ザリガニを水槽で飼育する場合、多くの方が隠れ家となる物を入れると思います。
僕は今まで色々と作ってきましたが、実は「隠れ家らしい隠れ家」は作ってきませんでした!
構造的に「隠れ家」になるケースもありましたが『ザリガニの飼育において隠れ家は必要なのか?』これがよくわかりませんでした!
それに
隠れ家を設置するともれなく隠れるでしょ?(当たり前!)
それがねぇ…
あんまり好きではありません!
僕は常にアクティブな状態を求めてるから
『甘えんなよ?動けっ!』
という飼育スタイルです。
ただね
特に抱卵したメスなんかはやっぱり「隠れ家」があった方が良いと思います。
そこで!
作ってみようと思います!
お手軽で一番メジャーな

塩ビパイプ用の「エルボ」「チーズ」「継ぎ手」辺りを使って人が多いですよね!

パイプカッターを持ってる人ならパイプを買った方が安上がりですね!
ただねぇ…
昔仕事で使ってたから家で特に水槽で塩ビパイプなど見たくないから僕は使わないです。
何で作ろうかな…?
の前に!
しっかりろ過が出来ている水槽では問題ありませんが、水量が少ない小さな水槽でザリガニを飼育し水の濁りや臭いがすぐに発生する場合は水槽内のバクテリアが定着する有効面積が小さいハズなので塩ビパイプに一手間加える事をオススメします。

これは少し細いですが塩ビパイプです。
表面はツルツルテカテカですよね。

耐水ペーパー♯120で10秒ほど擦るとこれぐらい削りカスがでます。
これでOKです。

比較的大きな線傷が無数に入っていますね!
実はこれだけでも表面積を増やせ、1㎜ぐらいの深さのラインを細かく掘ればもっと増やせます。

今や100均でも耐水ペーパーは売ってるので非常にお手軽に作業ができます。
100均に来たので…

これにします!
ザリガニ飼育者にはお馴染みのヤシの皮の繊維ですね!

縫い針も買っておきます。
しかし…これが100円か…僕の学生時代にこのセットだと600円ぐらいしましたね!
デフレ最強やなwww

ちょっと計算外だったのが…半円状に形成されているのでハサミで切って展開しても…

あまり大きな「平面」が確保できません…
まぁいいか!
大きい方を使います。

このまま再形成をすると形が崩れるのでミシンで一度押さえます。

とりあえずこんな感じです。
この淵を切って

一度きつく丸めます。

コレを手縫いで仕上げます。
このアールが付いた針は最強でしたw
めっちゃ使いやすいのね!
縫い糸は少し太めが良いです。

サクッと縫い付けて完成!

綺麗な円形になっていますね!
今回ダイソーで買った商品で作れた物はアダルトサイズでも十分入れるサイズです。
が!
抱卵したメスには少し小さいかな?

もうちょっと短くても良かったかな?
一度試験的に水槽に入れますが、たぶん小さいし長いので

値段はグッと上がりますが、コーナン製ではもう少し大きいサイズが売っているので形状の調整ができそうです。
この隠れ家の特徴は
1.隠れ家
2.バクテリアの住処
3.非常食
一石三鳥ですね!
作るのにちょっと手間ですが、塩ビパイプよりも絶対に性能が良いと思うので気になる方は是非どうぞ!