以前どこかで水槽台用の木を買った記事を書きましたが、オーバーフロー水槽の要でもある「専用水槽台」をワンオフで製作します。
上部に設置する水槽は規格品の60㎝LOW水槽になり、水量も半分ほどに抑えるのでそこまで重くなりません!
水槽内部に砂利やオリジナルの製作物を詰め込んでも水槽の総重量が比較的軽いので水槽台自体にもそこまでの強度は必要りません。
どうしようかな…?
水槽台もできるだけ軽くしたいので、通常とは違う「木造枠組壁工法」にしましょう!
水槽台をワンオフで作った経験がある人でも何気なく柱や梁から寸法を決めて製作すると思いますが、これは俗に言う「木造軸組工法」になります。
日本の木造住宅は主にこの作り方になりプレカットを用いる事が多いですね!
【ザリガニ専用オーバーフロー水槽】の水槽台はこの「木造軸組工法」で製作しましたが
僕ぐらいになると(?)アクセントで「火打ち梁」を入れたりね!
強度的には無くても全然問題ありませんが、せっかくのワンオフだし差別化は非常に重要になります!
今回の【一級河川オーバーフロー水槽】の水槽台は「木造枠組壁工法」にしますが、わかりやすく説明すると「壁自体に強度を持たせるので太い柱が不要」になります。
少し補足すると欧米で主流な工法になり、2×4(ツーバイフォー)工法みたいな感じですね!
作り方は簡単で、まずは速乾の木工用ボンドで壁と薄い木材を貼り合わせます。
はみ出しても問題ないのでたっぷりです。
でもほどほどに!
はい、完成です!
めっちゃ早いのね!
これが左右の壁になります。
側面にも木工用ボンドを塗って
背面に貼り付けて乾かします。
これを組み立てるんだけど
やってもらいましたw
まだこの時は体調が悪かったんですよね!
おまけで
天板にも穴を開けてもらって…
コーヒーまでおごってもらって…
他力本願上等!!!
およそ形になりました。
背面はセンターで割れていますが、これがポイントです。
ウソね!隙間をしっかり埋めるサイズの板がワンサイズ大きくなるので経費削減です。
最終はコンセント等を出す穴を兼ねて化粧で誤魔化します!
こちらが天板です。
穴が2ヵ所開いてますね!
これもポイントで、僕が作るオーバーフロー水槽はくっそ高い「アクリル三重管」を使わず、くっそ安い塩ビパイプで仕上げます!
それに
60㎝水槽であれば、はやり給排水を左右に離した方が効率が良いと思います。
『こういう作り方もあるよ!』と簡単な説明になりましたが、「♯2」で完結します。
続く。