はい、それでは!
旧型車ユーザーの悩みの種である車のヘッドライトのLED化について、今回の記事でどこよりも詳しく終結させたいと思います!
っとその前に!
LEDに限らず自動車のヘッドライトについて、いろいろな数値や記号を目にすることが多いと思います。
・カンデラ (㏅)
・ルクス (㏓)
・ケルビン (k)
何がなんだか理解しにくいと思うのでこのおさらいから!
ルーメン(光束)とは光源の明るさになり、数値が大きくなれば単純に明るくなります。で、ルクス(照度)は対象物を照らした明るさの数値になるので対象物が遠くなればおのずと数値は下がっていきます。
で、カンデラ(光度)は通過する光の強さって感じになりますが、車検で測るのがカンデラになります。
でね、ケルビン(k)とは色温度のことでざっくり言うと「色味」になります。LEDについては6000~6500Kでほぼほぼ統一されていますが、HIDであれば4000kの純正色、6000kの純白光あたりですかね。
HIDについては現在でもイエロー(OK)、グリーン、ブルー、パープル、ピンク等の色味のバーナーを入手できますが、原則的に競技車両やデモ車用となり公道走行不可です。フォグだった今でもイケるんかな?シランケド
「道交法」と「運送車両法」の違いだったと思うけど忘れた。要は車検はアウトだけど切符は切られない。みたいなやつ。
すなわち?
これはまだマシな方ですが、ヘッドライトがすりガラスのようになってる場合はルーメンを上げてもカンデラが落ち配光も出ないので車検に落ちます。
ディーラーで新品ユニットを購入するとボッタなのでヤフオクでこましな物を…自分で磨くか?
たぶん癒し系(?)ですw
この動画がわかりやすいけど説明がテキトーだしスローペースなんですよねw 20年前の僕なら絶対に許せなかったと思うんだけど、この歳になってくるとこのペースが心地よいw 根気も無くなったしなーw
しかもね、後ろでずっとウグイスが鳴いてるんだけど、なぜか冒頭からウグイスの話になるんだよねw こういう“脱線”は大好きだけどねw
でね、各バルブ形状とリフレクターとの相性も軽く調べましたが長くなるから割愛。
コーナンでも売ってるね。
H4ハロゲン車はLED化で良いと思います。基本的にしっかり配光が出るし車検対応品が多いし、単純に明るくなるので視認性が増します。軽トラとかは良いと思うわ。
ヤフオク等であればもっと安いしもっと明るい物もありますが、あまり期待しない方がいいのかな?
純正になるとアルミヒートシンクが比較的大きいわけです。
これはファンが付いていませんが、パワーLEDの発熱量って実はまぁまぁえぐくて下手をすると100度を超えます。
安物の中華製になると放熱が間に合わず素子が焼き切れるリスクもありますから、国産と言わなくても「保障1年」を謳っている商品にしましょう!
こういう感じになるわけですが、このタイプは配光がしっかり出るんだよね。
バイキセノンリフレクターと言われる純正のHi/Lo切り替えタイプは配光が出ません。もしかしたら出るかもしれないけどたぶん出ない。
ホンダであれば「フィット」「フリード」「ステップワゴン」、日産なら「マーチ」「キューブ」「セレナ」とかの一部だな。トヨタも何種類かあったかな「ポルテ」「シエンタ」とかだったかな。
どうしてもLED化したい場合は別途リレーを作る必要がありますが、純正のハロゲンASSY一式を用意してH4バルブでのLED化というゴリ押しの力技がありますけどねw か、ごっそり移植か?
こういう奴ね!
ヤフオクで1点だけありましたが、国内在庫品ではなく落札から注文の販売形態(空在庫)みたいなのでぶっちゃけ微妙です。
40Wは明るいわ!
国産車の軽から普通車に多いバイビームLEDプロジェクターで24wとかだった記憶。
専用設計だしファン付きで放熱も大丈夫そう。ただし、いろんな種類がありますが日本では売ってないし海外光軸(要加工)なんだよね。
こういうわけのわからん商品に手を出すぐらいなら移植した方が配光がしっかり出るからね!
でね、「明るい」と「眩しい」を履き違えた奴が多いんだけど、最近は「光害」という造語ができたぐらい頭の悪い奴が増えました。
ウインカーやバックランプにクッソ明るいLEDを入れる奴がおるやん?
マジで迷惑やで?
これは前回紹介した2色切り替えタイプです。
オートバックスではこの価格ですが、ネットで探せばもう少し安いです。
晴れの日はホワイト、雨の日はイエローに切り替える。LEDの特性から考えれば良い商品だと思います。
それでは【本題】です!
その前にね、どこかで書いてやろうと数年前から決めていたことがあるので先に書きたいと思いますw
レンズ径やマフラー径でよく使われる「パイ」というワード。〇に/のお馴染みの記号ですが変換しても出てこないですよね?
「ファイ」ですから!
あ~っスッキリしたw
ただね、今更このワードを使っても『何言ってんのお前?』みたいになりそうだから「パイ」で書きたいと思います。
【 IS 】&【 GS 】
初期型レクサス車の一部に採用されたバーナーを横から入れるタイプのHIDプロジェクターです。
左がISの「バイキセノン」で右がGSの「シングル」になります。
【70パイ】&【60パイ】
共通でも良さそうでしたがレンズ径が異なる以上にリフレクターの容量も小さくなりGSの方が暗いですね。
何が凄いのか?
この当時の最新の光学が用いられており、内部のリフレクター形状がドエライコトになっていますw
こういう感じですね!
通常の縦入れ式プロジェクターは上部のリフレクターしか使用しませんが、本来はロスする下部にもサブリフレクターを設け上部に再反射させてますね。
どっちが先か忘れましたが、この200系クラウンはその光学技術で本来はロスする下部への光をパラボラリフレクターで拡散できるようになっています。
すっげーワイド光なの!
【 D2とD4の違い 】
左がD2規格用で右がD4規格用になります。同じ縦入れ式で比較するとわかりやすかったですが持ってないもん。
バーナーのトップの切り欠きが青〇になりますが、D2とD4とでは固定用のチョボ位置が異なります。それだけです。
バーナーの各寸法は同じだし発光点も同じなのでチョボさえ落としとけば灯体の再利用も可能になります。
「D1」と「D3」が海外規格になりますが、特にヘラー製はメッキが弱いので加工には不向きです。
そんな感じ?
忘れるところでしたが、LEDバルブを入れてみましたがレクサス用は全然ダメで使い物になりませんね。
カットラインがあるから配光は出ますが、左右のワイドさが完全に殺されるのでバイク用であればOKかな?ってレベルでLEDは不可でした。
HIDの一択ですね!
とりあえず入れてみた。
物理的に仕方がありませんが、どうしてもダークスポットが発生します。
【 35w HID フォグ 】
軽く勾配があり水平が取れていませんが…ヘラー製のプロジェクタータイプなので均一な配光になっています。
【 LED 2400㏐ 】
タダで貰ったから文句を言ってはいk…やっぱり暗いですね。ハロゲンよりは明るいけど。
10000㏐オーバーのLEDだともう少しマシなんだろうけど…現状は純正色HIDが全天候型のオールラウンダーで見やすいと思います。
というわけでHIDに戻します。ついでにさっきのGSのプロジェクターでワンオフのフォグランプも作ってみようと思います。
強度的にイケそうだったらフロントグリルをぶち抜きたいんだけどねw
灯体はアイポイントに近づけた方が明るく感じるからヘッドライト位置まで上げれたら理想の配光がでます。
だからね、いくら高ルーメンのバルブを入れようが所詮フォグはフォグであって、時速60キロ以上出すとゴミに近くなるよね。
そんな感じ?
おわり