たぶん10月終わり生まれだったのでそろそろ1歳を迎える我が家のスッポン。
【 ポン吉 たぶんメス 】
前回までの「ホテイアオイ水槽」が限界を迎えたのでリセットがてら引き上げサイズを測ってみることにしました。
甲羅が6㎝ほどなのでそれなりに大きくなったとはいえ、まだまだ可愛いサイズです。
この1枚では大人しく見えると思いますが、基本的には水生生物を水中から引き上げる行為はNGなので撮影時以外は止めておきましょう!
あとはね、無駄にベタベタ触る行為もNGですね。
「犬」や「猫」みたいな世間一般的な認識の「ペット」だと特に問題はないというか、むしろ触られ撫でられると喜びますよね?
そういう場合はOKです!
このような人間に懐かない生き物をむやみに触ると生体にただ恐怖を与えるだけです。
だから「ザリガニ」もそうだよね。別に人間様に持たれてくて外骨格が固くなったわけではありませんが、ベッタベタ触りまくってる動画がよく転がってるんだよね。オマケにスッゲー雑いし。
何だろうねアレ?
『こんな大きなハサミがある危険な生き物を触れる僕ちゃんカッケー』だか何を伝えたいのかよくわかりませんが、いくら「動物愛護法」に抵触しないド底辺であろうが生き物が嫌がることを平気でできる奴なんてしれてますよ。
この辺りは別の記事でもう少し掘り下げようと思います。
で、コレな!
このサイズでもスッポンは噛みにきます。だってスッポンだから!
要は口を開け威嚇をしてるわけですが、このような持ち方を続けているのでスッゲー怒ってるわけですね!
ペットショップで購入できる「カメ」はここまで気性が荒い種が少ないと思います。僕はペットショップで「スッポン」を一度も見たことがありませんが、正直なところウケないだろうし飼いにくいカメで間違いありません。
【 ごく普通のカメ 】
ペットショップに限らず一般家庭でも「普通のカメ」の飼育はこのような感じが多いと思います。
砂利を敷かない「ベアタンク」に加え、水深がかなり低いですよね?
入れ物も「プラケ」と呼ばれる昆虫ケースみたいな物が圧倒的に多いと思います。
「普通のカメ」であればコレでもいいのかな?やったことがないから詳しく知りませんが、「ザリガニ」もほぼほぼこういう感じだよね?
ではスッポンは?
こうなります!
まだ小さな水槽になりますが、見ての通りかなり水深を深くしています。
これは今シーズンの「冬眠用」として一度データ取りの為に作ってみたわけですが、この水量でどの程度「水質が維持できるのか?」になります。
とりあえずスッポンはほぼ「甲羅干し」をしません。足に付いてる「水かき」が大きく泳ぐのが大好き。
何より「普通のカメ」よりも圧倒的に潜水時間が長くほぼ水中にいます。流石に調べてみると長い首の皮膚?から水中の酸素を取り込むことが可能なチート野郎ということが判明しました。
ほぅ…なるほど…。
ということは…「上部式フィルター」を付けてしかり水を循環してやれば「冬眠環境」はそう難しくありません。
ただなぁ…
撮影用に多めで配合飼料を投下していますが、入れて直ぐはそこそこ食いつくもののソッコーで飽きるみたいです。
そのまま置いとけばそれなりには食べますが、あまり好きじゃないんだろうね。
ほぼ水中にいるから、このようなベアタンクにすれば沈下性の配合飼料も使えなくはないわけですが…
ガラス越しの撮影なのでちょっと不鮮明ですが、物陰から水面を伺っていますよね?
普段はこのような感じですが、「獲物」を探しています。
スッポンは一応「雑食」と言われていますが、ほぼほぼ「肉食」と考えられるのでとにかく「動くもの」を餌と認識して噛みつきに行きます。
コレに近いかな…?
トンボの幼虫である「ヤゴ」の中でも特にヤンマ系は肉食でしたが、動くものにしか反応しないから「活餌」を用意しないと育たたないんですよね。
ヤゴなんていずれは「トンボ」になり羽ばたいて行くのでメダカを用意しても限定的ですが、これがスッポンになると…いちいち買ってられない…育て増やすのもコストがかかる…
本当は特定外来生物に指定されている「カダヤシ」を池から取ってきて“再利用”できれば良いわけですが…
スッポン用の生餌としては生きたまま移動させないと話になりませんが、もちろん外来生物法違反になるのでできません。
たぶん死んだ小魚でもピンセットで挟みゆらゆらさせ泳いでるように見せれば食いつくと思うんですよね。メンドクサイ
で・あ・れ・ば・?
一番現実的かな?
いや…地方部に住んでる人で近くにアメザリが繁殖してる池があればコンスタントに供給できますが、大阪市では…わざわざ大阪城公園にまで…取りに行くのは…いや…今は数が少ないし…
もう我が家ではザリガニの繁殖はしないので「ザリガニ案」も厳しいか…
今度ね、一度「イワシ」を与えてみようと思ってます。細切れにした冷凍がまだ残っていたと思うので。(※処分されていなければ)
ただなぁ…
現状は食べ残した配合飼料が底に溜まるし、何よりフンの量も多いので「上部式フィルター」がどうこうと言うよりも「換水」をした方が早いですね。
だから「上部式フィルター」はあくまでも水中の溶存酸素量を低下させないために水を循環させる目的ぐらいになりますが、在るのと無いのとではそれなりに差が出てくるでしょうね。
そういうわけで!
基本的な飼い方が普通のカメとは異なるので「スッポンは飼いにくい」と覚えておきましょう!
おわり