超久しぶりにまともな記事ですw
結果報告と言うか、完全に度忘れしてた内容もついでに書いてるので…早速スタート!
種を問わずザリガニはデトリタス食性になります。
身近な物では「落ち葉」ですよね!
では、この【落ち葉】
何が理想なのか?
まず拾ってきた落ち葉を使う場合は農薬の散布をしていない公園を選びます。わからない場合は公園管理事務所に問い合わせるか、落ち葉に「虫食い」の穴があるか確認しましょう!
僕の場合は大阪城公園です。
わざわざ採取に行くのが面倒くさいんだけど、横の小川のザリガニ達の状態を見る限りまず間違いないであろう!と。
先に度忘れしてた内容。
昨年に「落ち葉」を使った環境を複数個紹介してきました。
【第1の冬眠水槽】
これは昨秋生まれ(当時)の稚ザリ達を冬眠させるべく作った環境でしたが、落ち葉を大量に使っています。
赤〇は最後の抱卵個体でその後【第3の親子同居冬眠水槽】へ移動させましたが、こちらの環境も落ち葉をそれなりに使っています。
【第4の冬眠水槽】
ここからが書き忘れです!
見ての通り、散ってすぐの落ち葉を使っているので非常に色味が鮮やかですよね?
昨秋作ったそれぞれの「冬眠水槽」全てに落ち葉を使っていますが、1番の目的はデトリタス環境の構築ではなく、潜る為の泥の代用品【積層落ち葉】になります。
要はね、こんな色鮮やかな微生物が付着していない落ち葉なんてザリガニでも食べませんw
ただし、しっかり微生物が繁殖していけばガッツリ食べるようになります。
◆警告◆ 注意点について!
完全に漏れていた内容になりますが、この「環境」が成立する仕組みとしては冬季における水温や活性の低下が前提になるので、水温が上がりだすこれからの時期にやると非常に危険です!
ある程度微生物が湧いてくると当然ながら酸素の消費量も増えます。水温が上がると水に溶け込む溶存酸素量の上限自体が低下するので一言で危険。止水環境では最悪。
直接要因ではありませんが、間接要因として「水が死ぬリスク」が考えられ事故が起きる可能性があります。
水槽内を複雑にゴチャゴチャにすれば簡単に「多頭飼育」ができると考えている人も多いと思いますが、やってみればわかりますがまず失敗というか事故が起きるでしょうね!
僕が記事内で使ってる「多頭飼育論」の言葉。当然ながら【論】の漢字を使うだけの理屈があります。たぶん今後どこかで説明すると思います。(※予定は未定)
でね!
この【積層落ち葉】の環境ですがかなり危険な環境と言えます!
これからの季節では絶対にやめた方が良いですね!
ゴメン!…w
書くの忘れてたw
それでは気を取り直し!
この「浅漬け」落ち葉では本来のデトリタス環境は成立しないと感じて頂けたと思います。
では何が良いのか?
僕が調べた中ではサイトかブログで2名の方が「落ち葉の漬け込み方」を紹介しています。迷惑になるといけないので割愛しますが、僕もソレを真似て昨秋から作り出したんだけど…あの~…速攻で無くなったw
手間がかかるから少ししか作らなかったんだけど、下処理というか使えるまでに時間もかかるから…ぶっちゃけ割に合わん!
ちゅーわけで!
取りにいくべ!!!
いつもの大阪城公園です。
昨年は主に水に浸かった物をチョイスしていましたが、今回は採取場所を変更します。
その前に!
大阪城公園に「バナナの木」があるのを知ってましたか?
ほらね!(真顔)
美味かった!(真顔)
ここですね!
ぐっちゅぐちゅになってるでしょ?
わかるかな?
発酵と言うか黒っぽくなっていますね?
簡単に言えば「天然の腐葉土」です。
ミミズもいてるので状態は完璧です!
た だ し !
今年はこの場所で「ザリガニミミズ」が発生してるし、ここに限らず天然物は寄生虫の類が必ず付着していると思って下さい!
結局…相応に手間が…
何度も流水で洗浄もするから水道代がかかるし、ぶっちゃけ効率が良いとは言えませんが、熟成保管を大阪城公園にやって貰った感じ?と説明すればいいのかな?
水を切って
完全乾燥に3日を掛けて、太陽光による紫外線殺菌も同時に行います。
ここから一度水で戻し、再度目視による確認で問題が無ければ暗所で漬け込みます。
結局手間なのねw
まっ「愛のカタチ」やなw
終わり。