【 ミ ズ ゴ ケ 】
いつ孵化したのか忘れました…たぶんカメ類全般に当てはまると思いますが、孵化直後からエサを食べだすということはありません!
これはホームセンター等で販売されている「ミズゴケ」になります。容器のサイズによって異なりますが、一定量のミズゴケを水で湿らし汚れを事前に取っておきます。
【 ダイソーのプラケ 】
3種類のラインナップがありますが、一番小さい「100円」のサイズになります。
ビチョビチョでは具合が悪いので軽く水分が残るように搾ります。
これが孵化直後のすっぽんの赤ちゃんの「ベッド」になります。
【 栄 養 袋 】
名前はカジサック…オーザック…コサックダンス…なんだったかなぁ…。
「ヨークサック」という名前みたいですが、この栄養を吸収してからカメらしくなる…。
生体としては不完全な状態で殻を割って出てくるわけですが、たぶん卵の内部で丸まっており窮屈になって『もうムリー』じゃないかな?
孵化してからはヨークサックの栄養を吸収するので、平均で1週間ほどは潜ってじっとしている事が多いようです。
孵化直後でも生体の大きさは卵の直径を超えています。
たぶん骨格を正しい位置に固定する期間でもあると思われるので、弄り回さずにそっとしておきます。
簡単に言えば卵から出てきたけど、まだ卵の中にいる状態って感じですかね?
【 甲 羅 の 裏 側 】
孵化直後をじっくりと確認したわけではありませんが、たぶん3日程でヨークサックが吸収され消えたと思われます。
たぶん外気温にも依存すると思われますが、カメ類の産卵時期はおよそ決まっているのでそこまで大差が無いとも思われます。
【 注 意 点 】
このようにプラケを持ち上げ、底から確認しています。
孵化直後ということもありますが、すっぽんも割と怖がりで人を見て暴れることがあります。
水生生物全般に当てはまりますが、本来はベタベタと直接手で触るものではありません。
ザリガニ種なんかもマンマですが、人に慣れない生き物を無意味に触る行為は生体に恐怖を与えるだけで、生き物好きがやる行為ではありません。
勘違いばっかりですね。
2~3日に一回の割合でミズゴケを交換し、ついでに生体の状態も確認しておきます。
健康な生体であればしっかり逃げ暴れます。
【 初 め て の 水 】
甲羅が浸かる程度の水量です。
甲羅高の3倍までの水深であれば首が伸びるので体勢を崩さずに顔(鼻)を出し呼吸ができますが、あまりにも深すぎると溺れるかもしれません。
【 す っ ぽ ん の 足 】
通常のカメと同様に少し鋭利な爪が生えているので手に乗せると少し食い込むような感じです。
「水かき」がかなり発達しているので、広い場所で泳がせたらかなり速いと思われます。
10日ぐらいは暗くなった夜間帯に2~3時間ほど水に入れ、それ以外の時間帯はミズゴケのプラケに入れる。というサイクルにしました。
エサを食べだすタイミングが全然わからなかったので!
おわり。