【裏蓋】がある程度形になったので続いてベルトを通す穴を修正します。
現状はベルト2枚分が入る厚みになっています。
全幅こそドンピシャですが、全高についてはスッカスカ!
ついでに言うと最上部の【コの字型のくぼみ】も気になる所です。
これは何でしょう?デザイン?
ついでにコレも誤魔化したいと思います。
仕上がりラインをマジックで印を付けます。
3㍉厚のアクリル板で強調し過ぎない大きさを決めます。
本来であれば接点が大きい下側を隠す方が作業が楽だし強度が出ますが、下側を隠すという事はドライバーを装着した際にベルト止めがより体の方に食い込む形になります。
これで遊ぶのは息子ですから、できるだけ使い勝手が良いように仕上がり重視で製作します。
こういう所ってね、けっこう頭を使って手が止まります。
そのままの平板を貼り付けるとさすがに不細工なのでちょっと整形します。
先端を『コの字』型に角を落とし丸くしています。
形が分りにくいですが、色を塗れば良くわかると思います。
同じ物を左右分の2個作ります。
こんな感じで接着します。
色を塗ってしまえば後付け感が消えナチュラルになると思います。
正面から見ても強調することなく非常にシンプルです。
本体側面と接点が少ないため裏からエポキシ樹脂でガッツリ補強します。
ついでに上下の隅もエポキシ樹脂を流し込み一体化させます。
この角は比較的強度がありますが、たわみ防止の為の予防策です。
内部は完成になるので【改造記その2】で切り出した裏蓋のベース材を接着します。
アクリルサンデーを少し流し込み、とりあえず接着します。
乾燥後ベルト止めを裏返して隙間に一気に流し込みます。
まず接合部の隙間を完全に殺す為にパテを塗ります。
乾燥後に
一度全面にパテを盛ります。
ここから完全乾燥させます。
ピンボケですが…
先ほど接着したサイドパーツのおかげで隙間が1㍉になりました。
これ以上狭めるとベルトがすんなり通らなくなるのでこれが限界です。
パテが乾燥したので削っていきます。
とりあえず削ります。
パテは少ないにこした事がないので、少し高い赤い淵をアクリルの面まで削ります。
で、均等に削るとパテが不規則に残ります。
微妙に高さがズレているのが原因で綺麗に面を出す事を優先する為にアクリル面のパテを除去します。