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ザリガニ飼育 【多頭飼育論】

【第2回 多頭飼育論】固定概念を疑うべき ♯ザリガニ飼育

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この記事は今後書いていく「ザリガニの多頭飼育」の心構えと言うか、数ある構成要件を1個づつ潰していく為の前記事の回目になります。

本当は1本にまとめようと思いましたが、異常に長くなるので小分けにして記事を分割します。

では、張りきって【第回】のスタートです。

 

【第回】の内容を読んで貰うと気付くと思いますが、「多頭飼育」うんぬんの前に「正しいザリガニの飼育方法」に内容を振ってるんですよね。

僕はザリガニの水槽での飼育歴が約1年ですが、3年以上前から自然環境下の生体を見てきています。

いつものここね!

 

『じゃあこの2年間は?』と思われるかもしれないけど、要は息子が『家で飼いたい』とは言ってこなかったし、自然環境下の生体の生息状況を見る限り『割と面倒くさそう…』と薄々感じていました。からの2017年の「タイゴーストフィーバー」という流れですね!

 

多くの人がインターネットで検索した内容に基づきザリガニ飼育を始めると思いますが、僕の「入り」はあくまでも自然環境でありそもそも根拠を示さない人の飼育方法に興味がないし、参考にする気もないし、まして人に紹介することなどできません。

 

現状はいろいろな目的で各家庭にてカラーザリガニ(別種も含む)が飼育されていますよね!

2017年、2018年に引き続き2019年もがザリガニ飼育の主流になると思います。

ちょっと補足すると

全ての人を確認した訳ではありませんが、ザリガニの事を想って飼育環境の改善(飼育水作り含む)をSNSで発言されている方は極々一部ですね。

とにかく皆さんが大好きですよねwなんで?

 

家庭でのザリガニ飼育全般を順番に10個に分類すると、始めの「1.」「2.」「3.」はどう考えても「飼育環境の確立になります。

基礎をしっかり学ぶから応用力が身につくわけですよね?そして、どの分野でも「基礎」は面白く無く「応用」の方が圧倒的に面白いんですよね。

ザリガニの「色で遊ぶ」を順番にすると最後の「8.」「9.」「10.」じゃないですかね?

色については懸念材料があるので後でも少し触れたいと思います。

 

本題に戻り【多頭飼育論】です。

・多頭飼育による欠損

これが一番の問題というか、多くの人が嫌がる事象だと思います。

ザリガニの大きなハサミはカッコいいですよね?取れたら嫌ですよね?

SNSにアップするには綺麗な完全体の方が映えますもんねw

・ハサミが取れると問題なのか?

1本であれば特に問題ありません。2本とも取れると「交尾」ができなくなる可能性(非常に困難)がありますが、「生命維持の観点」から言えばこれも特に問題ありません。

そもそも

野生の個体は割と取れてるからね!

でね

よーくご存知だと思いますが、ザリガニは体の構造上「ハサミが取れても」再生する仕組みになっています。「トカゲの尻尾切り」のようにハサミを自ら切り捨てる行動(自切)もありますね!

そういう意味では

生息場所にもよりますが、3年以上生きた生体の完全体を見るける方が困難とも言えます。

コイツなんて無敗の絶対王者」ですよ!

・自然環境下でハサミが無くなるケース

脱皮の失敗でもハサミを自切したり、エサの取り合いやメスの奪い合い等でも自切する場合があります。

あとは…やっぱり…

天敵に襲われた場合にも自切をしますね!

アメリカザリガニはもともとコイツのエサとして日本に輸入されましたよね!

バクっとハサミに噛みつかれても自切する事によって逃げることが可能になります。むしろ、自切ができないとそこでチェックメイトです。

自然界には「食物連鎖というピラミッド」が存在ます。大きなハサミがありパッと見では強そうなアメリカザリガニでも序列は低いですね!

つまり?

本来はハサミが取れても全く問題がありません。

・では何故問題になるのか?

まぁ動物愛でしょうね。

ザリガニはハサミが取れても死ぬことなく再生までできるように長い歳月をかけ進化を遂げましたが、人間様は取れたらアカンでしょ。って言うんですね。なんかオカシナ話ですよねw

自然環境下に「完全体」が多く飼育環境下で「欠損個体」が多いのであれば「飼育方法」に問題があると言えますが、むしろ逆で飼育環境下の方が綺麗な完全体が多いですね。

だって「愛玩/鑑賞」目的だもん。

たぶんこれが本丸でしょうね。

一部のカラーザリガニはまだまだ高価だし、せっかく買えた生体に欠損がでると『嫌だ!』という気持ちもよくわかります。

決してソレを否定する記事ではないからね!

でもね

「完全体」であることを重視し過ぎだと思いますね!

結果として単独飼育」を通り越して小さな隔離容器で飼育してるケースもSNSでは度々確認できます。

これも「底でじっとしてる」ことが多いという固定概念の基で『これぐらいなら大丈夫だろう』と実行してると思いますが、自然環境を知ってる人間から言わせれば「ありえない!」の言葉に尽きますよ!

・プロならOK

生業として繁殖販売をする方は別に問題ないと思います。

だって商売ですから!

購入時と到着時に相違があるとそれはそれで問題なので、むしろ単独飼育でお願いします。』と言いたいですね(笑)

問題は……

プロに憧れる無知の素人ですね。

ザリガニをコレクションとしてにしか見てないからあんな極悪な飼育ができるわけで、オマケで加えると無意識で安易に使う選別という言葉にただならぬ危険を感じます。

素人って割とルール度外視だもんね!

自然環境下では日常茶飯事の「生体が損傷する可能性」には否定的な人が多いですが、色を追求するあまり多くの生体を必要以上に抱卵させ、色味の気に入らない稚ザリは全て処分するんですよね?

色味が綺麗な残った個体は「商品価値」が下がらないようにもれなく小さなケースに隔離する事が多いですよね?

『可哀想…』と思う心を持ち合わせているのであれば、どういう基準なんでしょうね?

完全にダブルスタンダードだよね?

これについては【第回】でもう少しツッコミます。

 

余談になるんだけど、けっこう前にタイの「タイゴースト養殖地」の画像を直接見せて貰ったけどあきらかに規模が違いますよ。

日本在住の個人では人件費と維持費で絶対に負けるから勝負をしない方が賢明だね!

・多頭飼育とは?

ご自身の現在の飼育環境をものさしとして「多頭飼育」を考える人が多いと思いますが、規格60㎝水槽2匹入れても多頭飼育。1坪のビオトープ10匹入れても多頭飼育。FRPで作った全長7mの人工の川50匹入れても多頭飼育。25mプール1,000匹入れても多頭飼育なんですよ。

 

僕は「多頭飼育」に情熱を全振りしてるので…たぶん…水槽のリセット回数がめちゃくちゃ多いと思います。

多い時は一つの水槽で週に3回とかね!

「多頭飼育」に問題が多すぎるのなら、わざわざ無駄に時間を浪費してまで記事にしないんですよね。忙しいし!

脱皮は問題無いんですよ。

やっぱり一番の懸念材料は損傷や欠損ですね!

でもね

最悪の場合で片方のハサミが取れる可能性がありますが、それよりは程よく複数匹を一緒に飼ってやった方がザリガニにとっては好環境だと思うんですよね。

天秤にかけた場合にどちらを優先するのか?という事ですね。

 

例えば、オスとメスを一緒に飼育してれば「お年頃」になれば勝手に交尾をするんですよ。

無事に抱卵すればオスを出してね!

代わりにハサミが1本欠損し攻撃力が落ちた抱卵個体よりも小さなメスを入れておけば水カビが発生する前に脱卵した卵も食べてくれるし、良い意味で「放置できる環境が作れます。

これのメリットは水槽1つあたりに掛ける労力を減らせるので、単純に水槽を増やせもっと楽しむ事もできます。

僕が考える【多頭飼育論】とはむやみに生体を詰め込む事ではなく、飼育の幅を広げる為の可能性へのチャレンジになります!

だーかーらー

楽しいよ?????

 

長くなったのでここで1度切ります。

続く。

 

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