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◆ すっぽん ◆

【簡単?難しい?】卵を孵化させる注意点は? #子供と楽しむスッポン飼育

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先日我が家ではすっぽんの赤ちゃんが生まれたので卵の孵化について書いておこうと思います。

あまり需要が無さそうですが、たぶんカメ類は共通だと思うし頭の片隅にでも置いておけば何かに役立つ…無いかな?(笑)

後は僕が調べながら感じた事などもまとめておきます。

【 すっぽんの卵 】

大きさは50円玉ぐらいですが、画像で観るよりも実物はもっと小さく感じます。

カメ類の最大の特徴はあの大きな固い甲羅になりますが、この中にどう納まっているのか考えただけでもワクワクしますよね!

ちょうど殻が割れたところですが、よく見ると卵の幅と甲羅の幅が同じですね。内部では丸まってた感じなのかな?

【 無事に孵化させる方法 】

卵の下には「ミズゴケ」を敷き卵の上半分を露出させています。湿度を50%以上保つ必要がありますが、卵が直接濡れないように離れた位置のミズゴケを濡らします。

卵がビッチャビチャに濡れている状態が続くと酸素を取り込めない為か死ぬ可能性があると言われていますね!

中には卵に直接霧吹きで水を掛けるやり方もあるみたいですが、ひょっとしたら注意するのは初期段階だけの可能性があるかもしれませんね!(詳細不明)




・気温(室温)について

野生のスッポンは関東以南に生息しているのであまり気にする必要はありませんが、25度-30度のレンジであれば約60日で孵化します。(有精卵の場合)

我が家のケースではたぶん58日でしたが、基本的にはベランダに出して放置でした。もちろん直射日光を避け風通しの良い場所に置いていましたが日中の最高気温は最大で33ぐらいにはなっていたと思います。

基本的な考え方は「有効積算温度」になるので20度-25度のレンジでも孵化するそうですが日数は75ぐらいまで遅れるようです。

温度を上げれば孵化日数を少し縮めることが可能とは言え、ソコは生き物なので自然界と同じような「25度-30度」レンジを推奨します。

疑問:ライトで照らすと中のカメが見える?

ネットで調べると割と出てくるネタがコレです。例えば太陽光や車のヘッドライトのような少し強力な光源を卵に当て反対側から見ると中のカメが見える…見える?

気になったから500㏐のハンディライトで試しましたが何も見えませんでした。

たぶんなんだけど…

先にこちらの説明になりますが、卵に黒い点が見えますよね?コレはマジックで天の位置をマーキングしている訳ですが、原則的に卵の天地(向き)を変えてはいけません。死にます!

また、基本的には持たない方が無難ですが、短時間であれば持ち上げても特に問題はないと思われます。

ですが、素手だと体温が卵にダイレクトに伝わるし、手袋をはめると力加減が難しく滑って落とすリスクがあるので自己責任です。

ライトの話に戻しますが、ライトで照らして中身が確認できるのは30日目ぐらいになるのかな?

要は、ある程度中身がスカスカでないと陰影がハッキリしないんですね!ウッカリ

そ う で す !




【初の爬虫類!】さ~てっ孵化するかな? #子供と楽しむスッポン飼育

一番最初にこの記事を書きましたが、『なんで孵化するタイミングがわかったんだろう…』と感じたアナタはセンスが良い!(笑)

そもそも特にする事がある訳でもないのでミズゴケの湿り具合を数日に1回確認する程度でさほど見てません(笑)。別に鼓動が聞こえてくるわけもないし。あっでも…黒い点の位置が少し移動してる時があったような…?。

そういうわけで、ちょうどライトで照らして確認してる最中だったんですねぇ~。だからさぁ、孵化直前で中身がパンパンに詰まった状態で照らしたところで光が透けるわけ無いのね(笑)ウッカリ

卵を持ち上げた際にピキッって振動が手に伝わったからひゃ怖ってな感じでそっと置いたんですね。

あとは殻が割れだし無事に孵化できた。という流れですね!

我が家のケースがたまたま偶然なのか定かではありませんが、その卵を見て頂くと左端に黒いマーキングが確認できます。

つまり真横にスパッと卵の殻が割れている状態になります。

すでに孵化から10日以上経っての撮影だから少し状態が悪くなっています。

黒いマーキングがそのまま残っていますよね?

実は持ち上げた際に伝わった『ピキッ』の振動はマーキングの反対側()でした。

てっきりマーキング辺りの天から殻が割れだすと思っていましたが、実際はから割れだしたので…人間の胎児と同じように頭が下の状態で成長してきたことになります。ふ~んっ不思議~。




薄く色を付けている所が卵の内側にある「薄皮」です。完全乾燥しパリパリになり殻から剥離しています。

すでに生気が抜けた為か物凄くもろくなっています。殻の厚みは鶏の卵とは比較にならないほど薄いのでやはり慎重な取り扱いが求められます。ケーキの上に乗ってる薄い飴細工ぐらいかな?

最後に一点!

爬虫類は店頭販売義務付けられているので通常は「ペットショップ」で購入することになります。

このについては例外でありインターネットでも購入することができますが、気を付ける点は無精卵を買わないこと!

文字通り無精なので待てど暮らせど絶対に孵化することはありません。また有精卵の場合であっても孵化率は100%ではないので途中で死ぬ場合もあるようです。

目安としては75を超えてくると少し注意ですが、特にこちらからアプローチができないのでとにかく静かに待つ!

卵の殻がぶよぶよになったり、殻の表面にカビが生えてくると生体が死んでいる可能性が高いそうです。

こんな感じかな?

おわり。




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