『大きいとは何ぞや?』と冒頭から突っ込まれそうですが、現在我が家で飼育しているザリガニの大きい方の個体のことです。
元となる「Ver.1」は昨年に石組で製作しました。
大和川で拾ってきたこぶし大の石ころ達の重心を測ってシリコンで接着したものになります。
この時は赤いアメリカザリガニのペアを飼育しており、初めてのザリガニの為の水槽作りでした。
これはこれで2ピースに分けたので
その後も何度か使っています。
しかし!
作る前から薄々と気付いていましたが…
・石だから総重量が増す
・多用すると総水量が減る
・バクテリアが石表面にしかいない
石を多用すると「雰囲気がある水槽」を作りやすいですが、デメリットもハッキリしていますね!
現在は水槽の模様替え時に再使用するぐらいで、ベランダの室外機の上でオブジェと化しています。
製作から半年を超え、こんな雨ざらしの中でも崩れないので耐久性はあります。
それに、石だけにコケが生えやすくコレが意外と有用になります。
今回はコレをバージョンアップしますが
前回製作した【稚ザリ専用水槽】
単純にこれのデカい版にします!
一応、製作する物にはコンセプトというか「モチーフ」を考えています。
ちなみに【稚ザリ専用水槽】はパイレーツ・オブ・カリビアンで有名な「ポート・ロイヤル」でした。(知るかって?)
今回も製作の途中でブレないようにコンセプト…
っとその前に!
前回の【稚ザリ専用水槽】は「ベビーザリガニ水槽」から有効面積を4倍を目標に製作しました。
今回も「ベビーザリガニ水槽」を基準に倍率を出した方が比較しやすいですが…
もうね、そんなケチ臭い事を言わず
最大有効面積を求めます!
いや…本音は計算がメンドクサイだけ…
当初はスリム型60㎝で製作しようと考えていましたが…
案の定「稚ザリ専用水槽」は短命に終わりました。
スリム型60㎝は奥行きの有効が217㎜しかないので、実際の製作物は前後のクリアランスを考慮すると160㎜程度が限界になります。
これでは小さいのね!
本来はスリム型60㎝用として製作した方が後々便利そうな予感がしますが、作る前から限界が見えているので通常規格の60㎝水槽用で製作します。
箱の大きさが決まったので『どの形状にするか?』悩むポイントはコレだけです。
今回は水槽自体に加工を施さないので…
………やはり…
メゾネットタイプか!
最近はメゾネット自体に需要があるのか知りませんが、知らない人もいると思うので簡単に説明すると ↓
(出典:平和 CRスキージャンプペア)
これの事です!(?)
余裕がありそうなら最上部に隠れ家用のペントハウスを追加しても良さそうですね!
クソ真面目に何かを作るのが苦手なので、毎度これぐらい軽い感じで製作に入っています!
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