【 2022年6月6日 】
3日の金曜日の作業を最後に4日は大阪南港での撮影、翌5日は奈良県まで撮影に行ったので翌6日の月曜日のお昼です。
この場所は最後に書きたいと思いますが、作業開始から4週間が経ち「藻類」の清掃がそこそこ終わった状態です。
緑のフワフワした物体があちらこちらに点在しており『んっ?』と思われるかもしれませんが、3日の金曜日の時点でパッと見ではほぼ確認できないぐらいに除去してたんですよ。
もうため息がでるわ…w
下流域の川を渡れる場所の向かって右側です。
この場所も目視ではほぼほぼ除去できたんですけどね。
やっぱり上流の方から細かく切れた藻類が流れてくるし、藻類の成長速度も重なり…ということでしょうね。
6月に入ればいつ「梅雨入り」してもおかしくないので、総配水量を絞っており「川」としての流れが弱くなっていることも藻類の増殖の手助けになっています。
これも上流の方から流れてきた水草が水面上で堰き止めるように引っ掛かり、細かく切れた藻類が定着し増殖する温床になっています。
で、コレよな?
もう見ての通り誰かが水草を引き抜きそのまま放置の図になります。
アホなのかな?
この水草は作業当時は水面から顔を出したぐらいの小さな芽でしたが、それなりに成長してくれました。
そのうち抜かれるんじゃない?
作業前のこの辺りは別種で覆われており芽が出ていませんでしたが、残った根から芽が出始め成長が伺えます。
そのうち踏み潰されるかもね?
これは僕が作りました。
水流を良くするために一部で間引きをしていますが、余った分をこのように違う場所へ植え替えることでヤゴの羽化用の足場になります。
5月中に計5カ所作りましたが、内3ヵ所の水草が引き抜かれ固定用の石もろとも綺麗に破壊されてました。
で、コレよな?
何だろうね?
なんでこんな残酷なことができるんだろうね?
良心が痛まないのかな?
例え植物であろうが立派な「生命体」であって…ってわざわざ教えないとわからんのかな?
で、すぐ横ね!
足を入れて踏み潰してるんだよね? どうだろうか?
コッチもそうだよね。
例えばさぁ、ウチの息子に『気にせんでええから踏み潰してみ?』って言っても絶対にようやらんわ。
そんな教育はしてないし…というか大人の可能性の方が高いかもしれないね。
ココは別件だから全体的に色味だけでいいかな?
この後に書く「6月13日」とどう変わったのか?ぐらいですね。
コッチも別件だから…。
ほぅ…なるほど…。
この辺りは様子を見る為に「5月25日」あたりで作業を止めましたが…。
こういう感じか…。
ほぅ…なるほど…。
ココは残した箇所だったな。
ほぅ…なるほど…。
ココは綺麗に取った場所だったんだけど、「藻類」をどうこう言う前に別の話になってるんだよね。
もう…現状は解決策が無いので…どうしようもないのかな?
ド安定のゴミですね。
薄い緑のコケはもともとこの場所に生えるコケなので問題ありませんが、濃い緑の方が清掃の対象になります。
ため息がでるなぁ…。
もう…“氷柱”だよねw
ココは一段上がった上段部分です。
正に「川上浄めば川下清む」になりますが、川上が汚れていては川下も汚れます。
通常のデッキブラシでは完全に取り切れなかったので…「真鍮」か「ステンレス」の金属系ブラシで地のコンクリートの表面を1枚剥ぐように擦らないと綺麗に取れません。
この辺りも綺麗に取りきることは難しい…だからどんどん増えていくんだけどね。
こういうのも…これぐらい大きく成長しまとまってくれると簡単に捕れますが、細かく散った藻類の完全除去なんて無理だからねぇ…。
詰んでないかな?
岩に固着した分や既存の水草にまとわりついた藻類の除去…。
やっぱり作業ができる人数が欲しい所ですが、では人が多ければ完全に除去でき…るわけないんですけどね。
この辺りも目視で見える分はかなり取ったんですけどね。
少しでも残るとまた大繁殖するわけで…放っておくと下段に流れていき…
ここで大繁殖する…
というスパイラル…
どうしたものかなぁ…
ココが一番最初に出した最下流域です。
水草の芽が出てきました。
本当は上流の方からの作業が理想的ですが、僕が作業に入っていなければ今頃この場所は正に“緑の絨毯”のごとく水面が藻類に覆われてました。
もちろん水中に日光が届かないので芽を出しても光合成ができずに枯れていたことでしょう。
この場所はヤゴが多いからこの水草をしっかり育て、水面を覆う藻類を定期的にある程度取っておかないとこの辺りの環境が激変します。
まぁ…トンボが消えたら「ツバメ」も消える、小魚が消えたら「コサギ」も消えるって話なんですけどね。
つづく