【 鋼鐵塚 蛍さん(37) 】
主人公「竈門 炭治郎」の日輪刀を打ち続けてきた刀鍛冶です。
初登場時からヤべー感じがプンプンと伝わってきましたが、案の定というか…ちょっと不器用な37歳ですよねw
でね、子供向けアニメにマジレスをしたところで大人げないと言いますか…そうは言っても蛍さん(37)の切れっぷりに驚く人もいる…どうだろう?
コミカルな描写と言ってしまえばそれまですが、「武士と刀」の関係性から見ると実は蛍さん(37)が怒っている理由が見えてきます。
今回はその辺りを書いていこうと思いますが、このような「歴史」を少し調べるだけでも「鬼滅の刃」が更に面白くなるのではないでしょうか?
あまり難しく考えても仕方がないので子供向けに軽い感じで行きましょうか!
【 那多蜘蛛山編 】
十二鬼月である「下弦の伍・累」との戦闘で炭治郎の日輪刀が真っ二つに折れます。
累が放つ糸の強度は鋼よりも固く、血鬼術「殺目篭(あやめかご)」で更に強度が上がりますが、累の体は更にもっと固く…「水柱・冨岡 義勇」は一瞬で斬り落としましたが。
とにかくコレが最初の破損シーンだったと思いますが、この事実を知った蛍さん(37)は…
このシーンですよねw
このご時世にここまで情熱的な人ってそういないんじゃないかな?
もう激おこですよ(笑)
刀が折れる…これは刀鍛冶として非常に辛い現実だと言えます。
要は「自分の全て」を否定されたような気分になるんじゃないかな?
先にちょっとね!
【 鉄穴森 鋼蔵さん(26) 】
蛍さん(37)に比べ温厚な常識人。
このシーンよね(笑)
目の前で起きたことが理解できず言葉を失う鋼蔵さん(26)。
このシーンよね(笑)
伊之助は…二刀流♥
もうブチギレですよw
『ないわー』ってめっちゃ怒ってましたが、いまいち怒られている理由がわかってない伊之助が可愛いよねって話。www
そろそろ蛍さん(37)に戻しますが、時系列で物語を振り返ると「那多蜘蛛山編(破損)」→「柱合会議・蝶屋敷編」→「無限列車編(紛失)」→「遊郭編(破損)」と続きます。
このシーンだよね。
子供向けアニメだからこのような描写でも笑えますが、本来は武士にとって「刀=命」であって手放すときは「死」を意味します。
もう日が昇り始めたので問題が無いとはいえ、この時点で炭治郎は丸腰ですから、翌日以降は『どうするの?』になってくるよね。
だーかーらー・・・
もう“ダークサイド”だよw
ブチギレですwww
2回ほど『万死に値する』なんて言ってたもんね。
たぶんマジやでコレw
そういう意味では…
こんな画を見てしまったら蛍さん(37)はあまりの悲しみで絶命するんじゃないかなw
ここから真面目な補足をしていきますが
遊郭編第5話から抜粋してますが、「上弦の陸・堕姫」が相手だったとはいえ数回でここまでの刃こぼれが起きると炭治郎の技術不足が伺えます。
途中で刃が止まったので失敗ですね。
この真剣はさほど斬れないと思うのでしっかり振り抜かないと一刀両断できません。
でね、こうなった場合に「刃こぼれ」する可能性があります。要は「斬る」ではなく「叩く」になってるんですね。
だからね?
この「軸」がブレてしまうと刀身に力が伝わらないんですね。
だから「軽量の木刀」を作って体の動かし方、力の入れ方を繰り返し練習するんですけどね。
そして遊郭編の後に…
蛍さん(37)は蒸発します…。
というお話でした。
で、ここから僕が作った“日輪刀”の「意味」へと繋がっていきます。
つづく