ATCの方から向かうと中央分離帯が切れた場所から無料パーキングにダイレクトインできます。
僕は行き過ぎましたけど。
こういうのがあった。
たぶん閉まってたと思われますが、めっちゃ旨いオムライスとかがあれば南港に行った際は食べに行っても良いんだけどね。
パーキングを行き過ぎるとメインの入り口が見えてきます。
基本的にはこの場所が良いと思われます。
【大阪南港野鳥園案内図】
「中央展望塔」「北観察所」「南観察所」の3ヵ所がありますが、現在は「南」へ向かう道路が通行止めなので使えないのかな?
無料パーキングの開放時間は「9時~17時」となり、17時を過ぎると翌日まで施錠されるので無断駐車は止めましょう!
向かって右側が「北口」になりますが、そのまま「北観察所」へ向かい「中央展望塔」へ進むルートが良いと思われます。
お約束ですね!
僕は大阪市民歴が42年ですが、実はこの場所に来るのは初めてなんです。
もちろん「咲洲」は人工島になりますが、意外とアップダウンが多いし紹介したルートは少し距離を歩くのでスニーカー推奨です!
何段か数えていませんが、これぐらいのアップダウンがあった方がハイキングっぽいし、たぶんちびっ子たちも好きだと思います。
ほぼ人の手を入れてないと思われるので新鮮です。
たぶん「大阪城公園」「長居公園」「鶴見緑地」でこの画は撮れないですよ。
登ったらすぐに降りるのか。
見ての通り「落ち葉」が多いので雨の後は泥濘ができたり滑ったりが考えられます。
整備が行き届いた「都市公園」と同じ感覚ではダメですからね!
歩いていくとこのような分かれ道が出てきますが、子供に選ばせたら喜ぶだろうね。
我が家のお坊ちゃんはもう喜ばないし…その前にこういう場所へ一緒に来ることも無くなったんですけどね…。
木の種類や密度もそうだけど、すぐ横が「大阪湾」なのでたまに潮風が運ばれてきます。
文章では上手く説明できませんが、本来の森林の臭いとは少し異なり何か新しいですね(笑)
現在の大阪市内にこのような画は本当に少ないと思います。
どうだろうなぁ…僕の直感では「昆虫」も多そうな気がします。ただ、少し注意事項があるので下で書きます。
この右側がトイレです。
また分かれ道です。
ちびっ子がテンションMAXで勝手に走っていくと面倒くさいことになりそうですが、敷地内の道路は全てが繋がっているので迷子になることは無いと思います。
ただね、「どんぐり」や「松ぼっくり」も落ちてるので、夢中になって林の中に入っていくと怖いので目を離さないように!
そのどんぐりです。
いっぱいありますね。
中間付近辺りまで来ると野鳥のさえずりが多く確認できます。
鳥類は4月~7月が繁殖期になる種が多いので、ピーク時はやかましいぐらい鳴いてると思われます。
ザックリと「松」です。
市内でもそこそこの頻度で確認できますが、注目点は「幹の形状」になります。
コレに気付けるかどうかが“センス”ということになりますよね(笑)
ココから先が通行止めになります。
理由は知りませんが、2018年の「台風21号」の影響で倒木も多かったらしく、未だに片付いてない場所も残ってるそうです。って書いてた。
パッと見は「行き止まり」のように感じますが、道路はココで終わりで左を向けば「北観察所」になります。
ほぅ…なるほど…。
こういう感じなのか。
ここから眺めるだけ。
お約束ですね!
こういう感じらしい。
でね、一枚づつ紹介しようと思いましたが、数が多すぎるのでザっと流します。
【観察できる野鳥一覧】
ゴイサギ・ダイサギ・カワセミ・セグロカモメ・カルガモ・トウネン・ミサゴ・ハヤブサ・タカブシギ・アオサギ・ツバメ・オオバン・カイツブリ・ハシボソカラス・ウミネコ・ササゴイ・ハクセキレイ・コサギ・セッカ・オオヨシキリ・イソシギ・コアジサシ・オオソリハシシギ・シロチドリ・メダイチドリ・キアシシギ・ダイゼン・ソリハシシギ・ハマシギ・コチドリ・オバシギ・オオジュリン・セイタカシギ・アオアシシギ・オナガガモ・キョウジョシギ・チュウシャクシギ・ムナグロ
※順不同 左上から順に
っとまぁ、聞いたことがない名前が並んでいますが、この中でも「シギ」が多いですね!
赤〇で囲った建物が「中央展望塔」になりますが、この後に向かいます。
湿地帯ですよ!!!
めっちゃいいやん!
で、コレよな???
だから入るな!って。
昨今は『生き物が好きです!』って言っておけば何をやってもいいと勘違いしてるバカヤローを多く見受けますが、本当に生き物が好きなのであればそっと見守ればいいんだよ。
ココは少し開けてるからフェンスの方まで行ってみようか。
あーーーーー。
あのねぇ、滋賀県琵琶湖の湖畔も一部がこういう感じになっており、やっぱり降りてみたい気持ちは多少わかりますよ。
でも入るな!って話な。
これは中央展望塔へ向かう帰路ですが、このアングルだと時が止まってるというか、人類が消滅した後の世界というかね(笑)
そういう意味ではね、日本国内で唯一時が止まってる場所は「高野山-奥之院」だと思いますわ。いや、時計の針は進んでるけど。
時間が無くてまだ書いてないけど「豊臣家」を始め、一度は名前を聞いたことがあるであろう、要は教科書に載ってる人のお墓が多くありますからね。
計算されてるよね?
ほぅ…なるほど…。
はい、“宝物”はっけん!
迫力があるよね?
ある程度の歳月を要してこのような感じになるから、「うめきた2期」でいくら木を植えようがこういう“感じ”には絶対にならないんだよね!
上の方で書いた「昆虫」の話に戻したいと思いますが、昆虫は「足が6本」と覚えておきましょう!
“8本”は違うからね?
その“8本”の奴らです。
僕は蜘蛛が嫌いなんだけど、それは「好きか?嫌いか?」の話ですから。
別に手で触ることができるしタイムリーな話をしておくと、大阪城公園の方では人間のテリトリーに入ってきた分の蜘蛛の巣は見つけ次第片っ端から潰していってますから。
この形状よな?
たぶん都市部でこのような形状の「蜘蛛の巣」を観ることは無いと思われます。
ちょっと芸術的ではあると思いますが、一部のエリアで物凄い数の蜘蛛の巣がありました。
えーーーーーー
コレを思い出した。
思い起こせば現在特定外来生物に指定されている「セアカゴケグモ」も日本国内での初確認が【大阪府高石市】でしたからねぇ…えぇ。
タンカーのコンテナ内やバラスト水はどうしても外来生物混入の温床になりますが、そうは言ってもここまでグローバル化が進むとなかなか難しい問題と言えます。
コレはヤバい奴かな?
ここに本体がいました。
足がシマシマですね。
蜘蛛の巣の形状から軽く調べましたが「スズミグモ」っぽいような…専門家に見せてないから詳細は不明。そんな時間もないし。
まぁでもね、都市公園でこんな蜘蛛の巣があったらドン引きですよね(笑)
とにかくね、昆虫を探すにしろどんぐりや松ぼっくりを拾うにしろ、しっかり周りを確認して蜘蛛の巣を避けましょうね!
頭から蜘蛛の巣にダイレクトインとか想像しただけで気持ちが悪いもんね(笑)
【 大阪南港野鳥園 】
この建物が「中央展望塔」になりますが、基本的にはここからの観察で間に合います。
建物内はこんな感じ。
空調は無さそうでしたが、全ての窓が開いており海からの潮風が心地よかったです。トイレと自販機もありました。
とりあえずそれなりの「双眼鏡」があった方がいいですが、備え付けの望遠鏡もありました。
奥に見えるクレーン群が夢洲のコンテナふ頭です。
最初の「北観察所」が画面中辺りですね。
奥に見える稜線が兵庫県の「六甲山地」になります。
手前に見える2本の木がいいアクセントになってるよね。
画面中央の稜線が兵庫県の「淡路島」になります。
この画像は圧縮してるから拡大してもわかりにくいと思うので…
「明石海峡大橋」もバッチリ写っています。直線距離でどれくらいあるんだろうね?
そうそうそう!
この日は大阪平野の霞が取れていましたが、奥の稜線が「生駒山地」になるので山の向こう側が【奈良県】ですね。
奥にうっすらと見える稜線が「和泉山脈」になりその奥が【和歌山県】になります。
堤防を挟んですぐに大阪湾が広がっていますが、強風時なんかは絶対に海水が舞い込んでくるだろうから、この湿地帯の塩分濃度や生息する生き物の種類が気になる所です。個人的に!
このような自然環境では行けば必ず野鳥が確認できるわけではありません。
動物園ではないから!
そういう場合は暇つぶしにジャンボジェットでも眺めておいて下さい。
もしくは…
ジムとポケストップがあったので「ポケモンGO」でもやっとくか?
【 1983年9月 開園 】
ザックリと40年前だよね。
やはり定期的に「保全活動」もやってるみたいだし、コロナ渦でどうなってるか知りませんが「環境学習」もあるみたいですね。
これまでにこの園で確認できた野鳥は「254種」になるそうですが、種によって観れる時期が異なるのでしっかり確認しましょう!
今回初めて来てみましたが、なかなか素晴らしい湿地帯でぶっちゃけ驚きました。
興味があれば是非!
おわり