本日は10月8日ということで11月1日の【大阪都構想の是非を問う住民投票】まで約3週間となりました。
大阪周辺では少し騒がしくなってきましたが、僕の個人的な感想で言えば『予想より大人しいな…』なんです。
たぶん10月20日を過ぎカウントダウンが始まると最終決戦に向けあることないこと、本質的な政策の中身ではなく【大阪維新の会】へのデマやミスリード、誹謗中傷等もそれなりに出てくると思います。
まず、有権者である現大阪市民は冷静に俯瞰しなくてはいけないし、反対派の主張も大いに耳を傾けるべきですが、現状を調べているとやはりと言うか案の定と言うか、非常に汚い言葉を使い人を小馬鹿にするような言い回しが多く散見します。
どうでしょうか?
この【大阪都構想】については有権者が「賛成」か「反対」を表明する住民投票であるにも関わらず、政治的な思想や個人の私怨等の場外バトルに持ち込もうとしているのが反対派です。
そ こ で !
ネット上に転がっているデマ寄りのミスリードを集めてみたので「勝手にQ&A」をやってみようと思います!
別に大した話ではないのでトイレでウンコでもしながら軽~い感じで読んで頂ければ幸いですw
A:2012年8月29日大都市地域における特別区の設置に関する法律(大都市地域特別区設置法)が自民、公明、民主、生活、みんな等の与野党7会派により共同提出され議員立法で可決し同年9月5日に平成24年法律第80号として公布されたことから、賛成多数で可決された場合は【大阪都】に名称が変更できる法案が提出されることになります。
A:現在の東京都の【都】は地方公共団体いわば日本の行政区画の名称であり大阪都の【都】もこれに準じます。ちなみに「首都」という語が一般化され認識されだしたのは戦後です。
A:日本書紀に【難波宮】の存在が載っています。現に大阪市中央区法円坂から難波宮の大極殿跡が発見されており日本史から削除することは不可能です。その理屈で言えば日本の首都は現在の京都府になります。
A:政令市が廃止されるので財源と権限がセットで無くなります。旧大阪市から大阪府へ一元化される事業、移管される事業の説明が抜けています。また2000億円があたかも消失するかのようなミスリードですが、そのお金はどこに行きどのように使われるのかの説明も抜けています。
年金制度、医療制度、介護制度を確認すれば一目瞭然ですが、これからの人口減少や少子高齢化社会を迎えるにあたり、例え政令市の大阪市が存続しようがいずれは「住民サービス」の低下が起こります。これは大阪府市に限らず今後は日本全国で社会問題化するので各々がご自身の自治体の心配をしましょう!
A:賛成多数で可決されれば大阪市が廃止されますが、どう転んでも大阪が「県」になることなどありえません。また、名称が変更されるだけなのでこれまでの大阪市の歴史、伝統、文化が消滅することなど無ければ人口882万人都市がド田舎になることもありません。
A:意味がわかりません。
A:現在の大阪市長1人が275万人を見るよりも4つに分けた方が住民の声は行政に届きやすくなります。また大阪の独立や日本の解体等の情報はどこから発信されたものか定かではありませんがそのような妄想は存在しません。
A:それを踏まえ大阪府の特別区は東京都の特別区と制度設計が異なり財政比率も異なります。
ざーっと確認しましたが、そこまで大した話は転がってないし、なにより「竹中平蔵」「パソナ」「中華思想」「外資に売却」「反日政策」等々…陰謀論が好きそうな連中がテキトーに騒いでるネタが多い印象ですかね。ネトウヨってやつか?
そりゃそうでしょ。
僕は生まれも育ちも大阪市になりますが、40年生きてきてやはり大阪市のことを調べるだけで限界です。もっと言うとお隣の政令市である「堺市」の事ですらさほど知りません。他県の実情なんてもっと知らないし、むしろ興味すらありません。
大阪府の部外者がこれまでの大阪の歴史を知ってるわけもなく、テキトーにネットで調べて出てきた情報を基に言葉遊びで暇つぶしをしてるだけでしょ?
だって内容が薄いもんω
おわり。