全国117万人のポケモントレーナーの皆さんごきげんよう。
少し前の話になりますが、ポケモンGOをしながら自動車の運転をし交通死亡事故が発生したそうです。
Yahoo!ニュースのトップに記事が上がっていたので見られた方も多いと思いますが…
個人出稿の記事が取り上げられたわけですが
まず、誰よこのオッサン?
・『まだやってたの?』
日本では毎年100万以上の新しい命が誕生し、毎年一定数の子供たちがポケモンに目覚めます。
原作が終わっていないのに向こう十数年廃れるわけがありません。
・子供や20代のユーザーは離れた
24時間365日空調が効いた室内でできる「ソシャゲ」が主流の昨今、季節天候に左右されリアル体力やリアル労力を必要する【ポケモンGO】が若い世代に支持されるわけがありません。
・30~40代がポケモンGOを支えている
実際はもっと上の世代が支えています。
運営の「Niantic, Inc.」はGoogleの社内ベンチャーとしてスタート。潤沢な資金と開発能力(Googleマップ、Googleストリートビュー)があり現在に至るので、他のソシャゲあるあるの『課金者が減るとサービスが終了する』という事が起こりにくと考えられます。
【ポケモンGO】の前身となる「Ingress」では課金要素が少なかったですが、ポケモンGOにおいてもゲームの幅を広げる為の課金程度で無課金でもしっかり遊べるのが特徴です。
そもそも、他で莫大な資金調達をしてるから「アプリ内課金による売上高」はあまり気にしてないと思います。
・事故を起こした女性は43歳
年齢性別と事故の因果関係って…バカか?
今回の死亡事故は愛知県内で起きましたが、トヨタ自動車のお膝元の愛知県の交通事故死者数は全国1位であり昨年まで15年連続と不名誉記録を更新し続けています。
因果関係を持ってくるならこっちが先じゃないか?
ネットの声は比較的冷静で、いかにこの記事が「バイアスを掛けた結論ありき」の乱暴な内容だったかわかりますね!
僕自身がポケモンGOを楽しんでるからこの手の記事を見ると腹立たしい気分になりますが、どうも【ポケモンGO】を「絶対悪」にしたい勢力がいるんでしょうね。
たしかに
ポケモンGOがリリースされてから全国的に交通事故が増え、警視庁発表(けっこう前)で交通死亡事故が5件発生し内2名が未成年者になります。
ご遺族の方が『ポケモンGOは悪魔のアプリ』と言うのは当然理解できる話です。
が!
全く関係ない、まして実情を知らない部外者が声を荒げる意図がわかりません。
・最後の『新たな規制が必要かもしれない』
ポケモンGO単体の事か?運転中のスマホ操作全般の事なのか?
まぁ前者を指していると思いますが…バカ!
僕が好きな辛口コラムニストはこのような事象を「バカ基準」と一蹴していますが、例えば包丁を使った殺人事件が起きたら包丁の販売を規制するのか?
ごく一部のルールを守れない人のせいでその他多くの人にまで規制を掛けるのは愚の骨頂であり、結局は使い手のモラルに依存する話になります。
僕はポケモンGOがいろんな意味で好きです。
【ポケモンGO】はスマホアプリいわゆる「ソシャゲ」に分類されますが、「実需を伴う経済効果を生み出せるアプリ」という意味ではソシャゲの中でNo.1だと思っています。
2017年11月に鳥取砂丘でリアルイベントが行われました。
息子を連れて参戦しましたが、今年も開催されれば行こうと考えています。
このイベントの数字が出揃いましたが、鳥取砂丘のみで延べ9万人の参加があり経済効果は観光消費で約13億円、PR効果が約5億円の計約18億円だったそうです。
僕はついでに境港まで足を運んだので1日で3万円ほど使いましたね!
とにかく、たった3日間の開催ですからね!
財政が苦しい地方都市の「他府県からの外貨稼ぎの一手段」としては非常に有効で、早くにポケモンGOに目を付けた鳥取県知事は有能だったと言えます。(今のところ)
これに限らず、東北や熊本の災害復興にもポケモンGOのイベントが開催されましたよね!
間接的な募金も良いんだけど、現地で直接現金を使う方が速攻性があるので復興への手助けに一役買う事ができます。
今回の様な犠牲者の上に成り立つ経済効果には意味がありませんが、経済波及効果の観点からもポケモンGOが少なからず経済のカンフル剤になっている事は明白であり、利用者が正しい遊び方をすれば非常に魅力的なゲームです。
とにかく
この事故を以て最後にして欲しいです。