一番最初の告知はいつだったか忘れましたが、当ブログにおける「ザリガニ飼育」の3本柱。
1.【爆弾級】
2.【真理級】
3.【革命級】
1.についてはどこかで書きましたが、どのカテゴリーに入れ込んだのか探すのも面倒くさいので適当に見つけて下さい。
本記事である【真理級】はH30年度までの【ザリガニ飼育-奮闘記】が本体であり当初は割愛していましたが、どちらかというと“技術的”な話ばかりだったので文字通り「メンタル」について書いていこうと急遽思いつきました。
噓だからねー。
いつか書きたいと思っていましたが、当ブログでは「カラーザリガニ」という表現であったり基本的には固有名詞を極力省いてきました。
ちょっとこれでは説明がしにくいし、少し前に書いた「何を目指す?」なんかも特に初心者の方々はチンプンカンプンだと思います。
あくまでも僕の独断と偏見による構成になりますが、現在ザリガニを飼育しTwitterで情報発信をされている3名をピックアップしました。
一個人ブログで紹介するのもどうかと悩んでいたというか…面識が無いから迷惑になったら…とかも考えましたが、後に続く若者たちの為というかもう「有名税」だと思って諦めて頂けたらと思います。
No.1:北の瑠璃 氏
先に、ザリガニの名前ではなく「北の瑠璃」がお名前でしたら今まで呼び捨てにしててすいません。そう言えば何度か書いてました(笑)
今日の「ジュニア」
雪も降るようになりミミズも入手しづらくなってきたので、大粒の金魚の餌をやってみました。珍しいものをもらって大事そう。 pic.twitter.com/9aaf0bYqym— 北の瑠璃 (@kitanoruri001) 2019年11月24日
日本固有の在来種「ニホンザリガニ」の中でも青色発色の「北の瑠璃」のブリーダーさんになります。
北海道の南の方に住んでおられますが、長期飼育が難しいニホンザリガニをコンスタントに繁殖させているパイオニアであり、スキルの高さや自然環境などもしっかり観察されているバッチバチの「飼育者」になります。
比較的温暖ですが、今日はこの冬初めての真冬日。
1ヶ月ほど水に浸してから丁寧に並べて漬け込んだ今年物の落ち葉の上に、できの良い昨年物を「種菌」として加えます。 pic.twitter.com/tmekskdaRb
— 北の瑠璃 (@kitanoruri001) 2019年11月28日
この画を見るとビビる人が続出すると思いますが、この熱量はそう真似をできるものではありません!
ニホンザリガニはザリガニ種の中でもひときわ“異質”なので、将来的にニホンザリガニの飼育を考えられている方は是非参考にして頂きと思います。
とにかく投稿されている画像が素敵なので、いちいち聞くのではなく“技”を盗んで下さい。
一応ね、僕が製作した「環境」に水槽用クーラーを接続すればニホンザリガニでも長期飼育が可能なスペックにしてますが、どこまで行っても僕の基軸は「アメリカザリガニ」だし、一度も自然下のニチザリを観たことがないからこの方を越える事は絶対にできません。別に勝負はしてないけどw
同じ「飼育者」としてのプライドもありますが、北の瑠璃氏がストレートを投げるのに対し、僕が投げれるのはせいぜい変化球なのでニチザリについては…
『道民に聞け!』
になってくると思いますが、まずはご自身で調べれるだけ調べて下さい。
ニホンザリガニだけに「和」だから【道場 六三郎】にしときましょうか。
No.2:エビガニ 氏
まず始めに、「飼育者」「キーパー」共に【美学】があるので当ブログでは「キーパー」をディスってるわけではないことをご理解頂きたいと思います。
この方はカラーザリガニの中でも【ナイトメア】シリーズ?派生?をブリードされている埼玉県在住の方になります。
1.2.3.4号機。ポンプ一台有れば稼働します。水質は安定してるかわからないけどザリなら問題無し! pic.twitter.com/lgsujA86d8
— エビガニ (@OVHhiwGl35K3gb5) 2019年11月15日
僕から言わせればバッチバチの「キーパー」ですよね!
このような集中ろ過方式のシステムは販売してないからワンオフで作らないといけないのでビビる人が続出すると思います。
ペットショップで見かけるこのシステムの簡易版と言えばいいのかな?
店舗物は魚類がメインになってくるので全ての水槽が独立配管になっていますが、ザリガニの飼育であればここまでの設備は不要になります。
そうは言っても、こんな設備が4機もあると例えば3ヵ月に1度の頻度でオーバーホールをするとなると1年12カ月で毎月どれかの掃除をしてる計算になりますよね。
製作するだけでもそれなりお金が必要だし、維持費等もそれなり掛かってくるので簡単に真似ができるものではありません!
ただね、ここまで設備を整えれば当然ながら各生体のコンディションが揃ってくるし販売にあたっても完璧な単独飼育なので生体単価も上がります。
「色遊び」をしたい人はこの人を見習わないといけないよね。
この方を「中華」の【陳 健一】にしましょうか。
No.3:nama.co 氏
福岡県在住の方です。
ちょっとこの方には驚かされたと言うか、以前どこかで「飼育者」と「キーパー」は両立しないと書きましたが、この方は両立させてるんですよね(笑)
稚ザリ達も足場&食料が補給されて安全安心👈️⛑️ついでにカワニナとカワトンボのヤゴも混入しているがキニシナイ😗 pic.twitter.com/sn4IzcHfuh
— nama.co🦞🍣 (@namaco8739) 2020年2月2日
ヤゴも飼ってるのか…w
水草関連もされてるそうで「ザリガニ飼育」に融合させている辺りも非常に特徴的だと思います。
アナカリスも自然下へパク…採集に行かれてるみたいですが、アナカリスみたいな外来種は見つけ次第パクって下さい。ソレが日本の自然環境の為になるしザリガニにも有効ですからね!
大阪市に住む僕が水草を揃えようと思うと全部購入になるからね。だからね、このように自然下で調達できる人はどんどん取り入れた方が良いですよね!
この方を「フレンチ」の【坂井 宏行】にしましょうか。
それではお三方の簡単な紹介が終わったので【本題】に入りたいと思います。
それぞれのザリガニ“道”
これまた以前に『ザリガニは奥が深い』と抽象的に書いていましたが、観てもらった方が早いな。
ニチザリについては“異質”であるものの、同じ「ザリガニ」という生き物を飼育しながら住んで場所(北、中央、南)がバラバラだしやってることもバラバラなんですよね!
例えば「金魚」だったら日本全国どこも同じような飼育になりますが、「ザリガニ」はここまでバラけるんですよね!
僕が言う「奥が深い」とはズバリこの事になります。
・何を目指すのか?
このお三方を料理人に例えましたが、和食をやりたい人が中華に弟子入りしても意味が無いんですよ。逆もしかり(笑)
僕は「楽しければ何で良くね?」をモットーに生きてますが、「ザリガニ」についてはある程度絞らないと結果が出にくいと思うんですよ。器用につまみ食いができるのであればソレに越した事がありませんが、やっぱり時間とお金が相応に必要になってきます。
上の地図の青〇が大阪市の僕になりますが、当然ながらこのお三方とは違う事をやってます。
料理人で例えると…
……
…
製菓でよろしいか?w
欲しがりさんでスマンなw
次のフォーミスの記事で僕がこの2年半の間やってきた事にも触れますが、『ついて来ない方がいい』の“意味”も感じると思います。
ちょっと真面目な話
2017年にタイゴーストザリガニがブームとなりましたよね?
今どうなってます?
一時は取り扱う業者が増え、新規飼育者も増えザリガニ業界自体が盛り上がったと記憶しています。
今どうなってます?
もうわかると思うんだけど、ザリガニの“色”だけでは本質的な“魅力”なんて伝わらないし続かないんですよ。
【生け簀 / いけす】
もはや「アメザリの呪い」だと思ってますが、あまりにもこのイメージ(固定概念)が強すぎるんですよ。
実際の日本国内における「ザリガニ飼育」の95%以上はコレに水を足しただけでしょ。
結局ザリガニの「生態」を調べてる人が極端に少ないからザリガニの良い所を全て殺した環境ってことにすら気付いてないわけ。
そりゃ流行らんわ。
リアルじゃない人の方が多いと思いますが、昨日も今日も明日だって新しい命が誕生し、これから暖かくなる春を迎えザリガニ釣りを通してザリガニの飼育を始める人も一定数出てくるんですよ。
それも毎年ね!
ある程度の発言力がある人は「模範」となるような飼育をして頂きたいですよね。
とにかく
飼育者を増やした方が良い!
理由がわかりますかね?
簡潔に書くと
環境省が嫌がるから!
以上。