同環境ですでに2ヵ月以上経っていますが食欲旺盛でピンピンしています。
この生体は自力で水面に上がれない状態なので顔を出してエラで外気を直接吸う事ができません。
でも元気なんですね!
理由は簡単で、生体の呼吸(酸素の消費)よりも水面から外気を取り入れる量(酸素の供給)が勝っている為で、酸欠に陥ることなく生存できます。
これも生体数と水量と水深と外気に触れる上部面積をアレコレと組み合わせて試せばおのずと限界比率を算出できますが、原則的に【大は小を兼ねる】なので余裕がある程度に収めれば無駄な試行錯誤は不要になります。
極端な例えをだすと、小学校の25mプールにザリガニを2,000匹入れて放置してもたぶん1匹も死にません。(たぶんねw)
すごーく長くなりましたが、ここからが【本題】になりますw
分割した方がいいかな?
すでに2,400文字オーバーですw
まぁいいか!w
いや、良くない!
ここまでを【前編】にしますね!